経済学部では、新入生オリエンテーション「Re-connect」を9月23・24日(水・木)と26・27日(土・日)の2回に分けて実施しました。このイベントは本来4月に対面で行うはずでしたが、コロナの影響を受けて、後期授業開始直前に遠隔での開催となりました。この企画の目的は、4月から半年間慣れない環境で大学生活を送らざるを得なかった1年生に改めて大学の楽しさや自分らしい大学生活のありかたを見つけてもらうことでした。
 新入生オリエンテーションに参加したのは、各回2日間の延べ人数でみて、第1回が231名(全312名)、第2回が250名(全328名)であり、この1年生達が各自の大学入門演習の仲間とともに、キャリア教育のプロの講師達のもとで、様々な課題解決型のプログラムに取り組みました。また、各回2日目のプログラムでは、経済学部企画委員会に所属する上級生がプログラムの進行をサポートしてくれました。前期に引き続き後期も多くの授業が遠隔での実施を余儀なくされていますが、今回の新入生オリエンテーションをきっかけに、新入生の皆さんが多くの人との良好な関係を築き、経済学部での4年間を有意義に過ごしてくれるものと期待しています。

2020年度 経済学部 新入生オリエンテーションプログラム(第1回・第2回共通)

1日目

9:00 開校式
9:30-16:40 課題解決型ワークショップ その1
内容:オリエンテーションの後、ふれあいワーク、協働実感ワーク、自己表現ワークを実施

2日目

9:00-15:00 課題解決型ワークショップ その2
内容:大学生としての自分や大学生活そのものをクラスの仲間と議論しつつ考える各種のワークと、2日間の学びのフィードバックを実施
15:00 閉校式(15:10全プログラム終了)
※2日とも、各プログラム間に10分間の休憩と昼休みをはさむ
オリエンテーションの様子(その1)
まずはグループのメンバー同士で自己紹介です。一定時間でグループのメンバーを入れ替えて、クラスの全員がお互いを知るきっかけを作ります。

オリエンテーションの様子(その2)
課題に取り組んでいます。課題についてグループのメンバーがそれぞれに意見を出し合い、その意見を集約して最終的に統一した意見や見解を作っていきます。

オリエンテーションの様子(その3)
時にはとてもユニークでおもしろい考えが飛び出します。クラスのメンバーがさまざまな考え方を持っていることを知る良い機会ともなりました。

オリエンテーションの様子(その4)
ホワイトボードを共有してメンバーの意見をまとめ、グループとしての意見を作成し、クラス全員の前で報告する準備をしています。ちなみにこのときは「自分たちが乗っていたヘリコプターが雪山で遭難した。自分たちが助かるためにヘリコプターの備品の中から持ち出すものの順位付けを、理由とともに考えよう。」という課題でした。