2016.2.23

阪南大学経済学部奨学金 奨学生レポート⑤

阪南大学経済学部奨学金 奨学生レポート⑤

「経済学部奨学給付金によって更に充実した学生生活となりました」 3年生 中川 真希

 私は、2015年度経済学部奨学給付金を受けることが決まったことで、学内で行われている秘書技能検定準一級の講座を再び受講することに決めました。秘書技能検定二級は、昨年校内資格講座を受講して、取得していたのですが、準一級は難しく、校内資格講座も受講してから受験したり、自分で勉強して受験したりしましたが、なかなか合格することができませんでした。しかし、この奨学給付金をいただいたおかげで、秘書技能検定準一級の校内資格講座をもう一度受講することを決意することができました。3度目の正直を信じてみようと、気持ちを新たに、受講し始めました。そして、この奨学給付金があったおかげで、アルバイトの時間を削減することが可能となり、資格勉強に当てることができました。絶対に合格したかったので、帰宅後の復習も欠かしませんでした。
 その結果、やっと合格することができました。諦めかけていたのですが、諦めずに勉強し、就職活動前にこの資格を取得できたのは、念願が叶ったので嬉しかったですし、達成感もありました。もう、この春からは就職活動が始まります。資格勉強で学んだ社会の基礎知識や、二次試験対策講座で学んだ面接に対する身だしなみ、言葉遣い、身のこなしを生かしていこうと思っています。秘書技能検定で学んだ、秘書の心得、状況対応、上司への対応の仕方などは、どの企業に行っても必要なことだと思います。就職してからも上司と接するときは、この度学んだことを実践していこうと思います。
 また、勉強と両立させながら、私は1年間、経済学部学生企画委員会の事務局長という役職に就いていました。委員長の補佐、書記、会議進行、会議議事録の作成、連絡係を主に担当していました。この、委員会活動もアルバイトの時間を削減できたおかげで積極的に毎回参加し、全力を尽くしました。
 今年度の前期授業開始後、新入生に対する経済学部学生企画委員会の広報活動や、勧誘活動について入学式、大学入門演習の時間をお借りして実施しました。また、新入生キャンプの企画会議も開催し、どのような企画が必要で、どのような企画が可能なのか意見を出し合い、準備を行いました。当日も進行のお手伝いをし、バーベキューや様々なオリエンテーションを通じて、多くの1回生とコミュニケーションをとり、大学生活の楽しさについて語り合いました。
 また、オープンキャンパスも同様に企画会議を開催し、様々な事業計画を検討し、その具体的な運営や準備などに尽力しました。いかに経済学部に興味を持ってもらえるのか、いかに魅力を伝えるのかを考え、広報的な観点から展示物の作成に励みました。12月には、経済学部の有志ゼミ参加によるフリーマーケットを企画、運営しました。そこでの売上の一部は豪雨で浸水被害を受けた鬼怒川に募金を行い微力ながら被災地の支援活動に活用しました。
 奨学給付金を支給していただいたおかげで、学生のうちにしかできない様々な貴重な体験をさせていただきました。ありがとうございました。