2021.8.4

経済学部新入生オリエンテーション「Re-connect」を実施しました(第1回6/19・20、第2回6/26・27)

 経済学部では、新入生オリエンテーション「Re-connect」を6月19・20日(土・日)と26・27日(土・日)の2回に分けて実施しました。このイベントは本来4月に対面で行うはずでしたが、コロナの影響を受けて、6月後半に遠隔での開催となりました。この企画の目的は、4月から慣れない環境で大学生活を送らざるを得なかった1年生に大学の楽しさや自分らしい大学生活のありかたを見つけてもらうことでした。
 1年生は各自の大学入門演習の仲間とともに、キャリア教育のプロの講師達のもとで、様々な課題解決型のプログラムに取り組みました。今回の新入生オリエンテーションをきっかけに、1年生が多くの人と良好な関係を築き、経済学部での4年間を有意義に過ごしてくれるものと期待しています。
 なお、今回全プログラムにおいて、経済学部学生企画委員会(Hannan Economic Party 略称HEP)に所属する上級生がファシリテーターを務めてくれました。彼女・彼らは、1年生にヒントを出して発言を促し、また時に一緒に考えながら、グループワークをより充実したものとするために活躍してくれました。
 一方で、彼女・彼らも、講師や教員と連携を取りながら下級生を誘導するという、高いコミュニケーション能力と柔軟な現場対応力が求められる場を経験できました。この経験は彼女・彼らの今後の学生生活や就職活動に必ず活きてくることでしょう。以下に、学生企画委員会委員長からのコメントを掲載しておきます。

「新入生オリエンテーションを終えて」
経済学部学生企画委員長 岡崎 陽太

 今回、私たち経済学部学生企画委員会のメンバーがファシリテーターとして新入生オリエンテーションに参加させていただきました。
 ファシリテーターの役割は、1回生同士がグループ内での議論を円滑に進めていけるようにサポートし、また、今まで私たちが大学生活で経験してきたことを1回生に伝えることでした。このような経験は通常の大学生活では、なかなか経験できない事です。
 今回1回生が満足できるようなサポートができたか不安ですが、今年の経験を活かして来年の新入生オリエンテーションでも頑張っていきます。
 そして、新入生オリエンテーションでの今回ファシリテーターとしての経験は今後の人生で必ず役に立つでしょう!

2021年度 経済学部 新入生オリエンテーションプログラム(第1回・第2回共通)

◆1日目
9:00 開校式
9:30-16:40 課題解決型ワークショップ その1
内容:オリエンテーションの後、ふれあいワーク「This is me」、協働実感ワーク「ウインターサバイバル」、自己表現ワーク「自分を語る」を実施
◆2日目
9:00-15:00 課題解決型ワークショップ その2
内容:大学生としての自分をイメージするためのワークや、社会と自分たちの生活との関わりを考えるワークと、2日間の学びのフィードバックを実施
15:00-15:20 経済学部学生企画委員会主催のクイズ大会
15:20 閉校式(15:30全プログラム終了)
※2日とも、各プログラム間に10分間の休憩と昼休みをはさむ

オリエンテーションの様子(その1)

グループのメンバー同士で自己紹介です。一定時間でグループのメンバーを入れ替えて、クラスの全員がお互いを知るきっかけを作ります。下段右端の学生が上級生ファシリテーターです。ファシリテーターの問いかけが1年生の気づきにつながったことも多々ありました。

オリエンテーションの様子(その2)

2日目の課題に取り組んでいます。2日目は「コロナ禍での大学生活」か「コロナとオリンピック」のどちらかをグループで報告する課題が出されました。このグループは「コロナ禍での大学生活」を選んでいます。Web上ではありますが、グループのメンバーが積極的に意見を出し合っている様子がわかります。

オリエンテーションの様子(その3)

グループでまとめた意見をクラスのメンバーに報告している様子です。報告資料として手書きのものを準備して報告するグループもあれば、プレゼンテーション用ソフトを用いて報告するグループもありました。

(1)手書き資料の例

(2)プレゼンテーション用ソフトを利用した例