阪南大学経済学部奨学金 奨学生レポート①「フィリピンでの発見・気付き」

「フィリピンでの発見・気付き」2年生 峠祐太さん

 こんにちは。阪南大学経済学部2年生の峠祐太と申します。今年度私は経済学部奨学金をいただけたことにより、経済面でも時間の面でも余裕ができたため、夏季休暇中にフィリピンへの語学留学に踏み切ることができました。このレポートでは、語学研修の成果ではなく、主に夏季留学中に撮った写真からフィリピンでの発見・気付きをお伝えしたいと考えております。語学研修の成果については、後期開始早々に国際交流課の方へ提出しました海外短期留学の成果報告書がありますので、学内の方は是非そちらをご覧いただければと思います。
 それでは今回フィリピンで学び、かつ体験することができたことの一部を皆様にご紹介したいと思います。

語学学校での食事時間について

 こちらは私が滞在した語学学校の食事時間です。朝ご飯の時間が実に早いですね。ですが、この朝6時半開始の時間を日本時間にすると、だいたい朝8時になります。「え?フィリピンの時差は1時間だから日本時間で7時半じゃないの?」と思われた方もおられるかもしれません。実は、この語学学校は「30分早く時間が進む」というルールを採用しています。貼り紙の最下部に記述があります。
「It is our academy time, not local one.」
こんな変なルールを見かけられるのも海外ならではかもしれません。

ダンスクラブに行ってきました!

 こちらは、同じ語学学校の生徒に連れられて、フィリピンのダンスクラブに足を踏み入れた時に撮った写真です。日本と若干料金システムの仕組みが違うのは、酒代のみで入店となることで、入場料といったものは払わなかったことです。地域差はあるかと思いますが、男性で、ビール2本を買うことで入店可能、といった仕組みになっていました。ちなみにフィリピンは喫煙年齢も飲酒年齢も18歳からです。
 店内は、最初は人の入りが良くなく、あまりダンスを踊っている人も見かけませんでしたが、時間が深夜になるにつれて段々人でぎゅうぎゅう詰めになっていき、最後の方では多くの人がぶつかり合いながらもダンスを踊っている状況となりました。ちなみに私は、中盤まではなんとか周りの見よう見まねで踊っていましたが、終盤には人に酔ってしまったため、半ば崩れるようにして休んでいました。ただでさえダンスクラブ初体験なのに、しかも外国のダンスクラブということで疲れがどっと出てしまったのは言うまでもありません。

夜のお店を見て回りました!

 こちらも同じ語学学校の生徒の送別会が終ったあと、たまたま立ち寄った夜店の風景です。普段は教会が近くにあるような公園なのですが、この日の夜は、多くのお店が賭けごとをして、人々を惹きつけていました。図3の賭けごとは、色当てゲームの類だと思われます。仕組みはほとんど忘れましたが、老若男女、様々な人が熱中していたのは憶えています。フィリピンには、私が見た範囲でもパチンコ屋さんなどの平日から運営している遊技場は見受けられなかったので、こういった賭けごとに熱中するのも自然なのかもしれません。

両替明細について

 「425・47・1 20,017・50」と書いています。実はある場所に行って発行してもらったものです。正解は両替の明細を記載した紙です。帰国1週間前に、余ったフィリピンペソをドルに替えた際発行されたものです。一番上の425にあたるのがUSドルとなります。中間の47・1がその時のフィリピンペソに対するUSドルのレートで、一番下の20,017・50がフィリピンペソの合計となります。つまり、「約2万ペソで425ドルと交換するよ」ということを表した紙となります。

まとめ

 この他にもたくさんの経験をフィリピンで得ることができましたが、肝心の写真撮影を怠っていたため、あまり撮影していなかったのが悔やまれます。ですが、学生のうちにこのような体験をできたことはとても自らの励みとなりました。奨学金をいただけた、ということで、経済的利益はもとより、自己の内的成長を図れたこの短期留学の意義はとても大きかったです。現在、1年生である学生や、次年度入学予定の方々には、是非勉学の方に精を出し、このような機会を自ら進んで掴んでもらいたいと思います。