流通学部フィールド・リサーチ「まつばらWalk」報告 第2弾!

流通学部では、昨年に引き続き、初年次教育プログラムとして全員履修科目プレゼミの中で4回にわたり「まつばらWalk」を実施しました。本プログラムは、新入生が地元松原市の地域を知るために、(1)事前学習と課題の設定、(2)フィールド・リサーチ、(3)KJ法によるクラスディスカッション、(4)成果発表(プレゼンテーション)という一連の学習連鎖から構成されています。事前学習から最終結論に到達するという連続的なストーリー性を松原市内の神社や企業へのフィールド・リサーチという現場体験をとおして実践的な学習アプローチを体得させることが大きな目標となっています。
企画に当たっては、学部FD部会運営委員会で議論し、以下の基本コンセプトを設定しています。

(1)大学の位置する地域社会とのかかわり
地元松原に興味を持ち、理解する

(2)大学重点施策である実学教育の実践
課題を発見し、その解決を愚直に考える

(3)全員参加型の仕掛けから生まれるチームで働く力を体験
コミュニケーション力の醸成

(4)課題設定とその解決までの見える化
プレゼンテーションによる発信力と表現力のトレーニング
実施は3つのコースに区分し、テーマと課題は以下の次のとおりです。

Aコース:布忍(ぬのせ)神社をフィールド・リサーチしてみよう!
●多くの若者が神社に行くようにするためには、どうすればよいかを考えてみよう!!

Bコース:「河内合鴨」の生産現場・卸小売店舗をフィールド・リサーチしてみよう!
●合鴨を食材とした大学食堂の新メニューを考えてみよう!!

Cコース:コーマ(株)で高い技術力のソックス生産現場をフィールド・リサーチしてみよう!
●若者が求める新しいアイデアのソックスを考えてみよう!!

そして、6月2日、4日の2回にわたり最終ラウンドといえる16ゼミ対抗のプレゼンテーションがおこなわれました。各ゼミ5分という限られた時間でしたが、各ゼミ工夫を凝らし素晴らしい発表内容でした。これからの学生たちの成長が楽しみです!
   6/2 最優秀賞 早乙女ゼミ(Cコース)、優秀賞 杉田ゼミ(Aコース)
   6/4 最優秀賞 新谷ゼミ (Bコース)、優秀賞 真田ゼミ(Aコース)

※阪南大学学会の学会賞の補助を受けています。