2017.1.31

国際観光学部のゼミ報告会で発表

3年生がゼミ報告会で発表

 1月19日(木)に開催された国際観光学部のゼミ報告会で、塩路研究室の3年生4人が今年度の活動報告を「フットパスとまちづくり研究〜日本と海外〜」というタイトルで行いました。今年度は、大阪府吹田市とイギリスやオーストラリアのフットパスについて現地調査しましたが、その内容とわかったことなどをまとめて発表しました。

ゼミ報告会で伝えたこと
3年生 薗田 輝弥

 私たち塩路ゼミは、1月19日の国際観光学部のゼミ報告会で今年度の活動報告を行いました。「フットパスとまちづくり研究〜日本と海外〜」というタイトルで、3回生が行った活動を約15分にまとめてパワーポイントで発表しました。3回生は今年度、吹田のまち歩きと海外のフットパスをテーマとして活動しました。ここでは、今回発表した活動内容と活動を通してわかったことについて報告します。
 吹田は、江坂、山田、旧吹田村、佐井寺の地域をそれぞれ2回歩きました。1回目は吹田まち案内人の方と今あるまち歩きルートを歩き、2回目は私たちだけで1回目のルートを参考にして自分たちの思うように新しい道も歩きました。11月の吹田フットパス交流会では、吹田まち案内人の方に、2回歩いて気づいた点や、新たなルートを提案し、意見をいただきました。
 海外のフットパスは、イギリスとオーストラリア、アメリカの3つに分かれて夏休みに調査しました。私はイギリスのフットパスを3日間歩きました。コッツウォルド・ウェイという約164kmのナショナル・トレイルの一部を歩き、フットパスの必要性、重要性を感じました。地元住民はもちろん、観光客の方も歩いており、牧場の中なども自由に入ることができるため冒険感があり、歩いていて常に新たな発見がありました。

 12月には、千葉県の江戸川大学で日本観光研究学会が行われ、それぞれの国で気づいた点などをまとめてポスターセッションを行いました。他大学の教授の方々からも私たちが見ていなかった視点から意見をいただき、非常に参考になった貴重な体験でした。
 また、日本でも北海道や九州などの一部の地域では、地域活性化のためにフットパスが注目されています。塩路ゼミのメンバー数名が、北海道の「全国カレッジフットパスフォーラム」、秋田県の「全国フットパスの集い」に参加し、フットパスに関わっている学生や教授、地域の方々と意見交換を行い、実際にフットパスを歩きました。
 こうした活動から、まち歩きとフットパスの違いや特徴を私たちなりにまとめました。まち歩きは観光地化と連携しており、見所やコースが決められています。一方で、フットパスは基本的に観光地化することではなく、地域活性化を目的としており、コースはあるもののその中で自由に歩けるという点です。その意味で、まちづくりにおけるフットパスの可能性は大きいように思いました。
 ゼミ報告会では発表後に質疑応答がありました。学生からは海外のフットパスで印象に残った点はどこかという質問があり、コメンテーターの渡辺先生からは、吹田のまち歩きを今後どのように広めていくのかという質問もいただきました。活動内容を詳しく報告することができ、たくさんの人に関心をもってもらえた発表ができたと思います。来年度も引き続きこのような活動を行う予定のため、今回の報告会で少しでも興味を持った人に塩路ゼミに入ってきてほしいです。