フィリピン語学研修報告2015 in セブ島

 2015 年8 月23 日(日)〜9 月19 日(土)の 28 日間、国際コミュニケーション学部13名、経済学部2名の合計15名がフィリピンセブ島ビサヤ大学(University of the Visayas)ESLでの語学研修に参加しました。
 約1カ月の研修で、参加した学生は英語でのコミュニケーションに自信がつき、学習意欲も大きく向上しました。TOEICのスコアが伸びた人も多いですし、たとえ点数にはあらわれなくても、スピーキング、リスニングの力がついたということが、帰国後の学生を見ていてよくわかります。滞在中は、月曜日から金曜日まではしっかり英語を学習し、週末はショッピングや自然豊かなセブ島のリゾート生活を満喫したり、ボランティア活動にも参加して、フィリピン社会についての学びも深まったように思えます。事前研修としての前期の授業で見られたぎこちなさはすっかりなくなり、お互いの強さと弱さも理解した上での人間関係を築けたこともよかったことの一つです。
 参加学生が、次回の参加者のことを想定しながら、有意義な情報や自分の意見、アドバイスをしたためました。ぜひご一読くださり、次の機会にこの研修にご参加ください。

国際コミュニケーション学部 権 瞳

ビサヤ大学ESLについて

授業について

フィリピンのレッスンは基本的にマンツーマンとグループレッスンをうまく構成したスタイルになっています。また、英語をより多く勉強したい人にはおすすめのスペシャルクラスもあります。
1日8コマから12コマまで受講することが可能で、1コマ40分と日本の大学の授業より短い時間です。そのため時間があっという間に感じるかもしれません。
8コマのうち4コマがマンツーマン、残りの4コマがグループレッスンと構成されています。

マンツーマンクラス

 1対1のマンツーマンスタイルでは、グループレッスンとは違い、生徒1人1人にあったレベルで教科書を使い授業を進めていきます。
授業の40分間すべてを英語で聞き取り、英語で話をしないといけないためリスニング力がとても上がります。また、マンツーマンの先生と日常の会話や近況などを楽しく話すためコミュニケーションを多くとることができます。
さらに、個室で授業をするので、先生との距離も近く、気軽に質問しやすい空間です。
 週初めに必ず尋ねられるのが、“How was your weekend?” たいていの先生は授業の初めに質問してきます。自分の週末のことを話した後は、先生の話を聞いたり、おすすめの観光スポットなどを教えてくれたりと、ためになる話をたくさん聞かせてくれます!
 私が一番苦労したのはマンツーマン授業です。初めは40分間の授業で、英語で話をすることに苦を感じました。先生の話を聞くことはできるのですが、いざ、自分が話すとなると単語が出てこなかったり、文法がうまく頭の中で作れなかったりと自分の単語不足に気づかされました。あまり英語を話せなかったことが悔しかったので、毎日授業終わりに、授業で習った単語を復習して覚えるようにしていました。
※マンツーマンの教室はクーラーがとても効いているため基本的に寒くなっています。なので、カーディガンやパーカーなど上から羽織る服を持っていくことをお勧めします!また、わからない単語が頻繁に出てくるので、電子辞書は必須です!!
(国際コミュニケーション学部 1年生 和泉美咲)

グループレッスン

 グループレッスンは大きく「小グループクラス」と「大グループクラス」に分かれています。 とは言え、小グループクラスは最大5名まで、大グループクラスは最大10名までといった比較的少人数のクラスで授業が行われるので、授業中に閉鎖的になってしまうということはなく、先生も丁寧に授業を進めてくれます。クラスも種類が豊富で、基本的な Speaking,Reading,Writing,Listening などの授業から英語マナー、スラング表現、ビジネス用語などの日常生活で役に立つ英語を学べる授業なども豊富に揃っています。
 クラスのレベルは、初日に行われるレベルテスト(Reading,Listening,Writing,Speaking) によって最大9段階に分けられ、時間割りは最初に現地のマネージャーの方が組んでくれますが、受けたい授業が他にある場合などは臨機応変に対応してくれます。授業はプリントを使うものが多く、私の場合グループレッスンでテキストを購入することはありませんでした。
 授業の雰囲気は、先生が明るく面白い方ばかりなのでクラスも賑やかで、更に少人数のクラスということもあり発言しやすい場だと感じました。授業によっては映画を観たりゲームをしたりして英語を学ぶものもあるので、1日7:30〜18:00までの授業ですが、特に苦に感じる事はなかったです。(私の場合2コマの空き時間がありました。)
 コースによっては試験対策コースなどもあり TOEIC,TOEFL,IELTS などの対策が出来るものもあります。最終クラスは16:15までですが、その後18:00まで2コマのスペシャルクラスが無料でついています。スペシャルクラスとは、日本でいう簡易のクラブ活動のようなもので、ゲームやスピーチ、心理学などの授業を2コマ取ることが出来ます。受けるか受けないかは自由ですが、どのクラスも楽しく結果的に自分の力になる内容だったので受けてみることをお勧めします。
(国際コミュニケーション学部 1年生 出田百恵)

寮について

私たちが生活したのは、UVESLAcademyという外観が茶色で6階建ての大きな寮です。部屋だけでなく食堂・自習室・売店などの設備もあって、この充実した寮に全員で滞在します。寮から学校までは徒歩2分ほどで着くのでとても便利です。

門限

日〜木:22時、金・土・祝前日:0時
寮の出入りをするときは必ずセキュリティーガードにIDカードの受け渡しを行います。寮滞在中はセキュリティーガードに預け、寮から出るときは自身で持ち歩きます。

掃除・洗濯

部屋の掃除と洗濯は週に2回で(曜日は各部屋によって異なる)行ってくれます。
服はお気に入りの物や高価な物を持っていくと縮んだりビーズなどがとれたり色落ちするので出来るだけ持っていかないほうがいいですよ!

部屋の設備

洗面所は日本と違いトイレと洗面所が一緒になっています。
シャワーの水圧は日本と比べとても弱く、温度調節もしないと冷たすぎたり熱すぎたりします。でも1週間ほど経つと慣れてきます。
トイレは詰まりやすいので、トイレットペーパーの量に気を付けましょう!

備え付けられているテレビ・エアコンはつけないほうが電気代を抑えることができます。少し暑いけど扇風機だけでも生活できます。(帰国前にそれぞれが使用した電気代を支払う必要があります。)

部屋によってアリがいたり一匹もいないなど部屋によって異なります。私の部屋では運良く一匹もアリがいなくて快適でした。
部屋は1〜3人部屋で部屋割りによってルームメイトが韓国人や中国人となると英語でコミュニケーションをとったり会話することができるので英語力が少しあがるかも!部屋でルームメイトと一緒に過ごした時間もとても良い思い出になりますよ。
(国際コミュニケーション学部 1年生 岸田渚)

食堂

 食堂を利用時間は下記のとおりです。土日祝日のみ、朝食時間は7:30〜8:30と遅くなります。

  朝食 昼食 夕食
平日 6:30〜7:30 12:00〜13:15 18:00〜19:00
食事はバイキング形式です。ランチタイムは授業終わりの学生が一斉に来るので結構混み合います! ですから、隣の席に荷物を置いたりしないようにしてください。

自習室

 自習室は24時間開いていて、エアコンがあるのでとても涼しく快適です。ですが、あくまで勉強するための場所ですから、勉強している人の邪魔にならないように私語は控えなくてはいけません。私も宿題をするときなどに利用しましたが、みんな静かで雑音もなく勉強に集中できました。韓国人の団体が寮に来てからの平日の20時〜21時ごろは、自習室がほぼ満席になっていました。

売店

 売店は、朝から19時ごろまで開いていました。売店にはお菓子やトイレットペーパーなどの生活用品が売られています。ただし、トイレットペーパーは1個売りなので、帰国間近で残り少なくなってきたときに買うのはいいかもしれませんが、普段は近くのショッピングモールでたくさん入っているものを買うことをおすすめします!

Wi-Fi

 UVESLの寮ではfree Wi-Fiが利用できます。しかし、日本のWi –Fi環境と比べると、つながりはあまりよくないです。私の部屋はアンテナが2本が立っていたのでスマートフォンで利用することもできましたが、部屋によっては全くつながらないとこもあります。

水・水道

 寮には各階にウォーターサーバーが1つあります。ウォーターサーバーはお湯も出るので、その水を使って皆カップラーメンなどのインスタント類を食べたり飲んだりしていました。水道水は絶対に飲まないでください!その人本人の体質によりますが、おなかをこわす人もいるので皆さん気を付けてください。

その他

寮に到着した日には、トイレットペーパー1ロールとカップラーメン1つがもらえました。
(国際コミュニケーション学部 1年生 山崎真琴)

寮のごはん

ごはんは基本セルフサービスなので、食べたいだけ食べられます。(おかわり自由)おかずなどは食堂スタッフがついでくれます。

朝(6:30〜7:30)
 朝は基本的に、パン、コーンフレーク、ガーリックライス、お粥のローテーションでした。この他にソーセージかハム、生野菜、卵料理、そして時々果物がありました。目玉焼きはたまに黄身が半熟なので気をつけました。でも、食べてもお腹を壊したりなどはなかったです。

昼(12:00〜13:15)
 昼ごはんはみんなの授業が終わる時間がかぶるので、食堂がたいへん混みます。はやめに行くことをおすすめします。主食は毎日ごはんで、汁物とおかずが2品ほどありました。料理は韓国料理が出ることが多く、辛いものが多かったです。

夜(18:00〜19:00)
 夜には外食に行く人が多いので、昼ほど混まないです。夜も主食は毎日ごはん。昼とそんなに変わらないですが、昼よりボリュームがあります。
 時々学校に見学に来る企業の方などが来ます。その時は食事のメニューが豪華になります!たとえばデザートとしてフルーツが出たり、おかずが増えたり、今までになかったパスタが出たりと、みんなテンションがあがりました!来訪者が来るときは学校の掲示板に掲載されるので、楽しみにしていてくださいね♪
(国際コミュニケーション学部 1年生 岡崎江莉 小関遥奈)

セブの生活事情

道路・交通

 セブ島はリゾート地として有名です。しかし、リゾート地はのんびりとした雰囲気ですが、セブの街は思っていたよりも車やバイクが多く走っていました。寮の近くの道路には信号がありません。そのため道路を渡るときは車やバイクに気を付けないといけません。
 道路の端を歩いているときでもバイクが道路の端を通ってくるときがあるので、しっかり前を見て歩かねばなりません。気を抜くとぶつかる恐れがあります。そのくらい日本と比べると道路は危ないです。
 地面は綺麗にコンクリート舗装されているところもありましたが、がたがた道も多くありました。日本に比べると整備していないところが多いため慣れるまでは歩きづらかったです。
 日本の交通とかなり違う点が多いため日本にいる感覚でいていると危ないです。日本にいるときと同じ気持ちで外に出ると事故に遭う恐れが高くなります。

 セブの8月の平均気温は27度、降水雨量は90MMです。また6月から11月は雨期です。しかし1日中雨というわけではありません。朝晴れていても、昼休みの時間にいきなり雨が降ってくる時が多かったです。雨の量は多く、強い雨がざっといっきに降ります。そのため折り畳み傘を持ち歩くようにするか、外出中の場合は、どこか屋根のあるところで雨が止むまで待ったほうがいいです。また雨が多く降った後は大きな水たまりが道路にでき、舗装されていない道を通ることは大変でした。
 雨で地面が濡れていて泥水が靴につくことが多くあったので、お気に入りの靴や乾きにくい靴は履かないほうがいいです。ビーチサンダルは足が汚れてしまいますが、洗いやすく乾きやすいのでお勧めです。

治安

 セブの治安はフィリピンの首都マニラなどと比べればずっと良い方と言われています。しかし、危ない地域や夜の外出は避ける方が賢明です。繁華街など、地域によってはスリが多いため常にリュックやカバンはしっかり管理しておく必要があります。
 また、セブの街中では色んな所でストリートチルドレンを見かけました。寮から一番近いショッピングセンターに行く途中の高架下で見かける時が多くありました。日本では見慣れない光景なので、どう接すればよいのかわからないと思います。しかし、ボランティア活動の時に知ったのは、ストリートチルドレンにはお金をあげてはいけないという法律があるので、旅行者や留学生もあげてはいけないとのことでした。
(経済学部 2年生 高橋雄吾)

タクシー

 セブ島ではタクシーが非常に多く走っています。日本と同じ方法で乗車することが出来ます。しかし、走っているタクシーはすでに乗客が乗っている場合がほとんどなので、外国人や初心者は停めるのは難しいかもしれません。ショッピングモールやスーパーまで行くと乗りやすいです。金額については、初乗りが40ペソ (日本円で約100円) から、と大変安いです。概ね問題なく乗車できますが、ときたまメーターが付いているのに押してもらえない場合があり、普通より多く要求される場合があるので必ず運転手に押してもらうように言いましょう。また、運転手がおつりを持っていない場合があるので小銭を準備し、なるべく細かく出すほうがいいです。

ジプニー

 フィリピンにはジプニーという乗り物があります。トラックのような形の車で、たくさん人が乗れます。現地の人たちは、このジプニーを多く利用しています。値段はタクシーと比べると安く7ペソで乗れますが、慣れていないと乗車方法は難しいです。まず、ジプニーによって目的地が違うので乗る前に確認をしましょう。そして、降りるときは天井にある手すりにコインを当て、音を鳴らして降りることを知らせます。おつりは言えばきちんともらえます。外は排気ガスがすごいのでマスクや口を押さえるものがあればいいと思います。ジプニーは夜は危険なので利用しないことをお勧めします。私の移動手段としては、タクシーを利用することがほとんどでした。
(国際コミュニケーション学部 2年生 北尻翔太)

セブ島での食事

 セブ島は、物価が低いのでたいていの食べ物は安く手に入ります。タクシー代も安いので少し離れたモールやスーパーへも気軽に出かけられます。果物や野菜、お菓子、飲料などはスーパーへ行けば、驚くような値段で買えます。マンゴーやドリアン、マンゴスチンなど日本では高価なフルーツも数十円〜数百円です。
 寮では朝昼晩の一日3回食事が用意されますが、希望すれば外で食事をすることも可能です。休日には、寮での食事のキャンセルを早めに届け出て、UVESLで友達になった他大学の人たちとタクシーで、一般の人たちが利用するレストランへ行きました。その中で特に美味しかった店を紹介します。

グリル・ステーション

 肉料理が中心の店です。場所は寮から歩いて10分ほど。店内は南国風でオシャレです。
私は、豚のスペアリブ、ガーリックライス、紅茶のセットを注文しました。スペアリブは20cmほどの大きさでボリュームたっぷり。バーベキュー味で、こんがり焼かれていて、とてもジューシーでした。お腹いっぱい食べてもわずか210円でした。

KAGURA(神楽)

 日本料理の店です。場所は寮からタクシーで20分くらい。BTCモールの近くです。日本の味が恋しくなった時におすすめです。
すき焼きやお寿司、刺身、餃子、オムそばなどおなじみのメニューがそろっています。食べた中で特に美味しかったのは、ウニのお刺身とすき焼きです。ウニは舌の上でとろけそうでした。すき焼きは、牛肉と野菜がたっぷりで、日本で食べるすき焼きと同じ味がしました。8人で合計9000円くらいでした。

ブルー・エレファント

 多国籍料理の店です。メニューには、タイ料理、フィリピン料理、メキシコ料理などが並んでいます。寮からタクシーで20分くらい。運転手に “The walk in IT Park”と言うと、店のすぐそばまで行ってくれます。明るくておしゃれな雰囲気の店です。
私は、揚げ春巻き、パイナップルご飯、スペアリブを注文しました。パイナップルご飯は、くり抜いたパイナップルの中に、カシューナッツ入りのピラフが入っています。揚げ春巻きは1本がとても大きく、野菜と肉がたっぷり入っています。スペアリブも驚くほどの大きさです。ここは、セブ島の中では高級な店ですが、1000円も出せば食べきれないほどのたくさんの料理が出てきます。

バーベキュー・ボス

 居酒屋のような店ですが、UVESLの学生が必ずと言って良いほど行くお店なので、そこで友達になる人も多いようです。場所は、寮から歩いて15分ほど。明るい南国風のおしゃれな店です。セブ島では18歳以上なら飲酒ができるので、大学生でもアルコール類を楽しむことができます。私はアップルビールを注文しました。リンゴ味のフルーティーなビールで度数も低いので少し苦いジュースのような感じでした。おつまみの鳥皮が美味しかったです。
(国際コミュニケーション学部 1年生 中山怜央人)

ショッピング

フィリピン滞在中の買い物は、BTC(バニラッドタウンセンター)、アヤラモール、SMモールの3つのモールに行くことが多かったです。

BTC

 トイレットペーパー等生活必需品は寮からも歩いて行けるBTCで済ませていました。BTCは、スーパーマーケットの様な建物で、雑貨や洋服を取り扱うショップも少し入っています。いくつか飲食店もあり、「イエローキャブ」というセブでは人気のピザ屋さんにもよく行きました。ケーキ屋さんもあるのでそこでケーキを買って、セブで誕生日を迎えた友だちのお祝いもしたりもしました。また、換金所もありますが、銀行などと比べてレートも良いのでここで換金することがほとんどでした。しかし換金所の営業時間が短いうえ、時間になる前に閉めてしまうことがあるので全ての授業が終わってから行く場合は急がなくてはいけません。

アヤラモール

 アヤラモールには、ショッピングやちょっと時間ができた時によく行きました。
タクシーだと約80ペソ、4人で乗ると1人約20ペソ(約60円)程度。ジプニーに乗ると7ペソ(約20円)で行く事ができます。ただ、平日の17時以降は帰宅ラッシュなどでタクシーもジプニーも停められない事が多かったので大変な時もありました。
 モールはとても広いです。ナイキやH&M、エチュードハウス、MACやスターバックス等日本で見かけるお店も比較的多く入っていて、飲食店もたくさん入っています。セブ土産も多く売られています。また、広いスーパーマーケットが中にあるので遊んでショッピングをした後に、食料品や生活用品を買って帰ることも多かったです。モール内のトイレも綺麗な方で、トイレットペーパーも備え付けられていました。
 私の1番のおすすめの飲食店は、アヤラモールにあるステーキ料理店「カサベルデ」です。お店の一番の売りはステーキだそうですが、ここのハンバーガーが本当に美味しいです。モールにはお馴染みのマクドナルドもありますが、せっかくなのでここに行ってみてはどうでしょう。それにマンゴーシェイクがとっても美味しいので、美味しいフルーツジュースが飲みたい時は是非カサベルデに行ってみて下さい。
 モールの最上階には映画館もあり、日本で公開されているものと同じ映画も放映されているので英語の勉強も兼ねて見てみるのも良いと思います。                   
 
(国際コミュニケーション学部 2年生 西側愛華)

SM CITY

 SM CITYは、セブの中で一番大きなショッピングモールです。店舗数は600以上あり、規模はアヤラモールよりもはるかに大きいです。メインエントランスは高級感があり、またとても広々としています。その場所ではピアニストがグランドピアノでジャズやクラシックを演奏している事があります。
 そして、このショッピングモールには、日本でも馴染みのあるForever21やH&Mなどの衣料品店から、リップ、コスメで有名なNYX 、BODY SHOPなどもあり、現地でよく見かけるハンバーガーチェーン店のJollibee等、多数の店が集結しています。本当に店舗数が多い為、高級なものから低価格なものまでさまざまな店を楽しむことが出来ると思います。 特にNYXには、日本では販売されていない色のコスメがたくさんお店に並んであった為、私や一緒に訪れた友人は様々な色のリップを大量に購入しました。
 最上階の奥にはネイルサロンがあり、価格は100ペソ〜300ペソ(=300円〜900円)とかなり安いです。日本のネイルサロンよりも、ネイルのクオリティは高くありませんが、価格的に日本でサロンに行くよりも気軽に立ち寄れる場所だと思います。
 また、衣料品店はアヤラモールと比較すると全体的に安く、一番安いものは190ペソ(570円)程度で販売されていた為、現地で安く服を買いたい場合はSM CITY内で探すことをおススメします。
 SM CITYは、北館と南館があり入り口も多数あるので、一度中で買い物をしてしまうと方向が分からなくなって、一緒に訪れた友人とはぐれてしまうといった事が多々あります。
また、無料Wi-Fiについては、アヤラモールと比較すると、ほとんど電波が届かない状態なので、館内に入ったら、何時にどこで集合するかを友人同士で決めておくことをおススメします。
 SM CITYは、日本にはないくらいの大型のショッピングモールなので、セブを訪れる際は必ず立ち寄るべき場所だと思います。
(経済学部 3年生 岩谷梨紗)

コロンストリート

 コロンはセブ市内の中でも少し治安が悪い場所と言われています。また、ストリートチルドレンも非常に多く、外国人には訪れにくい場所です。しかし、コロンストリートはセブの中で最も古い歴史があるストリートで、観光名所も多く、歴史を感じることができる場所でもあります。そして物価が安い為、地元の人がよく訪れると聞きました。UVの先生にコロンに行くと伝えると「あんな危険な所にいくの?」と驚いたり心配されたりしました。しかし、私たちが実際に訪れる際は、マンツーマンの先生が同行してくれたので安心して観光できました。

コロンストリートまでは私たちの学校があるバニラッドからジプニーで15分程度で着きます。乗車料金は7ペソ。日本円にして20円しない程度なのですごく安いです。コロンに着いて、非常に栄えていることに驚きました。大勢の人がいてたくさんのお店が立ち並ぶ、大阪でいうアメリカ村のような場所です。

私は洋服を購入するのがメインだったので、衣料品がたくさん売られている138というビルに行きました。驚くことにだいたいの商品が500円程度で購入できます。高くても1000円程。私はTシャツ(500円)とサンダル(300円)、リュック(800円)を購入しました。友達はヘッドホンや音楽プレイヤーなどの電子機器を購入していましたが、返品制度や保証もあり日本と変わりませんでした。

昼食はコロンストリートの中心にあるマクドナルドで食事しました。ハンバーガーの味は日本の物と似ていました。しかし、飲み物でマンゴージュースを選択できたり、チキンとご飯のセットがあったりとメニューの違いに驚きました。その後セブの名物ハロハロを食べました。ハロハロというのは混ぜるという意味だと教えてもらいました。その名の通り十分に混ぜてから食べます。今までに食べたことがないフルーツなどが入っていて面白く、味も美味しかったです。見た目は日本のかき氷にフルーツが乗っている感じです。
買い物が落ち着いた後、私たちは近くにあるサントニーニョ教会へ向かいました。
サントニーニョ教会はフィリピンに建てられた最古の教会である為、フィリピン全土から信者が訪れるそうです。その日も確かにたくさんの人が祈りを捧げていました。
中へ入ると綺麗なステンドグラスがあり、天井にはイエス様(サントニーニョ)の絵が色鮮やかに描かれていました。そしてイエス様の銅像があります。その銅像はヨーロッパのイエス様と顔が違うらしく、航海士マゼランから贈られたものだそうです。

教会の隣にマゼランクロスというものがあります。フィリピン人で初めてキリスト教徒になったセブのフマボン王と王女ファナ、400人の臣下が洗礼を受けた記念として木製の十字架が建てられました。八角堂の中に十字架があり、その上にはイエス様の絵が描かれています。
その隣にはサンペドロ要塞があります。スペインに統治されていた時代に作られた三角形の建物です。フィリピン最古の要塞で完成までに700年かかったと言われています。ここはイスラムの海賊から街を守る為に作られたものです。

アメリカ統治時代には兵舎として使用され、第二次世界大戦時には日本軍の捕虜収容所として使用されました。入ってすぐにたくさんの絵が展示されており中に進むと花がたくさん咲いていました。後に日本語と英語で書かれている友好の碑が建てられました。

周りには芝生の広場があり、現地の学生がダンスの練習やベンチに座って会話をしていたりと、たいへん賑わっていました。現地の学生やバニラッドとは違う雰囲気を感じることの出来る地でした。安全面に気をつけて是非足を運んで欲しいと思います。
(国際コミュニケーション学部 2年生 山田亜梨沙)

フィリピンの休日の充実した過ごし方

ボランティア ストリートチルドレン

フィリピンに来たときからずっと気になっていたストリートチルドレン。
どうしてもストリートチルドレンとひとまとめにして考えがちですが、私達と同じようにその一人一人にそれぞれの人生があって、目標や夢があります。
物乞いをする子供から物売り、靴磨きやタクシーのドアを開ける、窓を拭くといった方法でお金を稼ぐ子供たち。私も一ヶ月で何度も目にし、日本との違いに驚きました。

今回私はCECという日本人の方が運営されているボランティア団体を通じて、以前は墓地で生活をしていた住民が、政府に強制的に山村に移住させられたという、ある集落を訪れる機会を得ました。こうした活動には、1人500ペソで参加できます。
まずサントニーニョ教会の近くで集合。サンドウィッチをみんなで作っていると、2人のストリートチルドレンが日本語で自己紹介をしてくれました。彼らは普段物売りをしており、将来は教師になりたいと夢を語ってくれました。その後教会の前でサンドウィッチを皆で配り、持っていった折り紙で遊び、鶴の折り方をこのプログラムに参加した阪南生みんなで伝授しました。

集落にある幼稚園では、子供達から阪南生の他に来ていた大学生にもダンスや歌を教えてくれ、私たちは食事の提供をしました。子供達の中には英語が凄く堪能な子、日本語をよく知る子がたくさんいてとても驚きました。フィリピンでは大学を卒業しないと中々就職先がなく、最低でも高校は出ないと生活するのが困難になるそうです。現在墓地の子たちのために学校の先生になりたいとの理由で大学に通っている女の子はある日本人の方から奨学金として年間約8万円の学費を提供してもらっています。

フィリピンに来て3週間目、それまでストリートチルドレンに対して警戒心が強く働いていて彼らの心境などには目を瞑っていました。もちろん、気を許しすぎるのもいけないです。お金を与えるのも彼らがドラッグを買うことを引き起こすため絶対に駄目です。団体の方は、私達がやっていることはたった一度きりの貢献だが、それを何度も繰り返すと継続になる。その点と点が繋いでいけたらとおっしゃっていました。
私にできることはとても少ないですが、今回経験したことやそこにある事実を忘れずにいようと心に決めました。
(国際コミュニケーション学部 2年生福田愛美)

リゾート&アウトドア

ボホール島

ボホール島はフィリピン中部ビサヤ諸島に位置する島。週末の休みを利用していってきました。セブの市街地とは違い、リゾート感を味わうことができ素敵な休日の思い出を作ることができました。

ボホールまでは、港から船で約2時間かかります。ただし、船会社により出港している便数や時間、値段も違います。船の出航は日本と違い予定時間に出航しない場合があるので注意。ボホールに行くには船だけの移動時間でも往復4時間もかかるため、朝早く出るか休日を使い泊りで行くのがオススメ!!

ツアー

港のチケットカウンターでバンを予約するとスムーズです。マクタンの港でツアーを勧められました。ドライバー付きレンタカー、お昼代込、ターシャ観覧料込で、1人2000P値段交渉で1500Pまで値下げできました(日本円にすると1人6000円を、値段交渉で4500円まで値下げできました)。
※より安いツアーもあるためいろいろなツアーを見るといいですよ!行きたいところをタクシーで回るより安いと思うのでオススメです。

ターシャ

ターシャとはメガネザルの一種で世界最小のサルです。目がとても大きくかわいかったですが、あまりの小ささに驚きました。森には5,6匹のターシャがいましたが、木の上の方にいるため確認しづらかったです。ターシャは繊細な動物なためフラッシュ撮影は禁止。セルカ棒などあるとより姿を撮りやすいです。ターシャを見るには少し森のようなところを歩いて回るため、ビーチサンダルよりかはシューズのほうがよいです。ターシャ関連のお土産が数多くあり観光客で賑わっていました。

ジップライン

ロボック川から高さ1000m以上に張られたワイヤーロープを滑るスリルのあるアトラクションがジップラインです。1人用のジップラインは、速度が速く、風が気持ちよさそうで、6人まで乗れるケーブルは速度は遅いものの、景色を楽しむには最高です。ジップライン:1人350P(約1050円)、ケーブル:1人250P(約750円)です。 (※どちらも往復の値段)
私たちは6人でケーブルに乗りました。高さがありましたがきれいな風景をゆっくり見ることができとても楽しかったです。写真はケーブルからの眺めです。
1人用のジップラインをしている人を見ましたが、宙につられて空を飛ぶような感じでとても面白そうでした。

ボホールの海は透明度がとても高くきれいな青色の海が一面に広がっていて綺麗でした。浅瀬が広がっている海岸で土が粘土質で歩き心地がとても柔らかくて気持ちよかったです。海に入る時間はなかったので足だけ浸かりましたが水着を持っていき入るのがオススメ♬ 無料のシャワーがありましたが個室の有料シャワーもあったような気が…。ちょうど日が落ちる時間帯にいたためとても綺麗な空をみることができました。

チョコレートヒルズ

港から約30分でチョコレートヒルズに到着‼ チョコレート・ヒルズはボホール島のほぼ中央部にあり、幼い子供がつくる砂山を思わせるなだらかな円錐型の丘が、周囲一帯に延々と連なっています。5月からの乾季には枯れ草のため茶色になり チョコレートに見えるそうです
本当にチョコの丘みたいでとても可愛かったです!

注意点

・海に入るならビーチサンダル、ターシャ観覧などするなら靴のほうが安全です。(ビーチサンダルだけでやっていけないこともないですが…)。
・どこの水でもきれいとは限りません、出かける際は水を持つことが重要です。
・荷物は最小限にしていくと◎海に入る際はロッカーなどないため荷物から目を離さない。
(国際コミュニケーション学部 1年生 蛭間ゆみこ)

オスロブ

フィリピンで過ごす最後の日曜日、私たちはセブから離れたオスロブ島にいってきました。

  スケジュールとしてはこんな感じです。
オスロブはセブ島から3時間程かかる場所にあります(図1参照)
前の晩は早寝して5:00にドミトリー前に集合しました。早朝ということもありタクシーが拾えるか不安でしたが、5時すぎにタクシーをゲットすることができました。その後20分ほどでSouth Bus Terminalに到着。現地の人は観光客に慣れているのか “We want to go to Osurobu…”と話しかけるとすぐにわかってくれ、自然とオスロブ行きのバスに乗ることができました。

5:41に発車。ここから3時間かかりますが寝ている間にすぐ現地に着きます。なお、トイレ休憩も挟んでくれるので安心です。

9:00オスロブ着。
着いてすぐ図2の看板がでてきます。
ここからはトントン拍子に話がうまくいきシュノーケルでホエールシャークと泳ぐ体験プランを予約することができました。シュノーケル・専門カメラマン2台付・足ヒレ・体験代すべて込々で1人あたり1500ペソと激安でした!

オスロブの海を見るなり、皆で大はしゃぎ

オスロブ ジンベイザメ・シュノーケリングをするには小船を使いジンベイザメのところまで行きます。近づくにつれ皆の興奮は最高潮!眠気が一気に吹っ飛び準備のできた者からいざダイブ。
“Take a picture!!”といい何度も海の中でジンベイと写真を撮ってもらいました。写真待ちをしている間はシュノーケリングで海の中を観察。すぐ足元で魚たちが泳ぎ回っているのに感動!!ジンベイザメの背中にコバンザメがくっついている光景なんかも発見できてとても可愛らしかったです。ジンベイザメは私たちが思っていた怖そうというイメージは全くなく良い体験ができました。

そして次にたった100ペソでスミロン島へ。船で5分程で到着するのですが、スミロン島に近づけば近づく程、海の色が変化しスミロン島の海水は本当に綺麗でした。(図3参照)
透明ってまさにこういうことを言うのだと思いました。
シュノーケルを使い人魚になった気分で海の中の貝殻を拾ったり、魚の群れを見たりとても楽しかったです。
  • 図3 スミロン島行き

14:00の最終の船で元のオスロブ島に戻りました。ギリギリオスロブリゾートのお店が開いていたので入ってみると店の中のすべてのものが35ペソ均一でサイフからストラップ・置物など、皆でお土産の購入です。
そこから一人一台無料送迎の原付でバス停近くまで送ってもらいシャワーを浴びてから15:00のバスで帰りました!!最後の日曜日にふさわしい良い1日となり、とてもいい思い出になりました。このプランはぜひおススメです✩

(国際コミュニケーション学部 2年生 西川侑希)

    最後に主な料金表です↓ツアーで行くと倍以上値段がかかるので個人で計画を立て行くのがおススメです。

内 容 費 用
バス  1人あたり往復 220ペソ
タクシー 120ペソ
Whale Shark 体験(シュノーケル・足ヒレ・カメラ2台込) 約 1500ペソ
スミロン島ビーチ 110ペソ

必読!2015年度参加者からのアドバイス

1. 準備しておくこと  
1) 学習編

※( )の数字はアドバイスした人が2人以上の場合の人数です。

・英単語(6)、日常会話の単語、とりあえず、聞き取れても単語がわからないと話にならないと思ったから単語力がいるかな⁇ 文法を勉強できていなくても、単語を並べるだけで会話ができたりするので、出来る限り語彙力を増やしておくと良いと思います。英単語を勉強するとよい。
・日常会話や簡単な文法も確認し、予習しておく。単語の勉強は、留学先での授業にも役立ちます。自分の気持ちを先生や友達にもいろいろな単語を使いコミュニケーション取ることができます♫
・日常会話で使える英文の習得(特にタクシーやショッピングモールで使える英文)。
・タクシーを使うことが多いとおもうので、自分の意思を伝えるような会話をできるようにしておく。
・道の聞き方を知っておく。
・何週間の滞在予定ですか?との質問はどの授業でも最初にきかれます。そして今日の気分など簡単な英語は聞き取れる&話せるように。
・自己紹介(趣味、性格、好きなスポーツや映画など詳細まで)を英語で紹介出来るようにしておく。
・フィリピンについて(異文化やマナーや歴史)の勉強
・私はフィリピンという国を全然知らなかったのでもっともっと地名やアクティビティなど、国のことを調べておけば良かった!私みたいなどうにかなると同じように考えている方は、どうにかはなるけど、調べればもっと楽しくなるはず!
・セブ島に留学するにあたって、基本的な英会話とTOEICの勉強をしてください。英会話は、English Space、TOEICは過去問でできます。

持っていくべきもの
1)衣服、衣類

・教室が寒いので、上から羽織えるセーターやパーカーを持っていくことをすすめます。(11)
・4日分くらいの服と上着(2)
・水着(2)
・タオル5枚
・ビーチサンダル
・Tシャツ、短パンのような軽装ができる服

2)洗面、洗濯用品

・バスタオル(4)、フェイスタオル(4)、バスタオル・スポーツタオル2,3枚
・歯ブラシ(2)、 歯磨き粉大(3)
・洗顔せっけん(2)、手ピカジェル、ハンドソープは寮にもショッピングモールにもないので持っていったほうがいいと思う。
・手洗い石鹸。石鹸があれば身体も洗えるし、手も洗えるし、衣類も足りなくなったら自分で洗えるし便利。
・洗剤、水着を洗うための洗剤。
・洗濯ネット(4)、大きめの洗濯用ネット、同じ寮の人と下着が混ざるのが嫌な人は洗濯ネットに名前を書いたものを持っていくと便利
・干し竿、洗濯バサミ、洗濯バサミ付きハンガー
・ハンガー(3)
・日本のシャンプー、リンスは泡が立たなかったので向こうで買うべき。トリートメントは日本のもの(2)、使い捨てシャンプー&リンス(2) 
・ゴミ袋があるとお風呂の時便利。
・泡立てネット 
・ビーチサンダル(寮で履くのであると便利です。)

3)お金、クレジットカード

・なるべく現金で持っていくこと(クレジットカードは使えない場所があります。)
・少し多めのお金(電気代、教科書代、空港税なども現地で払わなければなりません。)
・千円札を数枚

4)食べ物

・カップ麺(9)、 ふりかけ(8)、しょうゆ(3)、味噌汁(3)、海苔(2)
・インスタントコーヒー、チョコレート、シリアル(フレグラやオールブラン等)
・小分けになっているお菓子(2)…先生方に配ることができる
・大きめのマグカップ
・※塩、こしょう、ジャムは食堂にある

5)衛生用品

・ウェットティッシュ(9)
・ポケットティッシュ・箱ティッシュ・ティッシュペーパー(3)
・生理用品・生理痛の薬(3)
・風邪薬…風邪はうつりやすいので各自で持っていくのがベスト!
・消臭グッズ…消臭リキのようなもの
・虫よけスプレー(2)
・綿棒
・爪切り…意外と爪は伸びます

6)学習用具、文具

・筆記用具(6)、ノート(3)、カラーペンや色鉛筆(2)、クリアファイル、電子辞書(5)、ルーズリーフ(4)ルーズリーフはストリートチルドレンにあげると喜ばれた。
・わからなかった単語をメモできるようなメモ帳。
・その日の出来事を書ける日記、もしくはスケジュール帳。
・最後に先生へ手紙を書くためのレターセット
・英会話の本

7) 電化製品、その他

・ドライヤー(5)(現地で安く買うこともできます。)
・電子辞書の予備電池(4)
・充電器(5)
・ヘアアイロン(5)(ヘアアイロンは現地で買うと高いです。)
・長めのタコ足コード
・折り畳み傘

8) 持っていかない方がいいもの

・ワット数の違う電化製品全般
・高価な物、お気に入りの服(4)
・アクセサリー(4)

現地についてのアドバイス
1.語学学校 授業について(受講姿勢、先生、クラス、テスト)

☆受講姿勢
・最初に必ず自己紹介をさせられるのでできるようにしておくこと。
・わからない単語とかあったらスペルをきいて辞書を引くこと。
・ノートを取ること。

☆先生
・先生たちはとてもフレンドリー。どんどん話しかけてどんどん仲良くなればいいと思う。
・先生も面白く優しい人ばかりなので発言しやすく楽しい授業をうけることができる。
・言いたいことを全部英語で言えなくても一単語だけでも話すと理解しようと
 しっかり聞いてくれるので諦めずに話してみてください。話す勇気が大事!
・先生は1人1人とてもユニークでおもしろい!冗談もたえず面白かった!
 自分のレベルに合わせてゆっくりと教えてくれ、本当にありがたかった!
・日本に興味を持っているので日本の事について、話してあげてください。

☆クラス
・マンツーマンとグループレッスン、スペシャル授業があります。
 クラスによって先生が異なりますが、先生と意気が合わないと感じたら
 変えてもらうことも可能です。
 マンツーマンでは先生によって単語テストのあるところもありました。
 授業は40分なので、短く感じるかもしれません。

1.マンツーマンクラス
・初めの方に雑談で、家族の話などでペットや家族の写真を見せて、と
 言われる事が多いです。すぐに出せるようにiPhoneのアルバムを
 整理しておくと良いです。何千枚とアルバムに写真があると探すのに手こずります。
・先生が気分屋な時がありますが、気にしなくて良いです。

2.グループクラス
・グループにいる日本人同士で日本語を話しがちになってしまうので気をつけてください。
・クラス変更の申請した次の週からしかクラスは変わらないので
 授業が気に入らない場合は遠慮せずに早めに授業変更の申請をして下さい。

3.スペシャルクラス
・阪南生だけのクラスの時もあるので、日本語を話しがちになります。
 分からない所は協力しながら、英語で授業に取り組むように意識すると良いです。
・重要な事は閉鎖的にならず自分が思っている事を全て伝える事。
・クラス分けテストはあるが、いざ授業に行くとレベルが高い授業に入れられている事もある
 (特にグループレッスン)が、その場合は容易くクラスを変えたりせず粘ってみる事が重要。
・最初は先生の言うことがわからなくて辛くなることもあるかもしれませんが
 絶対次第に聞き取れるようになるのでめげないこと。
・マンツーマンの先生と会話が続かなかったら、「写真撮りましょう」と言うと距離が縮まるかもしれません。
・何をやっているかわからない授業があったが、毎日受けていると理解できるようになりました。
・どの授業も、英語力をあげるために必要な事を学べるので参加しましょう。

2. 設備 
1)食堂について

・お昼ご飯の時間はとても混雑します時間をずらしたり授業終わり早めにいくことをお勧めします
・寮利用者に比べて食堂は明らかにせまいです。
・個人的にあまりご飯は美味しくなかった
・高望みはしないこと。基本辛い。
・たまにフルーツが出てきます。備え付けで、塩と胡椒が置いてありました。
・もし嫌いなものがあってもそれはとらずに好きなものだけ選択できます。
・初めは見た目に怯んでしまうこともあるかもしれませんが、慣れるとおかゆなども美味しくなります。
・スープは塩コショウを足すと美味しいです。
・おかゆは塩や海苔などで工夫すると良いかも。
・私はすごく美味しかったと思う!コツはめっちゃまずいのを想定していくとすごく美味しく感じるよ!
・最初は美味しくないと感じるかもしれないけど、慣れる。
・おなじような物がローテーションででるので、飽きるかもしれないからふりかけはあった方がいいと思います。
・ご飯の量は自分で注ぐので調整ができる。味は韓国料理が多く辛い物が多いので苦手な人はふりかけや醤油などを持っていくとよい。
・毎食ビュッフェ形式になっているので沢山の料理を食べる事ができます。
もし、食堂の料理に飽きたら近くに、肉料理屋のグリル・ステーションや日本食の神楽と言う店があります。どちらも、とても美味しいので是非食べに行ってみてください。

2)寮、部屋などについて

・部屋によって構成が違いますが、3人部屋で、ある程度広い寮になっています。洗面所、トイレ、シャワーはつながっています。クローゼットも備え付けされています。
・虫やアリが出る部屋もあるので殺虫や駆除できる簡単な物があれば、持って行った方が良い。
・二階になると、外の音がもろに聞こえてとても騒がしい。気になる人は耳栓を持っていく事をおすすめします。
・エアコンはあるが、電気代が多くかかるのでつけないほうが良い。
・シャワーの水圧が弱い。
・慣れるまでは相当暑いので寝る時ように冷えピタがあると便利です。
・クーラーをつけると電気代が多くかかるので扇風機で我慢するほうがよい。
・高望みはしないこと。あまり綺麗ではないが生活は充分できる。
・寮のフリーWi-Fiは遅いので期待しない方がいい。誰でも良いのでWi-Fiを持っている子がいたらとても便利。
・扇風機の近くのベッドの方が良い。(扇風機の風が来るから)
・寮のガードマンは、適当なのでIDカードをあるにもかかわらず、ないと言う事があるので自分で必ず確かめてください。
・テンションやモチベーションを上げるための自分の好きな曲をiPhoneなどのタブレットに入れておく事をお勧めする。

3)洗濯、その他のサービスについて

・洗濯は週に2回してくれます。同時に、部屋の掃除やトイレ掃除などもしてくれます。
・寮の一階には売店があるので、小腹が空いた時にはお菓子やカップラーメンを買うことができる。
・下着などを入れるネットは持って言った方が良いです。ビーズや装飾が付いている服は洗濯の際、壊れたりほどけたりする場合があります。ですからシンプルな洋服を持っていくのが良いと思います。
・ルームメイトが出した洗濯物が一つ返ってこなかった事があったので、お気に入りの服は洗濯に出さない方が良いです。
・洗濯サービスは乾燥機で乾かしているようなので伸びない服や帰りに捨ててもいいようなものを持っていくと良い。
・洗濯物は、ルームメイト全員の服を同じバスケットに入れていきます。その時に、服、ズボン、下着、靴下を数えて紙に書いてバスケットに入れるのですが、書いた数が間違っていると再度数えさせられる事があるので気を付ける。
・洗濯物はネットに入れて出すと洗われてそのままの状態で返ってくるのでなくなる心配は軽減されるかもしれない。しかし、ネットに入れなくてもなくなったことはなく、きちんと畳んで返してくれるのでどちらを選ぶかは自分次第。
・洗濯物の返却が遅く入浴時間に間に合わないことが多かったので、パジャマのような楽な服を2枚持って行くことをおすすめします。遅いところは翌日返却でした。
・バスタオルは3、4枚あると良い。下着など毎日着るものは少し多めに持ってきたほうが良い。
・困ったことがあったら日本人マネージャーに相談できる。

その他生活一般 
1)食事、レストランについて

・近くにスーパーやデパートがあるのでレストランもありました。よく行ったお店は、近くのイタリアンレストランでピザやパスタを食べました。とても美味しいのでオススメです。
・飲食店で、ミネラルウォーターを頼むのにもお金がかかるので、寮にあるウォーターサーバーでペットボトルに水を入れて持ち歩くと良いです。
・また、除菌シートなどの手を拭くシートなどあれば便利。
・バーベキュー・ボスというレストランがあり、そこの料理はあまりおいしくなくお酒が主流。
・ビザリパブリックという具材乗せ放題のお店がとても美味しかった。
・ラパリジェンヌ? というお店はパンが有名ですが、夜のイルミネーションがとても素敵なので絶対行くべき。
・ミケランジェロという近くにあるイタリアンレストランは格別!
・ピザはどこでもそれなりに美味しい。
・おすすめの店は学校を出てジョリビーに行く途中にステーキ屋があります。そこは安くて美味しかったです。
・アヤラモールにあるカサベル(ハンバーガーのサイズがとても大きいお店)がおススメです。

2)ショッピング、モール、コンビニなどについて

・学校から近いところに買い物をするところがたくさんあります。歩いて行ける距離です。タクシーに少し乗れば、大きいモールに行くことができます。
・アヤラモール、SMモール、BTCはとってもオススメです。色々見るものがあり本当に楽しいです。
・換金するときは絶対にBTCでする方が良いです。
・ショッピングモールはどこも広く、必要な物を揃えるには1つのモールを1日かけて回れば十分に揃える事ができます。
・セブにはセブンイレブンやミニストップなどもたくさんあったので便利は良いと思います。寮から歩いて行ける距離にミニストップがあります。軽食も売っています。
・日本のお菓子は高く売っていたので日本から持って行った方が良いです。
・SMの近くにあるSMスーパーマーケットはとても高いのでわざわざ寄るべきではないです。
・お土産を買う時は、値段交渉に応じてくれるので声をかけてみると良いです。
・Forever21やH&Mもありますが、特別安くはないです。日本で見かけるお店は現地でもあんまり価格は変わらないです。
・ペソになって金銭感覚が分からなくなるので、買う前に軽く日本円で計算して下さい。寮に帰って思ったより使っていた、という事もあります。
・あまり大きいお金を出すとお釣りがないと言われます。

3)薬局、医療関係

・風邪をひく人が多いため風邪薬は各自で持って行ったほうがよい(2)
・ロキソニンや整腸剤があると良いです。
・現地は硬水だったり、食べ物が合わなかったり人によってお腹を下す場合があります。ビオフェルミンも良いと思います。
・酔い止めは必ず持って行ってください。現地ではタクシーに乗る事が多いのですが、道路状況が日本と全く違う事もあり、乗り物酔いしやすい人は酔ってしまうと思います。また、休日に海へ行く場合も目的地によっては2.3時間バスに乗ります。多めに持って行くと大丈夫だと思います。
・スーパーなどの日用品売り場の近くに薬が置いてある場合が多かった。お店の人に症状などを伝えるとどれがいいか教えてくれるので心配する必要はない。それでも怖い場合は日本人マネージャーさんに伝えると保険がきく病院に連れていってくれる。
・学校にナースの方が在中しているので、辛くなったら相談すると薬ももらえます。ただ、英語で全て説明する必要があります。
・UVESLの中で薬をくれるところがあります。風邪をひいたときに薬を貰いましたがよく効きました。
 しかし2回しか貰えないので注意が必要です。
・私は結膜炎になりました。外国で病院に行くことが怖かったのですが、現地の病院には日本語を話せる医者が居たため、安心しました。

4)物価について

・タクシーは日本に比べてとても安くなっています。日本の3分の1ぐらいです。
・食べ物は基本的に安かったです。(2)
・現地の方が食べるところはとても安いのですが、少し不安です。他のお店は日本とほぼ変わらない。
・服は安いものもありますが、ほとんど日本と一緒の値段でした。(4)
・物価は安いです(4)。
・安い物ももちろんありますが、つい多く買ってしまうと、それなりの値段になってしまうので注意して下さい。
・フィリピン国内のメーカーのものはとても安かったです。例えばチョコレートが21円くらいで買うことができ、お土産用のチャーム付きミサンガが100円以内で買えます。また薬局でマニキュアを買いましたが、100円もしないものが多くありました。
・ショッピングモールはお金を持った人が来るという認識がありました。品物を高めに売っている事があるため安さはあまり感じなかったです。
・安いものを買いたい場合は少し危険かもしれないが市場などに行くことをお勧めする。

5)治安、注意事項

・突然のスコールが毎日あるから傘が必要です。
・日本いる時よりもしっかり自分の荷物を管理しましょう。
・街中を歩く時は周りを見て、注意しながら歩いて下さい。
・リュックは周りの状況に合わせて、前向きに背負うのをおすすめします。(3)
・セブのストリートチルドレンは比較的危害はないですが、物乞いされてもきちんと断りましょう。お金は絶対に渡さない(麻薬購入すると言われているため)
・1人では出歩かないようにしましょう。
・スリに合うかも知らないのでポケットには何も入れてはいけません。
・夜はジプニー危険です。(2)
・ジプニーに乗る場合は男の人がたくさん乗っているものは乗らないようにしましょう。
・タクシーに乗る時はメーターをつけてもらいましょう。
・黄色いタクシーは、ぼったくりが多いので気をつけてください。
・夜の市場などに行く場合は危ない人がドアを開けてくるケースがあるので、タクシーの鍵は自分で閉めた方が良いと現地の学校の先生に教えてもらいました。
・歩道がしっかり整備されていないため、車両との距離がとても近いため気を付けましょう。(5)

6)休日の過ごし方、おすすめスポット

・休日はボホール島やマクタン、オスロブに行きました。オスロブではジンベイザメと泳いだり記念写真を撮ったりしました。ここは海がとても綺麗だと言われる有名な場所です。そこで勧められるスミロンアイランドは凄く綺麗なので絶対に行くべきです。ホエールシャーク(ジンベイザメ)と一緒に泳ぐ体験は格別でした!他にもオスロブから100円程度で他のキレイな海へ移動出来たり、有名な滝にも格安でいけます!
・アヤラモールやSMモールでショッピング。アヤラモールのカサベルバーガーは値段の割にすごく大きくて、その上とても美味しいです。
・ボホール島ではターシャ(メガネザル)に会うことができ、チョコレートヒルズでは、日本では見ることの出来ない丘を見ることが出来ます。1人大体日本円で2000円程度あれば行けます。早い時間から行くことをおススメします。(寮からボホール島は往復で4〜5時間程度かかる為)。また、ホテル等で一泊するのも良いです。
・プランテーションベイはおすすめです!ここのご飯がなにより美味しかったです!それからWi-Fiも最強でした。
・休日は、どこに行くにもほとんどタクシーを利用します。タクシーに乗ったらメーターがきちんとついているか確認して下さい。ついてない場合はメーターをつけるように運転手に伝えてください。あと、おつりが無いと言われる時があるので、小銭は常に持っておくと良いです。

7)ボランティアプログラム

・CESというストリートチルドレンのボランティアプログラムに参加しました。サンドイッチを作ったり、折り紙をして遊んだり、とても勉強になりました。海外でボランティアをする機会はあまりない経験だと思うので、参加することをお勧めします。
・私たちのために特別プログラムをつくってくれとても貴重な体験ができました!
・このボランティアプログラムの参加は強制ではないですが、参加するべきだと思います!
 行って損はしないと思います!(5)
・フィリピンの人達の生活を見る事ができ、ここでは旅行では体験できない貴重な体験ができます。
・ストリートチルドレンというと少し怖い印象を持つ人もいるかもしれないがとても人懐いので心配する事はないです。

帰国後の感想と次回参加者への一言メッセージ

・フィリピンの語学研修に行って、英語もたくさん学びましたが、文化にもたくさん触れました。ボランティア活動もとてもいい経験になりました。はじめの1、2週間は帰りたいと思うかもしれませんが、それを過ぎればあっという間に時間が過ぎます。平日は勉強に力を入れ、休日は適度に息抜きをし、思いっきり遊ぶことが大切です!1ヶ月という短い期間を後悔しないようにフィリピン留学を楽しんでください!

・初めは自分の英語力のなさを実感し落ち込みました。マンツーマンの先生とも上手くコミュニケーションがとれず辛い時期もありました。ですが、週末にはみんなで出かけたりしてリフレッシュして、平日はまた気を引き締めて授業に取り組むことができた為、一週一週、とても早く感じました。最後には先生とも仲良くなり、恋愛話をしたり、友達の様になることが出来ました。

・楽しい事も、しんどい事もたくさんあって、こんなに充実した一ヶ月は初めてでした。
 英語力だけでなく、きっと色んな面で自分自身の成長に繋がる一ヶ月だと思います。

・私は行くかどうか、ギリギリまでとても悩んでいました。だけど今では本当に行って良かったと感じています。今もしも悩んでいるのならば、是非行って下さい。きっと「行って良かった。」と思えると思います。

・最初は辛いと思うけど絶対に最後のほうは、帰国したくなくなると思います。

・毎日がとても濃くて本当に行ってよかったと感じます。真剣に授業に取り組んで休まなければTOEICもかなり上がります。現地に単語帳を持っていくと、便利です。

・フィリピンを選んだ君は勝ち組や!!アメリカやイギリスに行くより私はフィリピンを選んで良かったと思っています!!全部自分次第!!今後の人生を左右される経験がきっとできます!

・私はこの語学研修に参加して本当によかったと思いました。私にとって、セブ島で過ごした時間はすべてが新鮮でした!

・最初は大変で慣れるまでしんどいと思いますが悔いが残らないように一日一日を大切に過ごしてください!

・日本に居る時の生活がどれだけ恵まれているかがわかりました。勉強面では英語で話す事に抵抗がなくなりました。マンツーマンのクラスで話すと間違っている所を訂正してくれるので、会話力が付きます。なので英語で一生懸命話すことが大切です。

・不安もいろいろありましたがフィリピンに短期留学に行くことが出来て本当に良かったと思います。ボランティアなどもいい体験になりましたし、英語もやればできる!と前向きになることができました。セブへの留学はとてもオススメです

・1ヵ月の留学はとても短かったので、帰国したら英語を勉強する習慣がほとんど抜けてしまいました。ですので、留学する前から英語を勉強する癖を身に付けたり、何か目標を持っておくことをお勧めします。留学する前の段階から、英語力の高い人、勉強に対する意識が高い人のほうが、低い人に比べて、留学を終えたときの語学力の伸び率は高いです。

・私は、セブ島に行って英語力がアップしただけでなく、先生やたくさんの人々と友達になれました!
 現地で、友達になった日本人の人と今度日本で会う予定です。なので、皆さんも現地でたくさんの人々と出会ってたくさんの友達を作ってください!

・この留学では語学力の上達だけではなく、いろいろな人との繋がりを持つ事ができ、良い意味でも悪い意味でも日本では体験できない事が体験できる得られる物は本当に大きいと思います。いろいろな感情を味わえて充実した時間を過ごす事が出来るのはこのフィリピン研修ならではだと思います。

・留学に行く前と帰国後ではスピーキング力とリスニング力が明らかに上がりました。帰国後も続けて英語を勉強することが大事です。