塩路ゼミ3年生が浜屋敷でフットパス交流会

国際観光学部 塩路研究室3年生が2019年7月7日(日)に、吹田市の浜屋敷でフットパス交流会を行いました。4月から正雀・安威川コース、(新)南吹田駅コース、片山・豊津コースを3つのチームに分かれて、それぞれ2回ずつ歩きました。このまち歩きは、本学のキャリアゼミ活動の一環で、塩路研究室がテーマとしている「フットパスをつかった豊かな地域づくり」において、連携先である吹田歴史文化まちづくり協会のご協力を得て実施したものです。学生たちは、1回目のまち歩きを吹田歴史文化まちづくり協会の吹田まち案内人の方々と歩き、2回目は自分たちだけでそのエリアを探検して歩いて新しい地域の宝を見つけるというものでした。今回の浜屋敷でのフットパス交流会では、吹田まち案内人の方々とワークショップ形式で発見したことや改善点などを話し合い、学生目線でコースを提案しました。ここでは、学生たちが交流会を通して学んだこと、考えたことを報告します。

吹田フットパス交流会で得た知識
日根 美咲

 7月7日に吹田市浜屋敷で「吹田フットパス交流会」が行われました。交流会では、4月にまち案内人の方と歩いたコースと、5月に自分たちだけで歩いたコースの2つのコースから感じたことや考えたことなど意見を交換し合い、新たなコースを提案しました。今回の交流会を通して、私は多くの知識を得ることができました。
 最初に、まち案内人の方と意見を交換し合いました。私たちの班には、4月に一緒に歩いてくださった古谷さんの代わりに、丹羽さんが入ってくださいました。古谷さんが歩きながら教えてくださった話と、丹羽さんの地図を見て教えてくださった話の2つを聞くことができました。実際に歩いて感じることができたことと、地図を使って広い視野から見て感じたことの2つの視点から見ることによって新たな考えが浮かびました。この2つの視点がコースを作る上で大切なことなのだとわかりました。
 意見を交換した後、私たちは、考えたコースを模造紙に書きました。しかし、模造紙に地図を書くという経験が少なく、コースの順番に建物などを書いていましたが、位置や場所を何度も修正して、前へ進みませんでした。苦戦しているところを見た丹羽さんは、川や、駅など大きな目印となるものから先に書いて、その後に小さな目印となるものを書いていくと書きやすいと教えてくださいました。大きな目印を書くことにより全体を把握でき、手分けして地図を書くことができました。そして、地図にイラストを加えることで見た人に、この場所には何があるのだろうかと思わせることができ、コースのことをより知ってもらいやすくなるのではないかと考えました。
 発表後、私たちが提案したコースは、吹田市を一望できるため良いという意見をいただきました。悪い点として、従来のコースより立ち寄れる場所が減ってしまうコースとなってしまうため、単に歩くだけのコースとなってしまいます。歩くだけでは、吹田市のことを深く知ってもらえないので、実際に体験しながら歩けるコースを提案していく必要があるとわかりました。
 今回の交流会で、まち案内人の方々は私たちの提案に真剣に耳を傾けてくださり、吹田を歩く上での良い点と悪い点を一緒に考えてくださいました。そして、私たちは、まち案内人の方同士がまちについて話をしているのを聞き、住民の方々が吹田市についての知識の豊富さに圧倒されました。吹田市への思いが強いまち案内人の方がいるからこそ、吹田市はさらにより良いまちへとなっていくと感じました。

「吹田フットパス交流会」成果
大林 一貴

 私たち塩路ゼミ3回生は、7月7日に吹田の浜屋敷で行われた「吹田フットパス交流会」に参加してきました。私の垂水・片山コースのグループは、1回目と2回目に歩いた時に気づいた点や、歩いた感想、疑問に感じた点などを事前に資料にまとめて、その資料を見ながら吹田まち案内人の方と一緒に意見交換をして自分たちが調べきれなかったことや疑問を補っていく作業を行いました。
 その話し合いの中で問題になったのは、1回目と2回目歩いてみて、若い人を引き付けるためにどうすればよいかということでした。そこで、1回目歩いて訪れた施設や見るポイントだけでは若い人は退屈してしまうため、グリーンプレイスというショッピングセンターをコースに組み込むことを提案しました。グリーンプレイスとは多くの飲食店や洋服店などが集まった複合施設で若い親子連れが多いのが印象的でした。またグリーンプレイスはインスタグラムなどでも店の情報などが投稿されているため、若い人とまち歩きをする際にはこの場所はとても良いと感じました。垂水・片山コースは休憩スペースが少ないのが欠点だったため、その欠点を補うためにグリーンプレイスで休憩がてらランチなどを食べて次の場所に向かうことも今回の発表の中で提案しました。
 もう一つ、私たちから吹田まち案内人の方々に提案したことは、大阪ハリストス正教会・生神女庇護聖堂を、一般のまち歩きでこの場所を訪れた際にも開けていただき教会の中をまち歩きの方々に見せていただくことを提案しました。私たちが1回目にまち歩きをした際には、まち案内人の方が事前に話をしてくださっていたので、教会の方に開けていただき、そのうえ教会内部の説明までしていただきました。まち案内人の方も内部を見ることができたことに驚いた様子だったため、まち歩きのさいに訪れた際にはぜひ教会を開けていただきたいと要望しました。
 次に、私たちがまち歩きしたルートとおすすめスポット、1回目、2回目で気づいた良かった点と、改善点を模造紙に書いていきました。地図は、できるだけ見やすくわかりやすいように絵を描き加え、おすすめの和菓子屋やケーキ屋など店の名前を実際に出して次回のまち歩きから取り入れてもらいやすいように工夫して書きました。
 今回の吹田のまち歩きを通して、まち歩きはどこか年齢層が高い人がするものだというイメージを私はもっていたので、若い人はそう思っているのではないかと感じました。最終的には、この吹田の魅力を知ってもらい多くの若い方に足を運んでもらうためにはどうしたらいいのかということをかなり重視して今回の交流会にのぞみました。また、直にまち案内人の方から私たちの発表に対して、絵があって見やすいといった意見や片山公園は実は城をイメージして作られたといった新しい知識を示してくれました。その意味で、まだ自分たちが調べ切れていない部分があったため、今後はもっと細かい部分も調べて発表しようと思いました。

吹田フットパス報告会を終えて
長峯 由季

 7月7日、吹田歴史文化まちづくりセンター(浜屋敷)にてフットパス報告会を行いました。私たち南吹田駅周辺グループは、吹田まち案内人で吹田歴史文化まちづくり協会の理事でもある瓢風さんとご一緒した一回目のルートと学生だけで行った二回目のフットパスを通して良かった点や、改善点などを出し合いました。瓢風さんを交えて話し合い、どこを通るルートが良いのか、どこを改善していくべきかを考えました。ルートの設定としては1回目のルートと2回目のルートを合わせたルートです。
 吹田市に住んでいない私たち学生と、地元の方々と意見が一致した点は、神崎川の有効活用でした。南吹田駅からほど近くにある神崎川は川幅も広いため、イベントを何かできるのではないかということです。5月には、鯉のぼりを掲げたり、夏にはランタンをアーケード状に飾ったりと川の岸辺でできるイベントを開催すれば南吹田や吹田に人々に来てもらうことができるのではないかと話し合いました。
 私は街中に写真映え(SNS映え)するモノを造っても良いのではないかと考えます。例えば京都の嵐山にある「キモノフォレスト」には連日多くの観光客が訪れています。そこは嵐山に来るほとんどの観光客が写真を撮る観光地になっており、成功例だと言えます。SNSが普及している今、そのような方法で人々を呼ぶ可能性もあることがわかります。他にも通勤で南吹田駅を通過する方が多く何とか気づいてもらうことが課題だということでした。そのため、線路沿いに見える人の住んでいない住宅エリアを海外のような外観にすることで通勤で利用している人に気付いてもらい、幅広い人に来てもらえるのではないかという提案も行いました。
 街を歩いてみないとわからないことがたくさんあり、新たな発見ができて少しでも瓢風さんたち、吹田のまちづくりに関わる方々に貢献できれば幸いです。また、発表後に「年を追うごとにフットパスが形になってきている」と言っていただき、今まで私たちのフットパスを行ってきた経験で、地域の魅力を創造に関するノウハウが伝わり始めているのではないかと実感することができました。これからもフットパスを通して、地域の方々との交流を大切にしていきたいです。

吹田フットパス発表
市川 達哉

 私たち塩路ゼミ3回生は、7月7日に浜屋敷で行われた吹田まちづくりの交流会に参加しました。今回はその様子について報告します。私たちは、吹田まちつくりの方たちと合同で3つの地域に分かれてグループごとに話し合いをしました。それぞれのグループの話し合いの中で、自分たち一人一人がフットパスを通して、どのように感じたのか、また地域の魅力をどのように伝えるのかを試行錯誤して意見を出し合いました。
 私は、南吹田の地域改革をコンセプトとした話し合いをするチームでした。具体的には、南吹田は他の地域とは違い歴史が浅く、歴史文化もあまり浸透していないため、地域資源を発掘するのは非常に困難でした。そこで私たちは第一回目、二回目のフットパスと南吹田の資料を見ながら、新しく地域資源を「創る」方針で意見を固めました。地域の方からは、「地域住民を楽しませるような地域を作って欲しい」と言われました。そこで私達は、南吹田駅周辺と神崎川の川沿い、この2を取り上げ地域活性化に繋げて発表しました。
 発表では、私達が考えた提案、良かった点、気づいた点について模造紙を使いながら一人一人が各パートに別れて行いました。発表は無事に終わり一気に緊張感が抜け、やって良かったという達成感を感じました。その後、地方の方々から質問やコメントをたくさんいただきました。質問の中で、「将来の南吹田に観光客も来るようにはどうしたらいいですか?」という質問を受けました。私達はその質問に対しての回答をしっかり返すことができず、力不足を感じました。しかし、それでもまち案内人の方々は、私達の成果を心から褒めてくれました。私達も吹田に対して大きなリスペクトを抱きました。
 吹田のまちづくりの地域改革に交流会を通して少しでも貢献できたことは私にとって素晴らしい経験になりました。地域の方々とも、親睦を深める良い機会になったことを誇りに思います。ゼミ全体としては、今までの活動よりも活発に意見を出し合っていたように思い、普段感じることのないゼミの団結力を感じました。この活動を通して吹田のまちづくり推進以上に、私達もゼミとして成長できたと思います。