日本英語模擬国連(Japan English Model United Nations・JEMUN)2025が開催
(2025年 7月19日(土)~21日(月)近畿大学東大阪キャンパス)

26大学、23高校から520名が参加。
阪南大学 国際学部から11名 [1回生5名、3回生6名] 参加しました。

プログラム

2025年 テーマ: Innovate to Elevate: Pioneering Solutions for Global Challenges
第3回ミーティングの議題 (1回生): スマートシティ:都市の持続可能性への革新
第4回ミーティングの議題 (3回生): 教育4.0:学びを変えるデジタルイノベーション

日本英語模擬国連(JEMUN)とは

JEMUNは日本で開催される最も革新的な模擬国連大会です。一般的な模擬国連とは違い、各国の大使としてだけでなく、ジャーナリスト(フォト・ジャーナリスト・SNSなど)として参加することができ、さらには高校生と大学生が同時に参加して、またこのような機会を通じて、世界という社会の一員として、グローバルに考えられる人材を育成することを目指しています

キャリアフェア

模擬国連会議の開催期間中、ワークショップ、企業説明会、面接などを含むキャリアフェアが、会議の合間やセッション終了後の時間に実施されました。
英語を必要とする職種に関心のある学生と、英語力の高い人材を求める企業とのマッチングを目的としています。

JEMUNの学習ポイント

  • グローバル人材育成のための国際教育・英語教育プログラムを提供
  • 企画から運営まで本学学生で取り組むことでグローバルに活躍できるリーダーを育成
  • 国際理解、異文化理解、英語運用能力の向上をはかる

模擬国連の内容

模擬国連は学生による国連会議のシミュレーションで、世界が直面する様々な課題を深く理解することを目指します。JEMUNでは、世界中から集まった学生が世界各国の代表者となり、英語を使用言語とし、SDGs(国連が取り上げる課題)に関して各国の立場を取りつつ協議を進めます。このような活動を通して、英語によるコミュニケーション能力の向上、議論のために深く調査するリサーチ能力の向上と国際事情の理解促進、議論を通して決議案を作り上げていくリーダーシップや協働力の養成、さらに、建設的な意味での分析批判能力の向上が期待されます。

国際コミュニケーション学科
Mark Sheehan教授からの感想

今年度は、国際学部から11名の学生が日本英語模擬国連(JEMUN)に参加しました。学生たちは5月から準備を始め、担当する国についての調査を行い、ポジションペーパーやプレゼンテーションを作成しました。テーマには「Education 4.0」や「持続可能な都市」といった、今日の国際社会が直面する重要な課題が含まれており、非常に挑戦的な3日間となりました。学生たちはその3日間を通して自信を深め、各課題に対する解決策を模索する力を身につけていきました。中でも、今年初めて参加した1年生のうち4名は、国際コミュニケーション学科のGlobal Leadership Program(GLP)のメンバーでもあります。学生たちの努力を大変誇りに思うとともに、今回の経験が国際学部での学びにおいて貴重な糧となり、今後の目標設定にも大きな影響を与えるものと確信しております。

国際観光学科
Matthew Caldwell准教授からの感想

国際学部の学生にとって、模擬国連(MUN)への参加には多くのメリットがあります。世界に関する知識の向上、課題解決能力の強化、そして人前で話す自信が身につくことなどが挙げられます。今年度のJEMUNに参加した阪南大学国際学部の学生たちは、これらのスキルを確実に向上させていることが明らかでした。今後、より多くの学生がこうしたメリットを実感し、今後のMUNイベント、特に阪南大学で開催されるHUMUNへの参加の機会を積極的に活かしてくれることを期待しています。
※ 後援:阪南大学後援会