2021.12.28

「国際化と法」をテーマに準法曹(行政書士)による講演会を実施しました

 経済学部ビジネス法パッケージでは、経済学と法律学の学修を両立させるプログラム(法律学と経済学の『二刀流』を考えている皆さんへ(その1))(法律学と経済学の『二刀流』を考えている皆さんへ(その2))を提供しています。基本的な座学に加えて、本学経済学部生の法律学に対するの関心を高めてもらうために、様々な分野で活躍されている方々を講師に招いて講演会を実施しています。
 今回は、入管法や在留外国人問題に造詣の深い、行政書士の新沼輝彦先生(東京都行政書士会所属)を外部講師にお招きして「国際化と法」を主テーマに据えた講演をお願いしました。
 昨今、入管法や難民認定等を含めた外国人の在留資格問題についての報道が多くなっています。断片的な情報で判断するのではなく、実務でさまざまなご経験をされている新沼先生からのお話をうかがうことで、学生一人一人がこの問題に対して客観的な立場から考えることができるようになるための機会となることを目指しました。
 新型コロナ禍のためオンラインでの開催となりましたが、この分野の第一人者である新沼先生からの貴重なお話を拝聴する機会になったことは不幸中の幸いといえます。講演では主テーマのみならず、新沼先生がこの道に入られるまでのストーリーも語られました。そこからは、80代となったいまなお、新沼先生が現役かつ最前線でご活躍されている様子や、志を持ち気力を充実させて日々の学修に励み、将来の夢を描くことの重要性を感じることができました。
 受講者からは、深い学びのきっかけとなった、また続編があれば是非参加したいといった意見が寄せられました。
 本パッケージでは経済学部生に対して、法律学の学修に主体的に取り組むきっかけとなる行事をこれからも企画していきます。
※本講演会は、経済学部FD委員会からの支援を受けております。

<講演会当日の様子>