国際コミュニケーション学部 第5回日英スピーチ・コンテストを開催

11月25日(火)、国際コミュニケーション学部主催第5回スピーチ・コンテスト「Speak! 世界の何処かで聞いてくれる誰かのために!」を開催いたしました。このスピーチ・コンテストには、「日本語」、「英語」のいずれかで学生が皆に訴えかけたいメッセージや主張を伝え、その内容や表現力について競い合うものです。日英合わせて35件のエントリーがありました。内訳は日本語20名、英語15名でした。そこから厳正な審査の結果、日本語部門6名、英語部門7名が本選に出場しました。今年度も学生実行委員が中心となり、開催の告知、ポスター作成、当日の準備および司会等運営を行いました。

表彰者

日本語部門
最優秀賞 加藤 紗希 私の2つのふるさと
優秀賞 鵜飼 亜須佳 ドイツ留学を終えて
第三位 大喜多 薫子 異文化から学ぶ新日本
英語部門
最優秀賞 河野 千春 The magic power of Karate
優秀賞 黒田 実穂 Beyond borders:What Canadian aborigines taught me
第三位 釜谷 聖輝 Life is an adventure

参加者からの感想 英語部門

Satoki Kamatani
釜谷 聖輝 国コミ1回生
Finally, I succeeded in opening the door to the world. Every time I tried opening it, my shyness slammed the door shut even though my curiosity kept knocking. This challenge wasn’t a challenge, but the chance to change my point of view. I found out that the key is “COURAGE”. It’s existing in “OUR CAGE”. Thank you so much.

Yuki Morishita
森下 裕貴 4回生
It was one of the best moments I have spent in my university's life. I was really pleasure to be there to speech in front of many audiences. I got enough. Now I can graduate from the university without any regrets. Thank you for giving me this awesome opportunity. And thank you for your help. I got so much to speak English I appreciate it.

Liang Chao 国コミ4回生
I was happy that I could make a speech there at the last time.
In my opinion, if the Speech Contest can be hold around the whole school, it will be awesome and bigger.
We should do that Speech every year.
     Thank you very much
                Steve

参加者からの感想 日本語部門

吉本 奈穂 1回生
今回はゼミの先生にお勧め頂き参加することになりました。最初は気が進まず辞退しようかとも思いましたが、スピーチ・コンテストで多くの熱い言葉を聞き、下がりかけていたモチベーションを維持できたので参加して本当に良かったと思っています。また「言葉は武器」だと実感しました。ナイフにも揺り籠にもなり得る言葉、私たちは美しい言葉をより美しく使っていくべきではないかと感じました。

平井 佑果 3回生
 私はあのように舞台に立ち、何人もの人たちに見られて何かを話す、という経験は、大学に入学してから初めてでした。しっかり暗記もして、声を出す準備もしていましたが、いざ自分の番になり立ってみると、何を言おうか忘れてしまい、たった5分間という時間がとても長く感じました。
 残念ながら、結果としては賞を頂くことはできませんでしたが、見にきてくれた周りの友達、先生方、見ず知らずの後輩、そして、ゼミを担当してくださっている賀川先生に「とても良かったよ。想いが伝わったよ。」と言ってくださって、スピーチ・コンテストに出場して本当に良かったと、心の底から思いました。賞を頂くことも大切ですが、聞いてもらう方に、自分の想いが届いてこそ、本当に意味があるのだと感じました。
 私は、賀川ゼミに所属していますが、賀川先生に、「スピーチ・コンテストに応募してみましょう!」という言葉がなかったら、私はあの舞台に立っていなかったと思います。自分がいる環境によって、自分自身変わることができるのだなあと改めて感じました。でも、いつまでもその環境があるのだと思わずに、自ら動くことが大切だと思います。
 神尾先生がおっしゃっていたように、今回のスピーチ・コンテストのスピーチに共通することは、「チェンジとチャレンジ」、本当にそうだと思いました。このスピーチ・コンテストで終わりではなく、スタートだと思い、自分が向かっていることにどんどんチャレンジして行こうと思います。

大喜多 薫子 4回生
今回初めてスピーチ・コンテストに参加し、出場者の何かを伝えたいという熱い思いに感動しました。私自身、内容を深めるのはもちろんの他、舞台に立って多くの観客にどのように話せば上手く伝わるかなど、まだまだ改善点はあると実感しました。結果はどうであれ、出場者全員素晴らしかったと思います。私は卒業して来年はありませんが、是非出場者には来年も挑戦して頂き、更に成長して阪南大学を盛り上げてほしいと思います。

鵜飼 亜須佳 2回生
大勢の人前でスピーチをするということは初体験で、緊張しましたが、大変貴重な経験であったと思います。運営して頂いた学生組織の方々や審査員やイベントを立ち上げてくださった先生に感謝しています。
加藤紗希 2回生
スピーチ・コンテストはとても緊張しました。マイクを持つまでセリフをずっと繰り返して、うまく言えるようにと考えていました。でも実際に話し始めると、自分の思いを伝えよう、色々な人がいるっていうことを分かってほしいという気持ちでスピーチしました。スピーチの練習をする際に気づいたことがあります。それは、自分ってこんなことを考えている、こんな人なんだな、と改めて自分を発見する良い機会となりました。私の思いが伝わった人もいれば、伝わらなかった人もいるかもしれません。でも、まず伝える、言葉にして誰かに話すという大切さを学びました。そのようなことを気づくことができた、このスピーチ・コンテストを主催してくださった国際コミュニケーション学部の先生方に感謝します。ありがとうございました!

教員からの感想

Mark Sheehan
The speech contest was an example of great teamwork from the Department of International Communication. Students had the courage to face a big challenge because teachers and classmates and staff believed in them. I was moved by the support of the teachers to help students apply and prepare, the efforts of students to practice and master their speeches, the amazing efforts of student volunteers to help the contest run smoothly, and also the kind support of students, staff and teachers who attended.

Speech contests in the past, in particular in English, have often focused mainly on delivery: words and sounds over content. Therefore, English speeches were more like language showcases than events to share ideas. Recently, content, or the message, has become more important. Students in this contest gave meaningful messages about their ideas and experiences that moved the audience. That is a great step toward deeper communication, especially in the case of English. Students were able to talk about complicated and personal topics in a foreign language and feel great satisfaction when they were done. Everyone I talked with who took part in the contest was happy to have the chance to change and grow. Thank you all for supporting this event. I look forward to more events that encourage students to try new things and learn.

永田 拓治
この度も5分という時間が、人の心を動かすにあまりある時間であることを再確認させてもらう機会となりました。スピーチ・コンテストが始まると同時に、会を成功させなければという運営責任者としての心配は消え失せ、ただただ登壇者の言葉に耳を傾け、ときに共感し、ときに驚きと、一聴衆となりスピーチ・コンテストを存分に楽しませてもらいました。学生たちがいきいきと話す姿に淡い羨望と、頼もしさを感じる有意義な時間となりました。
次年度もさまざまな思いを胸に秘めた学生たちの登壇を期待しています。