2015.2.27

清水ゼミ「近畿日本ツーリストとの共同研究-タウンミーティングへの参加-」

清水ゼミ「近畿日本ツーリストとの共同研究−タウンミーティングへの参加−」

 清水ゼミでは毎年テーマを変えて、旅行会社と共同研究を行っています。3年生ゼミ3チームのうち1チームが、今年の4月から大学生の旅行会社利用に関するテーマを設定し、近畿日本ツーリスト天王寺営業所と共同研究を行っています。今回は、近畿日本ツーリスト天王寺営業所の所長から、大学生の旅行会社利用やニーズについて学生とミーティングを持ちたいとのお話をいただきました。以下、参加した二人の学生のレポートです。

「近畿日本ツーリストのタウンミーティングに参加してきました」 3年生 中川光華

 2014年12月10日(水)に、あべのハルカス17階の近畿日本ツーリストハルカス海外旅行サロンにて行われた、タウンミーティングと呼ばれる会議に参加させて頂きました。清水ゼミは4月から3チームに分かれてそれぞれ旅行会社の研究を行ってきました。私たちのチームは近畿日本ツーリスト(以下KNT)と共同研究をさせていただき、大学生の旅行会社の店舗利用について、大学生の旅行の現状を明らかにする事を目的に研究をしてきました。旅行会社の方は旅行商品を作るときにまず、○○の気持ちになって、○○だったらということをかなりしなければならないと仰っていました。例えば女子旅なら働く女性、家族旅行なら家族全員、ハネムーンなら新婚夫婦など、旅行者はどういう考えを持っているのか知る必要があるという事だそうです。今回の会議では、大学生が旅行に対してどのように考えているのか素直に話して欲しいと呼んでいただきました。会議の参加者は関西営業本部課長の西尾さん、天王寺営業所所長の深尾さん、関西営業本部地域統括マネージャーの長澤さん、パンフレットを作成されている村尾さん、関西ウェブ予約センターで阪南大学国際観光学部卒業の渡さんと私たちKNTチームの学生5名の合計10名です。
 はじめに、私たちが行った研究の説明を簡単にさせていただきました。研究では文献調査、アンケート調査、パンフレット調査、ヒアリング調査を行いましたが、中でもアンケート調査とパンフレット調査について貴重なデータで参考になる、という言葉をいただきました。
 その後KNTの方からの質問にいくつかお答えしました。その中で印象に残っているのは、「学生用の旅行パンフレットを1月〜3月出発に合わせて作成していますが、他に作成して欲しい時期はありますか」という質問です。この質問に「11月1週目の大学祭の時期です。準備、当日、片付けを合わせて1週間ほど大学は休みになるので、旅行を計画している学生はお得に行くことが出来ればうれしいと思います」とお答えしました。すると「確かに11月学生が多く来た、そういう事ね!」と点と点が合う会話ができ、とてもうれしく思いました。
 4月から研究を始めましたが何回も行き詰まり、このやり方で本当に目的が明らかになるのか、不安になることがありました。その度にチームで話し合いそれでも進まないときは、清水先生に質問し客観的なアドバイスをいただきました。そのアドバイスを基にもう一度チームで話し合い、研究を前に進めました。困難に陥っても研究をあきらめず継続してきたからこそ、この様な貴重な会議に呼んでいただくことが出来たと感じましたし、恐れ多くも私たちの率直な意見をお話しすることでKNTの方々に面白いと参考にしていただけて、本当にうれしかったです。これから何か取り組む上で行き詰っても、辛抱強く、一生懸命考えて進めていく事で大きな達成感が得られると改めて感じました。

「タウンミーティングに参加して」 3年生 倉本篤

 今回僕たちの研究チームは、近畿日本ツーリストの方から若者が持っている旅行に対するイメージを知りたいという意向があり、タウンミーティングに参加しました。
 タウンミーティングでは、まず私たちが近畿日本ツーリストと共同研究している「大学生の旅行の現状研究」の研究成果を説明し、パンフレットに対する学生の意見について話しました。一番強く印象に残っていることは、近畿日本ツーリストの方々が学生に持っているイメージと実際の学生の意見が違っている点です。パンフレットの話し合いでは、学生旅行がテーマであるJTBと近畿日本ツーリストのパンフレットを比較し、学生が好む旅行はどの様な内容なのか比較・検討しました。その結果、JTBのパンフレットの方が学生限定や学生専用という学生が興味を示す内容が大きく、分かりやすくパンフレットの表紙に書かれており、JTBのパンフレットの方が良いという結論になりました。近畿日本ツーリストのパンフレットは、学生限定など学生が興味を示す内容が書かれているが、小さくてインパクトがないと感じました。しかし、学生で一番重要な価格は、近畿日本ツーリストの方が安く、様々な交通手段から選べるなど選択肢があり、これは強いアピールポイントになります。
 現在継続中の自分たちの研究に関しては、近畿日本ツーリストのパンフレットをアピールするためにPOPを作り、それを展示することを近畿日本ツーリストの方に提案したいと考えています。また、近畿日本ツーリストは、学生旅行の多いシーズンは夏休みの期間と1月〜3月の卒業旅行であると限定していたようですが、その2つの期間以外である11月の文化祭の期間も学生旅行が多いと感じていました。夏休みや1月〜3月に比べて観光地など観光客が少なく、混んでいる期間ではないので旅行料金が安いという点が、学生がこの文化祭の期間に動く理由だと思いました。事実、11月の文化祭の期間には、学生の旅行申し込みが多いと天王寺支店の支店長深尾さんがおっしゃっていました。また、男子学生はどの様な旅行に興味を示すのかという質問がありました。男子学生に限らず、食べることが好きな人が多いので、食べ歩きやグルメなどフードツーリズムをツアーに組み込めば、学生は興味を示すのではないかと提案しました。
 近畿日本ツーリストの方々は、私たちの意見を常に面白い意見だと言って下さり、参考になった意見を取り入れていきたと言って頂き、今まで近畿日本ツーリストと共同研究をしてきて本当に良かったと思いました。学生という立場でありながら、企業の方とタウンミーティングの機会を持つことができて、良い経験になり、自分の自信に繋げることができたと思います。今年から就職活動が始まるので、今回の貴重な経験を就職活動に活かしていきたいと考えています。