2020.2.25

阪南大学経済学部奨学金(2019年度)奨学生レポート⑥「キャリアアップ」枠・金融分野奨学生大坂成太さん(4年生)&国際分野奨学生田上裕也さん(4年生)

 阪南大学経済学部では、「キャリアアップ」枠並びに「リーダーシップ」枠という学部独自の給付制奨学金制度(2・3・4年次生各5名、1名につき年間給付額40万円)を用意して、学生の成長をサポートしています。
 「キャリアアップ」枠は、公務・金融・国際という三つのキャリア分野を設け、学業成績が優良で主体的に進路目標の実現をめざして資格取得等に励んでいる学生に給付される奨学金です。
 「リーダーシップ」枠は、学業成績が優良で経済学部や大学が主催する行事等の企画・運営で中心的な役割を果たした学生に給付される奨学金です。
 今回は、2019年度「キャリアアップ」枠・金融分野奨学生大坂成太さん(4年生)&国際分野奨学生田上裕也さん(4年生)の活動成果を紹介します。

経済学部4年生 大坂成太さん

 このたび阪南大学経済学部奨学金をいただくことができました。この奨学金をいただいたことで時間と経済の面に余裕が生まれました。この余裕を利用して、来年からビジネスマンとして活躍するためのキャリアアップを目標に、2つの行動計画を立て実行しました。
 1つ目は日本経済新聞の購読です。今の段階から業界の情報や社会の流れ等を読み解く力を養い、周りの社会人より一足先に力を発揮したいと考えました。日経新聞には、新聞紙の一面を見ただけで社会的関心事や重大性の高い記事をすぐに把握できるといった、ネットニュースの流し見では得られない優れたメリットがあり、逆に読んでいなければそうした恩恵が得られず仕事で苦労することにもなると感じました。初めは新聞紙に慣れるために、毎日30分間、気になる見出しを探し記事を読んでいきました。こうすることで情報を取捨選択する力を鍛えていきました。、また、得られた情報を効率よくインプットするために、経済報道番組である「モーニングサテライト」も視聴して紙面と照らし合わせながら読むことで、社会的関心度の高いニュース記事に焦点を当てることができるようになりました。さらに、大学の図書館で気になったニュースを別の新聞紙でも読み、異なる角度の情報を仕入れるように努めました。これらの結果、就職活動や内定先のインターンで時事問題に対する自分の意見が求められたときに、自分の考えをしっかりと話すことができました。人事の方や先輩社員から「芯のある意見を持っているね」と褒められたときには成果を大きく実感できました。
 2つ目の行動計画は後輩に金融関連資格の勉強を教えることです。私は「日商簿記」「ファイナンシャル・プランニング技能士」「ビジネス会計」の3級の資格を取得しています。これらの資格は在学中に阪南大学の資格取得プログラム等を利用して取得したものですが、期間が空いてしまったため、一部がうろ覚えになっていました。このままでは資格を取った意味が薄れると考え、社会人になる前にいま一度学び直すことにしました。そこで、金融関連資格に興味を持っていた後輩に声をかけ、後輩の資格取得をサポートする形で一緒に勉強を始めました。週に2回、30分以上の時間を作って、じっくりテキストを進めていきました。また、精算表の問題や仕分け問題などの難問も、自分自身が躓いたポイントであったため、的確に解説することができました。これを2か月ほど続け、後輩と模擬試験を受けました。その結果、点数が70点で合格のところ、私は93点・後輩は89点を取ることができました。後輩にも簿記3級の内容を理解させることができたともに、就職前に改めて財務諸表の見方や貸借対照表の読み方等を復習することにも成功したため、大変良い経験になりました。
 この4年間、資格取得を通じて学んだ知識や、金融ゼミ、インターンシップで得られた経験などから様々な面でキャリアを積むことができました。私はこれらのキャリアを活かせる社会人になって、その先も研鑽し続けられる人材を目指していきます。

経済学部4年生 田上裕也さん

 私は今回、阪南大学経済学部奨学金に採用していただいたことによって、多方面で時間を有効活用することができました。
 まず、勉学面では、自身が所属しているEDS部の活動の一環として11月に主催しているHUMUN(Hannan University Model United Nations)の運営に昨年に続き今年も携わらせていただきました。今回私はジャーナリストという役職で、私が所属しているRoom6の参加者にインタビューをさせていただきました。Room6は使用言語が英語であり、会議はすべて英語で行われているため、ジャーナリストである私もインタビューはすべて英語で行いました。またインタビューだけでなく、3日間のHUMUNや参加者へのインタビューを記事にした大会英字新聞を作成しました。ほかにもジャーナリストだけでなく、各ルームの議長や参加者へのサポートもさせていただきました。今年もこのような国際的な活動をすることができたのは、オーストラリアへの留学や、近畿大学と阪南大学で行われたModel United Nations(MUN)への参加などに奨学金を使用させていただいたおかげであると思っています。
 また、HUMUNだけでなく、現在は「カタリ場」というボランティア活動にも参加しています。「カタリ場」とは高校生の意欲を引き出すことを目指したキャリア学習プログラムです。高校生と話し合って、彼らが将来へ主体的な“一歩”を踏み出せるようサポートを行っています。
 勉学やボランティア活動以外にも、文化会本部長兼書記として学生会にも所属し、様々な学内イベント等の運営にも携わっています。学生会では、毎月行われる代表者会議において部活動の主将に連絡事項を説明したり、各文化会の部活動がより活動しやすいように環境を整備したり、各部活の予算折衝を行ったりしました。学外との打ち合わせや年8回行われている学生会連合委員会会議において、開催要項や議事録も作成しています。
 最後に、今回阪南大学経済学部奨学金をいただいたことで、自分の気持ちに余裕を持つことができた結果、勉強のみならず、学生会や学外活動にも力をいれることができ、最後の学生生活を実のあるものにできたことを感謝いたします。