2015.7.22

清水ゼミ 2014年度南大阪地域研究を終えて

清水ゼミ 2014年度南大阪地域研究を終えて
「和泉市における来訪者誘致のための研究 〜和泉シティプロモーション戦略を通じて〜 和泉市のPRビデオを作成しました」

清水ゼミでは2011年度より毎年、南大阪地域大学コンソーシアムのプロジェクト「南大阪の歩き方」に参加しています。大学生の視点から南大阪地域の文化、歴史、観光などの地域の魅力や資源を調査し、紹介することで地域を再評価し、文化・観光の振興等,地域の活性化に役立てることを目的としています。
 2014年度は3チームが参加し、「和泉市における来訪者誘致のための研究 ~和泉シティプロモーション戦略を通じて~」、「北船場地区におけるビジター誘致の可能性」、「藤井寺市における若年層の継続的誘致の仕組みづくり」をテーマとして研究に取り組みました。成果は南大阪地域大学コンソーシアムのホームページに掲載されています。

 参考:南大阪地域大学コンソーシアム 「南大阪の歩き方」

 そのうちのひとつのチーム「和泉市における来訪者誘致のための研究 ~和泉シティプロモーション戦略を通じて~」を担当した学生の報告です。このチームは和泉市のPRビデオを4本作製しました。和泉市の資源を学生ならではの視点で紹介した、大変ユニークな力作です。和泉市から表彰もしていただき、とても良い経験になったことと思います。

 参考:和泉市 「いずみの国和泉市CM(動画)の結果発表!」

「和泉市での研究を行って」 上谷侑実

 私たちのチームは和泉市を調査地に決めました。私が大学のインターンシップの実習で初めて和泉市を訪れて約2週間研修を行ったときに、多くの魅力的な観光資源があるのを知り、興味がわき、調査地にと考え和泉市に焦点を当てました。研究チームメンバーは5人です。
 市と話をしていく中で、学生目線の斬新なアイディアで「和泉シティプロモーション戦略」を促進させることを求められました。この戦略は「定住促進・来訪促進・ビジネス促進」の3つの戦略を柱とし、主として市外を対象とした和泉市を売り込むプロモーション戦略です。
 その戦略に沿ったアイディアをいろいろ考える中で、ようやくランタンを使用したイベントを企画することができました。これまで和泉市には冬に毎年開催されるイベントがなく、恒例の行事となるようなものを企画したいと考えたのがきっかけです。予算を捻出することが難しかったので、費用を削減すべく牛乳パックを使ったランタンを使ったイベントを考えました。ところが残念ながら、各機関への話し合いが十分進まず、12月に実施予定だったこの企画は見送りとなりました。
 その後、もう一度和泉市の資源を再発見し、自分たちの研究課題を探すために、大阪市とタカラッシュが企画した宝探しイベントに参加し、お手伝いをさせていただきました。このイベントの中で実際に和泉市が推し進める観光地を巡り、インターネットでは味わえない風情ある雰囲気や、自然と都会の調和など和泉市の魅力を改めて知るきっかけとなりました。またイベント参加者にアンケート調査も行いました。その調査から、和泉市は歴史を感じられるまちや自然もあり、都会の部分も感じられる「とかいなか」という意見を多くいたただきました。
 和泉市のために何かを形として残したいと強く思っていました。市の職員の方に相談すると、和泉市のCM動画を募集しているのでぜひ応募してほしいと言っていただきました。そこで私たちはこれまでの調査で得た、歴史を感じられる街、自然もあり都会の部分も感じられる街と、2つのテーマで計4本動画を作成しました。インターンシップの実習に行った8月から今までの約5ヶ月間も和泉市に関わってきたため、和泉市のどこをアピールしたいのかはすぐに決まり、動画の構成も思っていたより時間はかかりませんでした。和泉市から求められた学生らしい斬新なアイディアを重点に置き、インパクトがあり、最後まで見たいと思えるような内容と考えました。動画の内容は女スパイが和泉市の特産金を紹介するものや、和泉市に言い伝わる伝説を再現したもの、動画の特性を活かしてジャンプをして和泉市の自然と都会を渡り行くもの、和泉市の観光大使である2700のネタを使って和泉市を紹介したものを作成しました。30秒以内や音声なしとの条件だったため、スローや早送り、字幕を付けたりなどの工夫を凝らしました。最終的に、市の職員の方からも好評を頂き、市のホームページなどにもアップしていただけました。
 長期間、和泉市の職員の方にお世話になり、普段できないことに参加したり、調査活動したりさせていただきました。私にとって大変貴重な経験となりました。和泉市には知られていない魅力が多くあり、この魅力をより多くの方に知ってもらいたいと強く感じました。ぜひ一度和泉市に訪れてみてください。きっと和泉市のとりこになるはずです。

「和泉市との研究を終えて」 西岡優人

 清水ゼミでは後期の活動で南大阪の地域研究を行っています。私のチームでは和泉市を研究の対象地にしました。和泉市には、ららぽーと・コストコといった近代的な商業施設がある一方で、歴史ある遺跡や伝統産業が多く残っています。私たちチーム5人は和泉市の魅力を多くの人に伝えるために調査を進めました。はじめに私たちは和泉市役所へのヒアリングを行い、市役所の方々と考えを共有することから始めました。和泉市は「和泉シティープロモーション戦略」を掲げており、「定住促進」「来訪促進」「ビジネス促進」を3つの柱としている。私たちはその中の「来訪促進」に着目し、研究を進めました。和泉市は来訪者誘致のために大阪府主催、タカラッシュの企画・監修のもと宝探しイベントを行いました。それと並行して私たちは「ロードインいずみ」という商店街でランタンを使ったイベントを企画しました。現在のロードインいずみは暗い印象があり利用者が減少しています。そこでランタンのイベントを行い、普段商店街を利用しない人に魅力を伝え、利用者を増加させる狙いで市役所の方々と話し合いを進めました。しかし、各機関への話し合いがまとまらずこの企画は見送られました。
 平成26年12月19日〜23日に和泉市で宝探しイベントが行われました。私たちは21日に参加し、フィールド調査、参加者へのアンケート調査、商店街のヒアリング調査を行いました。アンケート調査で「和泉市で誇りに思えるものは何ですか?」という問いに、「歴史・緑が多い」という答えが多く見られました。実際にフィールド調査を行い、風情のある景色や自然と都会の調和などの和泉市の良さに気付きました。
 和泉市ではPRのためのCM動画を募集しており、私たちは和泉市の魅力を多くの方に知ってもらうためにこの企画に応募しました。上記の調査結果に基づいて、「歴史を感じられる街」と「自然もあり都会の部分も感じられるとかいなか」という2つのテーマで計4本の動画を作成しました。撮影のために様々な場所に訪れたことで、より和泉市の魅力を肌で感じることができました。

 今回研究を進めていく中で、イベントの企画から開催するまでの難しさを痛感しました。ですが、チームで意見を出し合い企画書を作成したことや、動画撮影で様々な場所を訪れ、地元の方々と触れあったこと、和泉市役所の方々との話し合いなどで得たものはとても大きく、良い経験になりました。私たちの活動が少しでも和泉市の活性につながったのなら幸いです。