【留学体験インタビュー②】台湾留学を経験した先輩

国際学部 国際観光学科
【2025年度広報活動奨励金 受給者による記事】
福井優空

国際学部国際観光学科の奨励金活動の一環として、留学を経験した先輩へのインタビューを全3回にわたってお届けします。
第2回は、台湾留学した先輩へのインタビューです。実際の体験を通して、留学の魅力や学びについて伺いました。

留学に至るまで

Q. なぜ留学をしようと思ったのかですか?

A. 1回生の授業で中国語を学んだことをきっかけに、台湾に関する映画やYouTubeを見るようになり、台湾への関心が高まりました。その後、一人で台湾旅行に行ったり、台湾好きのオンラインコミュニティに参加したり、学内の台湾人留学生と交流したりする中で、「実際に現地で生活してみたい」という思いが強くなり、留学を決意しました。

Q. 留学も経験できるから阪南大学に入学したのですか?

A. 高校時代からヨーロッパ文化に興味があり、大学生になったら海外留学をしたいと考えていました。よりグローバルな環境で学びたいと思い、地元の高知県を離れて阪南大学へ進学しました。

Q. どのように留学制度を知りましたか?

A.台湾への留学方法については、阪南大学のホームページを通して「交換留学制度を利用すれば行ける」という情報を知りました。その後、学生支援課に直接足を運び、詳しい説明を受けたり面談を重ねたりする中で、留学を具体的に決めていきました。

Q. 留学制度をもっと知ってもらうにはどうすればいいと思いますか?

A. 留学を後押しする仕組みとして、留学経験者によるセミナーや体験談を聞ける機会があると良いと思います。私自身、事前に具体的な情報を知る機会があれば、よりスムーズに準備を進められたと感じています。実際に経験した人の話は、不安を軽減するだけでなく、留学に興味がなかった学生にも新たな気づきを与えるきっかけになると思います。

Q. 阪南大学の留学制度のどのような点に魅力を感じましたか?

A. 台湾への留学では、授業料や寮費が免除される点に大きな魅力を感じました(※2024年度時点)。また、留学先である高雄餐旅大学は、日本人が比較的少ない地域にあるため、現地の人々と関わりながら「生きた言語」を学べる環境が整っている点も魅力的でした。

留学中について

Q. 日常生活について教えてください

A. 大学の敷地内にある学生寮(2〜4人部屋)に住んでいたため、通学の負担はほとんどありませんでした。
食事は外食が中心で、朝は台湾名物の「早餐店」を利用したり、友人に買ってきてもらうこともありました。昼は学食でバイキング形式のお弁当を購入し、夜は火鍋や夜市などでローカルフードを楽しむことが多かったです。高雄は物価が比較的安く、日本円で700円ほどあれば満足できる食事ができます。寮にはキッチンがなく、自炊ができないため、基本的に外食中心の生活でした。
授業は応用日本語学科に所属し、日本語と中国語を併用しながら学ぶことも可能でした。また、他学部の授業も履修でき、CAの実務やカジノディーラー体験など、実践的でユニークな授業も多くありました。

Q. 授業はどのような様子でしたか?

A. 通常の授業では台湾人学生が8〜9割を占め、現地の学生と同じ環境で学びました。一方、留学生向けの授業ではインドネシアやマレーシアなど、さまざまな国からの学生と一緒に学ぶ機会もありました。中国語の授業はレベル別に分かれており、自分の語学力に応じて無理なく学習できる環境が整っていました。

Q. 効果的だった勉強方法はありますか?

A. 特に効果を感じた方法は2つあります。1つ目は「独り言学習」で、街中の看板や日常の出来事を中国語で表現するようにしていました。無意識のうちに始めた方法ですが、語学力の伸びを実感できました。
2つ目は、現地の人との会話の中で、授業で習った文法や単語を積極的に使うことです。アウトプットを意識することで、記憶の定着が格段に良くなりました。

Q. 語学力はどのくらい向上しましたか?

A. 留学前は簡単なやり取りができる程度でしたが、留学終了時には、日本語が通じない台湾人と1日一緒に過ごせるレベルまで上達しました。現在はホテルでアルバイトをしており、簡単な日中翻訳もできるようになっています。

Q. 文化体験はありましたか?

A. 台湾での生活では、日本のコンテンツを意識的に避けていたため、多くの文化体験をすることができました。特に印象的だったのは、学科旅行と中秋節です。学科旅行では、学生主体で企画されたプログラムに参加し、ビーチや夜市、観光地を巡りました。すべて学生が主体的に運営していた点に強い刺激を受けました。また、中秋節では爆竹を鳴らす風習があり、その迫力に驚いたことが印象に残っています。

Q. 日本との違いで印象に残ったことはありますか?

A. 人との距離の近さが印象的でした。店員さんとお客さんが気軽に会話をしていたり、初対面でもすぐに打ち解けたりと、人間関係がとてもオープンだと感じました。そのため、人脈も自然と広がりやすい環境でした。

留学を考えている人へ

よく「海外に行くと視野が広がる」と言われますが、実際に台湾で生活してみて、それを強く実感しました。異なる文化や価値観に触れることで、物事を多角的に捉えられるようになります。
また、言語はあくまで手段であり、その背景となる知識や関心があってこそ、深いコミュニケーションが可能になります。留学前後を問わず、自分の軸となる分野を持つことが、経験をより価値あるものにしてくれると思います。