法学検定試験団体受験の実施

11月29日(日)に、全国で一斉に法学検定試験が実施されました。

 法学検定試験とは、法学に関する学力を客観的に評価する、わが国唯一の全国規模の検定試験です。難易度に応じて、ベーシック(基礎)コース、スタンダード(中級)コース、アドバンスト(上級)コースの3種類に分かれています。
法学検定試験はあくまで法学に関する知識の確認を目的としているので、この試験に合格したからといって公務員や民間企業にそのまま就職できるわけではありません。しかし、試験科目に法学科目が含まれている公務員試験その他の資格試験の合格を目指すうえで、現在これらの科目をどこまで理解できているのかを確認する手段として、あるいは、民間企業へ就職活動する際のアピール材料として、この試験の合格を目指すことは非常に有益です。

 本学は同試験の団体受験校としての認定を受けており、本学の学生であれば、本キャンパスにおいて、一般よりも割安な受験料で受験することができます。

 今年度、本学からは、スタンダードコース計12名の学生が欠席することなく法学検定試験を受けました。受験生の皆さんは非常に意識が高く、試験直前まで、本学経済学部の法学系教員の指導のもと、ほぼ毎日勉強に取り組んでいました。

 今後も、本学経済学部の法学系教員一同は、法学検定試験をひとつのきっかけとして、本学の学生が法学系の資格取得等にも挑戦できる素地を作れるように、様々な取り組みを行っていきたいと考えています。