流通学部1回生が全員参加する「プレゼミ」では、入学後最初の校外学習となる「松原ウォーク」を毎年実施しています。
このイベントは、阪南大学が立地する大阪府松原市の企業、施設を訪問し、施設見学と担当者からの講話、そして質疑応答を行うことによって、松原市に対する理解をより深めるとともに、グループワークを展開することにより来年度から本格的に始まるゼミ活動の準備という位置づけです。
グループごとに訪問する企業、施設は異なり、探求するテーマも様々ですが、今回の見学を経て来週からグループワークにて探求テーマに対する回答を準備、来月下旬に合同の発表会を行うスケジュールとなります。
今回、流通学部森下プレゼミでは「おくさま印」でおなじみの幸南食糧株式会社を訪問、「お米を使った新商品企画開発」というテーマに挑戦していきます。
見学を終えた学生のコメントもお読みください。

学生のコメント

流通学部1回生 本田 純梨

 ゼミの授業で幸南食糧について資料を見ながら授業を受けたが、今回工場の様子を見学して、やはり実際に説明されながら自分の目で見ると工程や工夫が分かりやすかった。
 私は幸南食糧のお米だけを生産していると勘違いしていたのだが、たくさんの産地や銘柄、グラム数があり全部で400〜500種類ものお米を扱っていると聞きとても驚いた。
 また、私たちから幸南食糧の誇りに思うところはどこか?という質問をされた際、幸南食糧の方が「品質や安全性が社会に広く認められている点」と堂々と話されている時にとてもいきいきとした顔で話しされていて、自分の仕事や自分が働いている企業を誇りに思えることはとても素敵だなと感じた

流通学部1回生 山本 七海

 まず、工場に入る前に沢山の銘柄のお米がありました。工場に入ってからも作業員の方々が米の銘柄が混ざらないように丁寧に作業していて、出荷前のコーナーでお客様の要望通りに細かく分別され、贈り物ギフトでは手作業で袋詰めをするなど、私たちが普段何気なく食べているお米がこんなにも多くの人の手が加わっていることを知り勉強になりました。
 また、私たちとそんなに年齢も変わらない若手の従業員が提案した商品が実際商品として形になるという話を聞いて凄いなと思いました。
 その中には沢山の課題がありましたが、私たちもこれから商品開発の提案をする時に、従業員が感じた課題も踏まえて商品を考えたいと思います。