2020.2.18

阪南大学経済学部奨学金(2019年度)奨学生レポート④「キャリアアップ」枠・公務分野奨学生渡邉凌哉さん(3年生)、金融分野奨学生池本拓都さん(3年生)&岡本大輔さん(3年生)

 阪南大学経済学部では、「キャリアアップ」枠並びに「リーダーシップ」枠という学部独自の給付制奨学金制度(2・3・4年次生各5名、1名につき年間給付額40万円)を用意して、学生の成長をサポートしています。
 「キャリアアップ」枠は、公務・金融・国際という三つのキャリア分野を設け、学業成績が優良で主体的に進路目標の実現をめざして資格取得等に励んでいる学生に給付される奨学金です。
 「リーダーシップ」枠は、学業成績が優良で経済学部や大学が主催する行事等の企画・運営で中心的な役割を果たした学生に給付される奨学金です。
 今回は、2019年度「キャリアアップ」枠・公務分野奨学生渡邉凌哉さん(3年生)、金融分野奨学生池本拓都さん(3年生)&岡本大輔さん(3年生)の活動成果を紹介します。

経済学部3年生 渡邉凌哉さん

 2019年度キャリアアップ枠の経済学部奨学金を給付していただき、経済的な面で非常に助かりました。この度、経済学部奨学金をいただいたことによって、今まで毎日のように入っていたアルバイトを計画的に減らせるようになり、様々な活動に取り組むことができました。
 まず1つ目の取り組みは、公務員試験へ向けた勉強に取り組む時間を確保することができたことです。私は地方公務員を目指しているので、アルバイトの時間を勉強に使えたことは非常にうれしいことで、この奨学金をいただいたことへの感謝の気持ちと、より一層の努力が必要だと改めて感じました。
 2つ目の取り組みは、「子ども食堂」でのボランティア活動です。現在は勉強だけでなく、週に一度「子ども食堂」というボランティアに参加しております。「子ども食堂」では、片親しかいない子どもや、ご両親が共働きの為、帰宅が遅く家庭的な料理を食べることができない、また、親に宿題を見てもらえないなど様々な問題を持っている、その子どもたちの学習的な面や家庭的な面で支援するボランティア活動を行っています。このボランティア活動に関わることで、この問題について自身の肌で感じることができました。ボランティアの代表を務める方に話を伺うと、ボランティア活動は各市役所や企業の支援金で成り立っているためそれらの機関と連携するとのことで、この問題に対して少しでも力になりたいと考え、より公務員を目指したいという意志が強くなりました。
 3つ目の取り組みは、経済学部学生企画委員会での活動です。私は経済学部学生企画委員会に所属し、特に力を注いだ活動は高大連携事業で行った阪南大学高等学校での模擬講義です。阪南大学高等学校は私の母校でもあり、阪南大学の附属高校です。この阪南大学高等学校に私が今まで学んできたことを基に、経済学について模擬講義形式で経済学部学生代表としてプレゼンテーションをさせていただきました。今回、高大連携事業に参加した理由は2つあり、1つはこの経験を通しては将来の目標としている公務員や、また、企業に就職してもこのプレゼンテーションの経験を活かせると思ったからです。もう1つの理由は、母校でもある阪南大学高等学校の生徒の皆さんには1つの進学先の選択肢として阪南大学を候補にしていただきたいからです。なぜなら、私は阪南大学へ入学し、学部奨学金という形で経済的な面で支えていただき、また阪南大学経済学部で出会えた人たちとの、一生続く友達という友好関係も広がりましたし、他にも企画委員会を通して先生方には今回のプレゼンテーションのような様々な経験を積ませていただくなど、非常に助けられております。
 だからこそ、私は阪南大学を進学先として選択して良かったと感じております。
 上記以外にも様々なことに取り組むことができ、自分自身で成長できたことを実感することができました。この現状に満足せず、より一層精進していく所存です。
 最後になりますが、経済学部奨学金に携わる皆さまに重ねてお礼を申し上げます。ありがとうございました。

経済学部3年生 池本拓都さん

 今回、私を経済学部奨学金受給学生として、選んでいただきありがとうございます。選んでいただいた教職員の皆さまには、この場を借りてお礼申し上げます。経済学部給付奨学金受給学生として自覚を持ち、この名に恥じないようにこの1年間は、将来を見据えた行動に力を入れました。私の1年間を以下に記します。
 私の将来の夢は、個人投資家です。これからは個人の時代が到来し、能力がない人間はどんどん市場から放り出され、格差が広がって行くと考えています。通常は、大学時代、大手に就職する為に就職活動を意識して過ごすと思いますが、私は違います。それだと一般的な生活が待っているだけだと思っています。大学時代の比較的、時間があるうちにいかに人と違うことをして、希少な人材になれるかが大事と考え、投資を始めました。ただ、投資を始めるうえで一番の問題が初期資金でした。挑戦したくてもできない、そう悩んでいたところ、奨学金の受領が決まったので、奨学金を使用しました。株式投資や為替投資はすぐに結果が出るようなことではありませんが、早い段階から始めるに越したことはありません。将来的価値が高いと断定し、挑戦しようと考えました。奨学金を投資に充てるなど不適切だという声も聞こえそうですが、自分の人生に責任を負えるのは自分以外いないので、私は気にせず自分の思う道を進もうと思います。
 投資を自分で始めてから気づいたことが3つあります。1つ目は世界情勢について無知であったことです。2つ目は金融リテラシーが身についていないこと。そして3つ目が自分のことを知らなかったということです。1つ目の課題に対しては、日本経済新聞を毎日読み、少しずつトレーニングを積んで専門用語などをその都度調べ、内容を落とし込み、その記事に対する自分の意見を考えたり、共感したりを繰り返したりすることで、少しずつ見えてくる世界を変えていきました。2つ目の課題には、プロのセミナーに参加したり、図書館の金融の本を読み漁ったり、Googleで様々な人のブログを読んだり、YouTubeなどの講義を活用したりと、低コストでできるだけ最短で学べるようにして、知識を蓄えました。3つ目に関しては、投資を始めて、思うように結果がついてこなかった頃に、なぜ負けるのかを自問自答し、気付いたことです。自分が考える負ける理由を書き込み、自分の性格を分析して、手法を確立させることで利益も意欲も向上しました。
 金融は誰しもが関わっている分野です。金融を知れば世界が見え、経済の仕組みが分かり、世の中の生き方が分かり、自分のことも分かるようになると感じました。まだまだ未熟ではありますが、毎日、勉学に励み、死ぬまで学び狂おうと思っています。

経済学部3年生 岡本大輔さん

 今回、私は初めて学部奨学金をいただきました。選考してくださった先生方、本当にありがとうございました。このたびの学部奨学金は私にとってとても嬉しく、これから先の大学生活の中で、本当に助けになる大切なお金だと感じています。そのため無駄に使うのではなく、しっかりと使い道を考えているところです。
 私は地方公務員を目指しています。そこで頂いた学部奨学金で、まずは公務員試験の参考書を購入しました。企業への就職も視野に入れているので、就職活動の際の交通費としても使うつもりです。3回生の時に企業のインターンシップや合同説明会に行きましたが、そのときに通学定期以外に交通費がかなりかかりました。4回生になると、就職活動で、通学定期外の企業などに行く機会も多くなるので、そのときにも交通費として使おうと考えています。
 また、2回生のときからMicrosoft Office SpecialistのWord、Excel、Powerpoint、医療事務検定の資格講座を受けており、3回生のときには法学検定やSPI試験対策講座を受けました。これからも資格講座や検定を受けていきたいと考えているので、そのときにも受講料として使わせていただきたいと考えています。
 かつて私は、学納金に少しでも充てられたらと思い、アルバイトをすることを考えたことがあります。しかし、私には足に障がいがあるため長時間立ちながらの仕事や長距離の移動が難しく、諦めました。そこで、大学生の間にしかできない勉強や活動に力を入れたいと気持ちを切り替えました。アルバイトしていない私にとっては、学部奨学金は参考書を購入したり、交通費に使ったり、学納金の一部に充てることができ、本当に大切なお金です。父は私が中学生のときから名古屋へ単身赴任しており名古屋と大阪の二重生活で大変ですし、母はスーパーのパートに出ています。大学で学びたい私は、学納金などで両親に負担を掛けたくないと思い、日本学生支援機構の奨学金を借りています。しかし、それだけではすべてを賄えず、参考書の購入代金や交通費などは両親が助けてくれています。この学部奨学金をいただけたことで、両親の負担を少しでも減らすことができればとも思っています。