2017.12.15

「大学入門ゼミ」(渡辺ゼミ)2017年度前期の活動報告

「大学入門ゼミ」(渡辺ゼミ)2017年度前期の活動報告

 2017年4月、渡辺ゼミでは14名(女子10名、男子4名)の新入生を迎えました。今年は3年生のゼミ生2人がSA(student assistant)となり、新入生を支えることになりました。以下、前期の活動報告をします。
 4月には恒例のたこ焼きパーティー(タコパ)と南キャンパスめぐりをしました。また、4月15日(土)には学生会主催の新入生歓迎のスポーツ大会がありました。今年はうちのゼミが3位入賞したのです。チームワークの良さを生かし、玉入れやジェスチャーゲームでポイントを稼いだのがよかったのかもしれません。
  • 新歓スポーツ大会

  • 大学入門ゼミが始動する

  • 新歓スポーツ大会

  • 新歓スポーツ大会

  • 七夕祭り

 5月13日(日)には、学部主催の新歓オリエンテーションで大阪市内めぐりをしました。今年は大阪フィールドワークと称し、地下鉄の一日乗車券が支給され、それで行ける範囲でゼミごとに計画を立ててめぐることになりました。うちのゼミでは、結局2手に分かれ、片方の班が鶴見緑地の咲くやこの花館に行き、もう片方の班は中之島の大阪市立科学館と国立国際美術館に行きました。いずれのグループも、最後は住吉大社で合流し、近くにあるゼミ生の行きつけのカフェでお茶をして帰ってきました。  6月にはゼミ選書の買い出しに梅田に行きました。うちの大学では、契約した書店にゼミで本を買い出しに行くと、その本を図書館が購入し、ゼミ生に優先的に貸し出してくれる制度があります。図書館にない本ならおおむね買ってくれます。その本を夏休みの宿題で読み、読書感想文を後期に発表することにしました。昨年は難波のジュンク堂書店に行きましたが、今年は梅田茶屋町のジュンク堂書店に行ってみました。ちょうど沖縄本のフェアーをやっておりました。そのせいか、学生の選んだ本のなかに沖縄本が混じってしまいました。せっかく買っていただいたので、授業の教材で生かそうと思います。  7月5日(水)には、学部恒例の七夕祭りがありました。今年はうちのゼミからは1年生の女子学生2人が恋ダンスを踊ることになりました。それで学生会に申込用紙を提出したのですが、「七夕祭りの織姫彦星コンテストは男女でないと出場できない」というのです。「宝塚みたいにどっちかが男役で出ればよいのでは」といっても、駄目だと言われたのだそうです。学生会のジェンダーに関する考え方はかたくなに保守的でした。おかげで「どうしても出たい」と学生からといわれ、私が男役になり、女子学生2人と出ることになりました。教員があのステージに出るのは反則なのではないかと思いましたが、過去に吉兼先生が出場し、見事、彦星に輝いたことがあるそうです。  7月15日(土)には、男子学生2人と宇治にフィールドワークにゆきました。宇治にしたのは、学生が「抹茶なら関心ある」というからです。前々からうすうす感じていたのですが、うちの大学の学生は、京都に対し、過剰なイメージを抱いております。「京都といえば抹茶。やっぱり、抹茶スイーツでしょう」とのことです。女子学生だけではありません。男子学生も「オレ、抹茶めっちゃ好きなん」と、簡単にスイーツで釣れてしまいます。宇治ならあてがあります。数年前、宇治で学会があった時、商工会議所と観光協会の方のお話を聞いたことがあります。あの話を学生に聞かせればよいのです。しかし、それで先方と連絡をとったら、商工会の方とはうまく日があいませんでした。それでお茶の話は後期になってからうかがうことにしました。観光協会の方は、ちょうど立命館宇治高校で鵜飼いの講演会をするといいます。それで日程のあう学生2人を連れて、聞いてきました。この点については、後日、詳しく報告したいと思います。  ゼミの学生に、鵜飼いとかウミウのウッティーとか言っても、もともと彼らはきわめて関心が狭いため、その価値をまったくわかろうとしません。スマホで調べて、「はぴなんの方がかわいい」などと、失礼なことをいう学生もおります。宇治と言って彼らが思い浮かべるのは、せいぜい「抹茶スイーツ」、「着物で街歩き」といった所です。源氏物語ですらきつそうです。枕草子と源氏物語の違いですら、彼らが本当にわかっているのかあやしいものです。彼らが宇治の観光地で唯一反応したのが平等院でした。「ああ、10円玉か」と納得していました。宇治には、黄檗山万福寺とか三室戸寺とか、いろいろよい所があるのですが、今一つ若者向きではないようです。  そういう学生に宇治の鵜飼いの価値をわかってもらうにはどうしたらよいか。理屈を言ってまともに通じる相手ではありません。やはり、その場に連れて行って、その道のプロの方にお会いするのが一番でしょう。誰もやったことのないことに挑戦するプロの方の話を聞けば、世の中にはすごい人たちが頑張っていることを理解してくれるでしょう。ただ、プロの方の前で、居眠りでもされたらどうしようか。そんな心配がかすかに頭の片隅をよぎりましたが、幸い杞憂に終わりました。実際に行ってみると、学生2人は「来てよかった」と感動し、私は胸をなでおろすことができました。学生たちは、みな根は素直でよい子たちなのですが、時々心臓に悪いことを言うのです。

自然を感じよう!!咲くやこの花館!!
国際観光学部 1年 石光日向

 渡辺ゼミは2グループに分かれてフィールドワークをしました。私の班はまず、難波のROUND1に行き、みんなでスポーツをして、身体を動かし、これから観光をするメンバーの仲を深め、団結力を高めました。
 そして、お昼ご飯は咲くやこの花館近くのル・クロワッサンに行き、いろんなパンの種類を楽しみました。
 その後、咲くやこの花館に行ってたくさんの熱帯雨林植物、熱帯花木、乾燥地植物、高山植物、外部庭園を見学しました。咲くやこの花館のホームページによると、同館には世界中の約2600種もの植物があり、総ガラス張り、国内最大級の大温室と書いてあり、とてもワクワクして訪れることができました(1)。
 実際に行ってみると、天井もすごく高く、ガラス張りで、広く感じ、違う世界に来ているようでした。
 熱帯雨林植物室では、見たことないような大きな木やマングローブの世界が広がっていました。1番最初に入ったのがこの部屋でした。ジャングルに入ったようで、植物の世界に吸い込まれるような感覚になり、とても感動しました。
 次に、熱帯花木室に入りました。熱帯植物の花はとても楽しみにしていました。1番楽しみにしていたのが、ホームページにのっていたラフレシアの標本でした。臭い事で有名なラフレシアを見る機会に恵まれ、とてもうれしかったです。私はなんでラフレシアが臭いのか知らなかったのですが、ハエに受粉を助けてもらうために臭いを発するとのことでした(2)。
 次に乾燥地植物に行き、サボテンなどを見ました。とても大きいサボテンもありました。高山植物の部屋ではなかなかみることのできない花がありました。最後に外部庭園に行き、色鮮やかな花々を見ました。とても綺麗でした。
 咲くやこの花館の見学を終え、フラワーホールという休憩場所に行きました。ここにはたくさんの生け花や薔薇があり、見とれました。私は薔薇が大好きなのですが、このフラワーホールには、期間限定で薔薇ジェラートや薔薇サイダーが売ってあり、どちらも試して見ました。薔薇の香りが広がり、とても癖になるおいしさでした。咲くやこの花館は楽しめる場でもあり、リラックスできる場でもあるなと思いました。
  • ハルカスキャンパスを出発する鶴見緑地班

参考文献

気になった花:トックリキワタとヘリアンフォラ
国際観光学部 1年 榎本理沙

 私たちのゼミでは、鶴見緑地(花博記念公園)に行きました。鶴見緑地は、自然が多く、花もすごく綺麗で、私の地元の自慢できる場所なので、一度みんなに行って欲しいという思いから、案に出しました。しかし、フィールドワークの日はあいにくの天気だったので、緑地内にある室内で植物の鑑賞ができる「咲くやこの花館」へ行きました。
 咲くやこの花館は、地下鉄長堀鶴見緑地線の鶴見緑地駅から徒歩すぐの鶴見緑地内にあります。また、咲くやこの花館のホームページによると、ここは国内最大級の大温室で、私たちになじみのある植物から珍しい植物まで、約2600種、15000株もの世界中の様々な植物が栽培されており、熱帯雨林・熱帯・高山帯・乾燥帯の4つのエリアに分かれています(1)。
 そのなかでも私が興味を持った花が2つあります
 1つ目はトックリキワタ(<i>Ceiba speciosa</i>)です。Wikipediaによると、これは南米に広く分布されており、アオイ目パンヤ科に分類される落葉高木で、現地では「酔っ払いの木」とも呼ばれています。また、パンヤ科の「パンヤ」は、トックリキワタの実からはじけ出た綿のことです。浮力があるので、ライフジャケットにも使用され、濃いピンクの花が咲きます(2)。
 2つ目はヘリアンフォラ(<i>Heliamphora <span style="text-shadow: 1px 1px 2px #999 ;">sp.</span></i>)です。これは南アメリカのギアナ高地にのみ分布しており、標高1000~3000mのテーブルマウンテンと呼ばれる山頂平原に生え、独自の進化を遂げた食虫植物です(3)。
 また、この日は大阪バラ祭が開催されており、館内がバラのデコレーションで鮮やかに彩られ、すごく綺麗でした。
 鶴見緑地は自宅から5分の距離にあるので、私自身よく行きます。咲くやこの花館には小学校の時に1回行ったきりで、館内についてもあんまり覚えていません。なので、実質ほぼ初めてでした。館内のたくさんの植物は本当に魅力的でした。
 また、咲くやこの花館のあとには、住吉大社やカフェなどにも行きました。どこも楽しめたし、これを機にゼミのメンバーとも仲が深めることができたので、よい時間を過ごせたのではと思います。
参考文献
  • トックリキワタ

  • トックリキワタのわた

キンシャチとヒスイカズラ:咲くやこの花館を訪れて
国際観光学部 1年 柳瀬理瑚

 私のゼミは2グループに分かれ、私は、ル・クロワッサンというパン屋と咲くやこの花館、住吉大社、山田カフェに行ってきました。その中で、咲くやこの花館について紹介します。同館のホームページによると、咲くやこの花館は、世界中の約2600種もの植物が集結した国内最大級の大温室です。この館の外観は、鶴見緑地周辺の原風景が湿地帯であったことから、その水面に浮かぶスイレンの花をイメージしてデザインされたものです(1)。
 そこで私が気に入った花を2つあげます。1つ目は、キンシャチ(<i>Echinocactus grusonii</i>) です。咲くやこの花館のホームページによると、キンシャチとは黄金に輝くサボテンのことです。黄金色に輝くトゲにおおわれ、大きくなると高さは1メートルを超え、この姿を金の樽にみたて、英名がつけられました。学名のエキノカクツスは「ハリネズミ」を意味するギリシャ語に由来します(2)。また、花は咲くのですが、20年たたないと咲かないらしく、寿命は30年ほどだそうです。多くのサボテンは乾燥に耐えるために、葉が退化してトゲになりました。原種は絶滅危惧種に指定されているそうで、乱獲が懸念されているとのことです(3)。
 私の目で見て感じたことは、よく目にするサボテンより、トゲが多かったです。丸くてスイカみたいだったので、トゲの怖さを忘れさせてくれる可愛いらしさがあり、そこに魅力を感じました。
 2つ目は、ヒスイカズラ(<i>Strongylodon macrobotrys</i>)です。それは、宝石の翡翠(ひすい)のような美しい色のお花です(4)。同館のホームページによると、フィリピンのルソン島、ミンドロ島、カタンドゥアネス島の雨林や小川のそばなどの樹木に絡みつきます。現地では、絶滅の危機に瀕している大変貴重な植物です。直径約6センチ、花のついている枝の長さが3メートルになることもあります。コウモリが蜜を貰うために花にぶら下がると、雄しべ、雌しべがあらわれ、その際に花粉がオオコウモリの頭につき、花粉を運ぶ役をしています。咲くやこの花館では、コウモリの助けがなく、約20年前にコウモリの活動時間に人工授粉を行なうことに成功し、当時の種から発芽した株が現在花を咲かせていると書かれてありました(5)。
 私が見て感じたことは、色が青かったので、宝石というより、先端が反りあがっていたこともあり、力強そうなイメージを持ちました。だから、私は、その見た目とのギャップに興味を持ちました。
参考文献
  • サボテンと一緒に

誰もが楽しめる鶴見緑地
国際観光学部 1年 中島和香

 フィールドワークで大阪の鶴見緑地にある「咲くやこの花館」に行きました。あいにくの天気でしたが、咲くやこの花館は室内だったので十分に楽しめました。鶴見緑地駅を出てすぐにいくつかの飲食店があり、私たちは近くのパン屋で軽食を取りました。咲くやこの花館にはさまざまな種類の植物がありました。サボテンや薔薇など、私たちに馴染みのある植物もあります。
 そのなかでも私が気になったのは「トックリキワタ」(<i>Ceiba speciosa</i>)です。見本でその実からとれる綿が展示されていました。
 咲くやこの花館の展示によると、トックリキワタは現地では「酔っ払いの木」と呼ばれています。またWikipediaによると、木の幹が膨らむと酔っ払いのお腹に似ていることからこのように呼ばれるようになったようです。トックリキワタは日本では観賞用として珍重され、熱帯植物園で栽培されています。結実した実からとれる綿は、枕、座布団、クッション等の詰物として、また比重が軽く防水性もあるので、救命具の詰物としても使用されています。種子からは植物油が採取できます(1)。
 館内には、お年寄りから家族連れまで、幅広い年齢の方がおられ、写真をとることができたり、メモをとるなど、いろいろな見方をされていました。私も、とても綺麗な写真を撮ることができました。
 下の階では、生け花教室の方が作られた花が展示されており、ローズフェアも開催されていました。ローズアイスやジュースなど変わったものも多く、お茶をしながら休憩する場所もありました。
 帰りに鶴見緑地駅にむかうまでの間には屋台があり、とてもにぎわっていました。咲くやこの花館から鶴見緑地駅までの道は木や植物に囲まれておりました。噴水で小さい子が遊べる場所や休憩場所があるなど、年齢を問わない場所が多いのがいいなと思いました。
 今回のフィールドワークで、鶴見緑地はお年寄りから小さい子まで幅広い年齢の人たちが楽しめる場所だと感じました。駅前には飲食店もあり、咲くやこの花館は駅からも遠くないので、立地条件も良かったです。天気が良ければピクニックなども楽しめるし、散歩するにも最適な場所なので、今度は晴れた天気のいい日に行ってみたいと思いました。
参考文献
  • 咲くやこの花館にて

世界で5番目に大きいプラネタリウム
国際観光学部 1年 永井晴香

 私は5月13日に中之島にある大阪市立科学館でプラネタリウムを見ました。学芸員さんによるとプラネタリウムの投影機の大きさは25.6メートルもあるとおっしゃっていました。
 ホームページによると、ここのプラネタリウムは子供はもちろん大人、誰もが楽しむことができるように4つの投影プログラムがあるそうです。1つ目は、ファミリータイムと言って、幼児から小学生低学年向けで1月には一番星を見たり、7月には七夕などのイベントを行っています。2つ目は、学習投影と言って、小学生向けで、太陽の動き、月の形や動きなどを説明してくれます。また、中学生向けになると太陽、星の見方が季節で変わるのでそれらを見たり、惑星を調べます。3つ目は、幼児向けの投影で幼稚園などの団体が利用して季節で見える星座を探したり、一番星を探します。最後に、4つ目は、特別投影と言って、何人かの専門家の方々が講義してくれます(1)。
 ここに行っての感想は、どの世代にも楽しめるようなプログラムがたくさん用意してあって、何度来ても楽しめると思うので、いいと思いました。元々、私は小さい頃からきらきらしている物が好きで、小学生の頃には星に興味を持っており、プラネタリウムによく行っていました。今回はまた違った見方で見ることができて、良かったと思います。特によかったのは、大阪の今日の空を見るというコーナーです。実際にその日に見える星をスクリーン全体で説明してくれて、とても分かりやすかったです。また、室内には天体にぴったりの心が落ち着くようなBGMが流れていて、とても居心地がよかったです。
 季節によって星座や星は変わるので、春夏秋冬それぞれの星座や星の説明も見に行ってみたいです。
参考文献
  • ハルカスキャンパスを出発する中の島班

大阪市立科学館のプラネタリウムについて
国際観光学部 1年 田中水菜

 私たちは5月13日にフィールドワークで大阪市立科学館に行った。
 大阪市立科学館のプラネタリウムの特徴は、スタッフによる生の解説と世界で5番目に大きいプラネタリウムホームである。また、様々なプログラムが行われており、頻繁に投影されている。比較的小中学生に向けた内容で、わかりやすく丁寧な解説だった。公式ホームページによると、科学館内にはプラネタリウムの他に、科学に関する展示場があり、サイエンスショーも行っている。展示場には200点の展示物があり、科学の不思議や楽しさが伝わる工夫や仕組みがたくさんあった(1)。
 私は小中学生に向けた内容では物足りなかったと感じた。確かに、小中学生には興味深くわかりやすい解説だと思った。特にX線を捉えた画像や説明は理解しやすかった。しかし、ある程度知識のある学生にとっては周知の事実が多く、ほとんど知っている内容で新しい発見がなかった。今日の夜空の説明で春の大三角形と春のダイヤモンドの説明がなかったのが残念だった。春の大三角形では、牛飼い座の左大腿部にあるアークトゥルス、おとめ座のスピカ、獅子座のデネボラの紹介があった。天文学に興味関心がある学生にはちょっとだけ物足りなかったように思う。科学館に問い合わせたところ、万人受けする内容にしているとのことであった。もう少し詳しく知りたいことや理系的な内容のことなどは、プラネタリウムが終わってから解説を担当した学芸員に質問できると伺った。しかし、大きなプラネタリウムホールで見る夜空はとても綺麗で迫力があった。大阪の夜空も毎日あんなに綺麗に星が見えないかなと想像した。今日の夜空を解説する他のスタッフの説明も気になるので、もう一回行きたいなと感じた。また、天文学に興味のある人向けに新しいプラネタリウムショーを作って欲しいと思った。重力波の解説や最新研究についての話など知りたいと思っているし、興味のある人は来館すると思う。展示場やサイエンスショーも機会があれば行ってみたい。
  • 大阪市立科学館前にて

中之島(大阪国立国際美術館)について
国際観光学部 1年 米田数馬

 私たち渡辺ゼミは大阪市中央区にある中之島にフィールドワークにいきました。
 まず、大阪国立国際美術館ではピカソの絵や会田誠の絵などに魅力されました。なかでも私は会田誠の作品である『滝の絵』は形がはっきりして魅力的でした(1)。わたしは会田誠の作品が気になったのでインターネットで調べでたところ現代を代表する人気アーティストであり、作品の特徴は見てるひとにわかりやすさを追究することがわかりました。
 次になぜ大阪国立国際美術館ができたのかネットで調べたところ、1997年に国内外の現代美術を中心に作品を収集、展示、保管する調査研究及び事業を行うことを目的に開催されました。今日では大阪を代表する建造物となっています(2)。
とても内容の濃いフィールドワークでした。現代アートは私にはなかなか理解ができませんでしたが、これから少し勉強しないといけないと思いました。
  • 中の島・国際美術館

興味が湧いた国立国際美術館
国際観光学部 1年 原田康弘

 建物の外形が面白い形をしていて、すっかりその形が気に入って、また行きたいと思った。特に『滝の絵』が印象的、記憶に残っている。
 Wikipediaによると、国立国際美術館は作品のほとんどが第2次世界大戦以後の国内外の現代美術が中心だそうだ。設立は1977年(昭和52年)(1)。ちょうど40年前の出来事だ。建物外にも作品が展示されていて、目を錯覚させるような様々な作品などがあって、気づいたら思わず僕だけずっと見入ってしまっていた。気づいたらみんなまわりにいなかった。建物の中以外にも作品が設けられていてなかなか工夫されているなあと思った。他に、設計者はシーザー・ペリという方で、大阪市立科学館に隣り合う敷地に主要な部分を全て地下に収めた(2)。誰が見てもユニークに感じる外見だろう。どうやって作ったのか、なぜそのようなデザインにしたのか気になった。
 Wikipediaによると、主な所蔵品はポール・セザンヌ、パブロ・ピカソ、マックス・エルンスト、藤田嗣治、国吉康雄ら戦前の代表的な作家の作品がいくつかあり、それ以外は全て戦後の作品である(3)。
 自分が実際見てみて、特に心に残った作品は『滝の絵』。スクール水着の女の子がたくさん描かれている。なかなかおもしろい作品だったため、気づいたらみんなで見入ってしまっていた。Wikipediaによると、ちなみにこれは2007~2010年に会田誠によって描かれた作品である(4)。作品の味を引き立たせるには、このように今回僕たちが作品の前に引き込まれたように、誰でも一目で見入ってしまうような工夫をしなければいけないと思った。作品の第一印象も大事だが、わかりやすさも大事だと気付いた。
 Wikipediaによると、施設として展示室1、2、3、4、ミュージアムショップ、情報コーナー、レストラン、講堂、キッズルームがある(5)。美術館にしては他のところよりも充実しているように感じた。すぐ隣に行けばプラネタリウムが眺められるため、またそれが人気の一つだと思った。
 大阪にフィールドワークに行ってみて、ラウワンにも行きたかったが、今回、美術館などでのんびり作品を眺めることができて良かったと思った。何か歴史を感じることができたし、プラネタリウムはあまり経験する機会がなかったし、見る機会もなかったので良い思い出になった。
参考文献
  • 国立国際美術館の外形。鉄柱で囲まれており、 非常に興味深くおもしろかった。

  • 国立国際美術館にて

大阪の知られていそうで知られていない3つの中之島History:渡辺橋・中央公会堂・中之島図書館
国際観光学部 1年 岡本瑠可

 まず、はじめに渡辺橋に行った。大阪に商業が発展していたことは知っていたが、南北朝時代に楠公父子、楠木正成と楠木正行が幕府側足利尊氏と戦い、打ち破られた古戦場(1)であったことは知らなかった。世間でもあまり知られていないと思うので、もっと知ってもらえたらよいと思った。現在の渡辺橋を見ても、当時ここで戦があったことを感じさせないくらい今の渡辺橋周辺は道路交通網などが発展し、高いビルがたくさん建てられている。渡辺橋は架け替えられているが、この橋があることで当時の出来事を知ろうと思う良いきっかけになった。
 次に、大阪市中央公会堂へ行った。公会堂の前に説明パネルが設置されており、現地に行ってその公会堂が建設された理由は、誰の支援により建設されたかを学ぶことができた。1人が自分の資産を国のために投資することは、私には考えられない発想だった。中央公会堂は国の重要文化財に指定され、現在もなお大阪市民の協力、他の地域の市民の協力により支えられ、市民の文化・芸術の活動拠点となっている(2)。国民1人1人の力は大事だと考えさせられた。1人が私財を寄付したことからはじまり、しだいに多くの人たちによって支えられ、現在私たちが見た中央公会堂が存在している。そうと思うとどうしてそこまで多くの人たちが支えようとしたのか、実際に見ることで、中央公会堂の歴史や魅力が伝わってきた。これからも中央公会堂は「大阪のシンボル」として継承されると私は考える。
 最後に中之島図書館に行った。中之島図書館は、住友家15代当主の住友吉左衛門友純が図書館の建物と図書購入資金を寄付して、1904年に完成した。彼は、江戸時代以来住友の事業が大阪を本拠に継続できた感謝のしるしとして寄付したのだという(3)。ここでもまた1人の行動により歴史的な建物が今にある。そして現在もなお本が好きな人たちなど、世代を超えた人たちが、この歴史的な図書館を残すべきだと私は考える。私たちはこの建物を外から見ただけだが、明治開業当時の雰囲気が出ており、建物だけ見ると明治にいるような感じがした。図書館の正面の入り口にある看板が「館書図阪大」と右から読むと言う、当時のまま残されていた。
 道路が発達し、建物もたくさん建てられ、一見歴史的なものや建物など残されていないと思った。しかし、フィールドワークで色んな所に行ってみると、伝統的なものは重要文化財として保存され、地域の人たちの支えによって成り立ち、想像した以上に、形が変化しながら存在し続けていると、知ることができた。
 このように、実際に現地に行くことで、興味の起点になり、学びの発展につながると思った。
参考文献
  • 摂津渡辺橋にて

  • 大阪市中央公会堂

  • 中の島図書館にて

大阪府の中心、大阪市について
国際観光学部 1年 陶山達也

 フィールドワークに行き、大阪市役所の前を通りました。その外観を見てひと際めだつつくりに惹かれ、今まで訪れた市役所の中でも突出した魅力を感じたので、調べてみることにしました。
 それでわかったのですが、ここは大阪都構想の舞台になった場所でした。2013年の9月に大阪都構想の選挙が行われた。しかし、住民投票により否決され実現はされなかった。これは、2010年3月に、橋下知事(当時)を代表とする「大阪維新の会」が発表した行政構想で、大阪府全域を「大阪都」とし、大阪市・堺市の政令指定都市を解消させ大阪府と一体化させるというもので、2015年までの実現を目指すものとされた。つまり、今まで大阪府と大阪市の二重行政で行われていた大阪府が、大阪都構想が実現することで医療・福祉・教育サービスなどの施設が増え住民サービスが増え大阪府全体の負債が少なくなる仕組みとなっている(1)。
 大阪都構想は実現されずに終わり、現在も二重行政のままだ。自分は大阪府に住んでいるわけではないが、日本の2番目の都市の行政に興味がある。だから、機会があれば、大阪市役所を訪れて現在の大阪行政について詳しく知りたい。大阪府は2024年の大阪万博の誘致も控えているので、しっかり日本をアピールするために、まずは大阪府の行政を市民の満足する効率的なものにしてほしい。
参考文献
  • 中の島散策

住吉大社
国際観光学部 1年 吉川未来、紀平真優、松下綾里

 大阪フィールドワークに行ってきました。南海線住吉大社駅から徒歩3分ほど東に行くと、住吉大社の大きな鳥居が待ち構えていました。
 まず目に入ってきたのは、住吉の象徴としても大変有名である反橋(別名:太鼓橋)です。NEVERサイトによると、夜は9時までライトアップされていて、関西夜景100選にも選ばれるほど綺麗だそうです(1)。反橋は、その名の通り反っていて、傾斜が急で橋を下るときは少し怖かったですが、とても魅力的なものでした。住吉大社公式ホームページによると、反橋は地上の人の国と天上の神の国とをつなぐ架け橋として、虹にたとえられていたそうです(2)。
 また、反橋を渡ると、手や口を洗う手水舎がありました。他の神社ではあまり見ることのない、ウサギの口から水が出てくる手水舎でした。住吉大社のホームページで調べてみると、うさぎの口から水が注がれているのは、神功皇后がお祭りされた日が卯歳、卯月、卯日であることから、ウサギと深い結びつきを象徴したものだと書かれてありました。1つの置物にも、深い意味があることに気づき、歴史的な建造物に興味がわきました。
 次は角鳥居(かくとりい)と言われる鳥居を見ました。遠くから見ても存在感のある鳥居でした。私たちは鳥居に注目しことは今まであまりありませんでしたが、これから神社を訪れる際には、鳥居の違いにも注意して見てみようと思いました。そこから少し進むと、南門と石舞台があり、これらは国指定重要文化財に指定されています。
 さらに、住吉大社のもう一つの魅力としては、境内で結婚式ができることです。実際に私たちが訪れた際には神前結婚式が行われていました。日本の伝統文化を味わいながら結婚式を挙げることもでき、一生の思い出を住吉大社で作ることができます。住吉大社では御田植神事や住吉祭など行事が多いので、今度見に行こうと思います。
参考文献
  • 住吉大社

  • 住吉大社に奉納された絵馬:瀬戸内海を行き来する海の安全を祈る場所だった

なかなか決まらなかった大阪フィールドワーク
国際観光学部教員 渡辺和之

 5月13日(日)には、学部主催の新歓オリエンテーションで大阪市内めぐりをしました。今年は大阪フィールドワークと称し、地下鉄の一日乗車券が支給され、それで行ける範囲でゼミごとに計画を立ててめぐることになりました。うちのゼミでは、結局2手に分かれ、片方の班が鶴見緑地の咲くやこの花館に行き、もう片方の班は中之島の大阪市立科学館と国立国際美術館に行きました。いずれのグループも、最後は住吉大社で合流し、近くにあるゼミ生の行きつけのカフェでお茶をして帰ってきました。
 教員としては、本当は1つのグループでまわって欲しかったのです。2つのグループに分かれてしまったのは、なかなか計画が決まらなかったからでした。どうも今年は元気な女子学生とまじめな女子学生の2つにわかれてしまいました。行きたい所はないのかと聞くと、元気な女子学生は、「ハンモック・カフェ」と言うのです。「何だ、それは?」と聞くと、「ハンモックの上で揺られながらお茶をする所」なのだそうです。「大学の授業の一環なので、そういうのは彼氏と行きなさい」というと、「友達と行ってもよい」のだそうです。これにはさすがのSAも切れました。「君らわかってないかもしれへんけど、フィールドワーク行ったらレポート書かないかんのやぞ!」。そうなのです。大学の経費を使ってゆくので、ホームページで報告できない所には行けないのです。
 それで、「意見がない場合は、私が勝手に決める」と脅しました。「先生はどこ行きたいん?」とSAが聞くので、「やはり大正区で沖縄料理だろう。それで、来るべき南海トラフの大津波にどう備えるかを考える」と言ったのですが、まったく反応がありません。「大正区には無料の渡し船がいっぱいあって、生活の足になっているんだよ」と言ったら、「船にはのってみたーい」と、多少は反応しましたが、それで終わりです。そうこうしているうちに、まじめな女子学生のグループから「科学博物館でプラネタリウムを見たい」というアイディアが出ました。かくして、私のとっておきのアイディアはあっけなく潰れました。このネタならどんだけでもレポートが書けるのにもったえないものです。でも、学生が主体的に考えるのがゼミなのです。大正区は関心のある人が調べるべきなのです。
 ただ、プラネタリウムに行くだけでは、午前中で終わりです。午後はどうするのかと聞くと、近代美術館に行くと言います。それでも2時には終わります。せっかく一日乗車券があるのです。もっと行きたい所はないのかと聞くと、池田のインスタントラーメン博物館という案が出ました。でも、池田に地下鉄の一日乗車券で行けないということがわかると、この案は潰れました。片道二百数十円の出費をしてでもぜひ見てみたいというほど、関心はないようです。それで住吉の学生がいたので、住吉大社に行くことを提案しました。
 やはり、彼らに何かを決めさせるのには資料が必要です。それで地下鉄の駅に行き、市交通局が発行した地図を人数分もらってきました。この地図は完璧です。地下鉄の路線図ではカバーできない観光地や道路も載っていますし、その上に市バスの路線図が書かれてあります。一日乗車券は市バスやニュートラムにも乗れますが、なかなか市バスまで活用するのは難しいのです。市バスがどこをどう通っているのかは、地元の人でないとわからないからです。それがこの地図では素人でもわかるように大阪市内を走る市バスの全路線が一枚の地図の上に載っているのです。調べてみてわかったのですが、わざわざ交通局まで行かなくても、最寄りの地下鉄の駅に置いてあるのです。しかも、このすばらしい地図が無料なのです。さすが大阪市交通局は太っ腹です。私ならお金を出してでも買います。
 フィールドワークの当日、ハルカスキャンパスに集合した時点でも、まだコースが決まっていませんでした。それでもらってきた地図を配布しました。すると、元気な学生たちは、「鶴見緑地に行くことにした」と言います。「博物館はどうするのだ」と聞くと、「行かなーい」と言います。「先生、どうするん?」とSAは途方に暮れています。困ってしまったのはこっちの方です。今までゼミの時間に何にも言わないで、今さら急に予定変更? これでは提案した方のまじめな学生たちが気の毒です。私も切れかけそうになりましたが、無理やりこのグループを博物館や美術館に連れて行っても、どうかと思います。つまんなかったというのが目に見えて明らかだからです。
 それでやむなく2手に分けることにしました。「いいん?」とSAは不安そうに聞きます。よくないけど、これではいつまでたっても出発できません。それで、最後は3時に住吉大社で集合して、みんなでお茶して帰るという点だけ決めて、別れました。私が博物館と美術館のグループ、SAが鶴見緑地のグループについてゆくことになりました。逆でもよかったのですが、このSAに現代アートを見せるのはかわいそうだと思い、そう決めました。もう一人のSAなら現代アートを見ても「芸術は爆発なんでしょ」としれっとした顔で答えそうなものですが、あいにくこのSAは、部活でフィールドワークには参加できませんでした。男子学生4人のうち、3人は博物館と美術館に行く方についてきました。本当はもう1人男子学生がいるのですが、結局、この日は朝起きられず、途中から参加をすることもできませんでした。
 ただ、結果的にみると、鶴見緑地に行ったグループも、咲くやこの花館で世界の花々を見てきたようです。トックリキワタとかラフレシアとか、学生が描いたレポートを見て、あそこは花博の時に出来たのだったと、思い出しました。一緒にヒマラヤへ行った知り合いの植物学の先生が、「花博の会期中にはヒマラヤの植物を何度も手入れに通った」と昔話しておりました。その話を聞いた私の先生は「花博の時には栽培植物の種を少しずつ集めてパネルを作って展示した」と言っておりました。咲くやこの花館は市民が気軽に植物学を学ぶことのできる、至ってよくできた植物園なのです。学生は、美しいお花に釣られて、世界の珍しい花を見ながら、世界の植物を勉強してきたようです。私もようやく安心することができました。
 一方で、科学博物館と美術館に行ったグループも元気に行ってきました。案の定、プラネタリウムでは暗くなって寝てしまったという学生が何人かおりました。また、多くの学生にとって、現代アートはさすがに難しかったようです。形があってないようなものなので、どう見てよいのかわからなかったのでしょう。それで、「滝の絵」の所でみな足を止めていました。ようやく理解できるものがあって安心したのでしょう。昼食後、近代建築群をみながら中の島を北浜まで散歩し、住吉大社に行きました。
 途中、天下茶屋駅で鶴見緑地に行ったグループと合流しました。住吉大社では太鼓橋を見て満足したようです。意外と初めての学生も多く、「今度はここに初詣に来よう」と言う人もおりました。
 とんだスタートになりました。元気な女子学生とまじめな女子学生の2グループに分かれる点は今も変わっておりません。その間で男子学生4人がとまどう姿も今に至っております。後期になって、その距離が少しは縮まればよいと思う次第です。
  • 出発時間になってもまだ行き先を考えるゼミ生(ハルカスキャンパスにて)

  • 住吉大社の反橋にて。ようやくここまでたどり着けました。

  • 住吉の山田カフェにて。ここで解散しました。