2022年12月10日(土)、阪南大学流通学部では、後期ゼミナール大会を開催しました。
ゼミナール大会は、前期と後期で開催しており、各ゼミの個人またはグループによる研究報告会です。
大会の報告テーマは各ゼミで決めますが、「流通学部の学生としてふさわしい内容」に指定されています。
各会場では、審査員である教員が、各チームの報告および質疑応答等を含めて総合的に評価し順位を決定、表彰しました。
当大会は、12ゼミから135名(34チーム)の学生が出場し、6会場に分かれ、日々の研究の成果を報告しました。
今回も各ゼミから「『Indigo Classic』の奈良駅周辺エリアのブランドショールーム提案」や「高齢者の運動不足を解消するためのレクリエーション考案」など幅広いテーマで報告がなされ、聞き手の関心を誘っていました。
なかにはPowerPointの資料を利用するだけでなく、動画等を加えるなどして聴衆の関心を高めるチームもありました。


どの報告も工夫が十分にされており、初めて聞く題材であっても大変興味深いものばかりでした。
また、学生からの質疑も活発に行われました。
受賞チームの所属ゼミおよび発表テーマは以下のとおりです。

受賞チーム一覧

【第1会場(821教室)】

最優秀賞 杉田ゼミCチーム
研究テーマ:
 ファッション製品のシェアリングサービス

優秀賞 臼谷ゼミBチーム
研究テーマ:
 “ラッキー7”は意味がない?
  —イニング別得点を調べた結果(2019)—

【第2会場(822教室)】

最優秀賞 平山ゼミAチーム
研究テーマ:
 2022 HANNAN COLLECTION FASHION SHOW

優秀賞 加賀美ゼミAチーム
研究テーマ:
 PayPayはなぜ急速に普及したのか?

【第3会場(823教室)】

最優秀賞 西口ゼミCチーム
研究テーマ:
 Villa KUMANOで日本を体感できるインテリアデザインの提案

優秀賞 加賀美ゼミBチーム
研究テーマ:
 縮小するアルコール市場と各企業の取り組み

【第4会場(831教室)】

最優秀賞 臼谷ゼミDチーム
研究テーマ:
 サッカーにおける支配率と勝率の関係

優秀賞 西口ゼミDチーム
研究テーマ:
 Villa KUMANOの日本らしさを感じることのできるリノベーション案

【第5会場(832教室)】

最優秀賞 江原ゼミAチーム
研究テーマ:
 プロ野球観戦者調査の結果と効果の最大化

優秀賞 早乙女ゼミBチーム
研究テーマ:
 野球未経験の大学生向けコーチングの提案

【第6会場(833教室)】

最優秀賞 早乙女ゼミCチーム
研究テーマ:
 大学生の運動不足を解消するための機械提供

優秀賞 臼谷ゼミAチーム
研究テーマ:
 勝利はお金で買えるのか?
  —年俸による勝率の変化—

学生のコメント

『プロ野球観戦者調査の結果と効果の最大化』を発表して最優秀賞を獲得した江原ゼミ3回生Aチーム代表・宮田さんに感想を伺いました。
 

 今回のゼミナール大会で「プロ野球観戦者調査の結果の効果の最大化」について発表しました。
 オリックスバファローズさんから調査を依頼されて、実際にオリックスの2軍の試合に行き観戦者の調査を行いました。数多くの方が試合に観にきていて、私たちが作成したアンケートを快く回答してくださいました。そのアンケートの結果を集計し、時間をかけてひとつのパワーポイントに仕上げて、私たちが考えた「優勝効果の最大化」としました。
 ゼミナール大会では、まさか優勝できるとは思いませんでしたが、私たちが時間をかけて作ったものだったので、報われて良かったという気持ちでいっぱいです。
江原ゼミ3年生Aチーム 宮田 武京

最後に、今回の大会でも、ボランティア学生(2回生)が運営を頑張ってくれました。

次回のゼミナール大会は、来年度(2023年度)開催予定です。