2025年7月21日(月)、経済学部の授業「営業活動実務」にて、合同会社Konnect代表の内田圭様をお招きし、「ゴキゲン人生設計戦略」というテーマで特別講義を行っていただきました。

本講義は、経済学部が推進する「特色ある教育」の一環として、社会や企業と学生をつなぐ実践的なプログラムです。担当は、経済学部非常勤講師の村田敏也先生。2025年度も、村田先生の豊富なネットワークを活かし、さまざまな業界からゲスト講師を迎えた授業が展開されています。

内田圭様について

鹿児島県鹿児島市生まれ。大学卒業後、スポーツクラブ勤務を経て、個別指導塾の教室長・代表を務める。現在は合同会社Konnectの代表として、企業や個人の広報、動画の企画・編集、SNSの戦略立案、またインフルエンサーのイベント企画など多方面で活動している。

講義内容の一部紹介

・日々何気なくやっていることは、他の人にはできない価値かもしれない。継続は力。
・No.1になるより、自分だけのOnly Oneを持つことの大切さ。
・AIにできるのは「正解のある世界」。これからは「正解のない世界」で生きる力が問われる。
・感情や感動は人間にしか生み出せない。感動革命を起こそう。
・「100人に1人」のスキルを3つ持てば、100万人に1人の存在になれる。
・知っている世界から一歩踏み出し、新しい経験を積む勇気を持つこと。
・学生からの多様な質問に対して丁寧に答える質疑応答も実施。

授業後の学生の声(抜粋)

継続と習慣の力 〜当たり前が価値になる〜
日々の何気ない習慣こそ、自分だけの強みになると気づいた学生が多数。
「日記を続けていることも、やっていない人にはできないことで価値になると思えた」
「やる気に頼らず続けることの大切さを学んだ」

比べない生き方と“Only One”の価値
他人と比べず、自分らしさを大切にするというメッセージに共感の声が集まりました。
「人と比べるのはやめて、自分にしかできないことを大事にしたい」
「100人に1人の経験を重ねてOnly Oneを目指したい」

不安や迷いに向き合う姿勢
将来への不安や迷いにどう向き合うかを学び、前向きな気づきを得た学生も多くいました。
「不安はなくならないけど、今やれることをやればいいと聞いて心が軽くなった」
「挑戦することを“決める”だけで一歩踏み出せると思えた」

モチベーションより“今を生きる力”
やる気があるからやるのではなく、「やるから続く」ことの意義を実感。
「モチベーションに頼らず、目の前のことに全力で向き合うことが大切」
「やる気がなくてもやる。それが継続力になると学んだ」

自己理解と自己肯定感
自分の弱さや短所を認めることの大切さに、多くの学生が共感しました。
「自分の短所を受け入れることで、挑戦する勇気が持てた」
「リスペクトとは、自分も他人も認めることだと感じた」

コンフォートゾーンから一歩出る勇気
知っている世界から踏み出すことで、自分の可能性が広がると気づいた学生たち。
「小さな挑戦が自分を変えると学び、いつもより少し違う行動をしてみたい」
「料理やバイトも、やり方を変えることで新しい学びになると思えた」

感情と感動がつくる“人間力”
AI時代においても、感情や感動を伝える力の重要性を再認識。
「人の心を動かせることが、これからの時代に必要だと感じた」
「感動を与えられる人になりたいと思った」

人生を自分でデザインするという視点
正解のない時代に、「自分だけの道を歩む」意識の芽生え。
「誰かが敷いた道ではなく、自分の道を自分で選ぶ必要があると気づいた」
「人生をデザインするという考え方に心を動かされた」

共感と批判的思考のバランス
ただ受け身で聴くだけではなく、自分なりの視点を持つことの重要性も見られました。
「同世代の声がもっと反映されると共感がさらに高まると思った」
「自分の視点を持って、授業を受け止めることの大切さに気づいた」

感謝と今を大切にする気持ち
「今できることを大切にしたい」という前向きな姿勢。
「今できる親孝行をやろうと思えた」
「今日が人生最後かもしれないと思って、大切に生きたい」

まとめ

本講義を通して、多くの学生が「自分らしい生き方」や「これからの人生戦略」について前向きに考えるきっかけを得ました。正解のない時代に、Only Oneとしての価値を見出し、自分で「人生をデザインする」意識を育む貴重な学びの場となりました。

講義終了後の記念写真

(写真:左から)合同会社Konnect代表の内田圭様、村田敏也先生

※文責・グラフィックレコーディング:村田 敏也(阪南大学 経済学部 非常勤講師)