2018.10.1

森重ゼミ・長澤天桜のゲルフ大学留学報告1

夢を実現し、カナダ・ゲルフ大学での留学生活をスタートしました

 先日、森重ゼミ3年生の三木鈴菜さんがカナダ・ヴィクトリア大学から帰国しましたが、ちょうど入れ替わるように8月下旬、同じ3年生の長澤天桜さんが半年間の留学のため、カナダ・ゲルフ大学に向けて旅立ちました。彼女は大学入学前から留学への強い希望を持っており、本学の充実した留学制度を見て入学を決めたそうです。レポートによると、早々にホームシックになったようですが、めげずに努力を続け、自身の語学力の向上を実感しているようです。今回はゲルフの街や食事事情の様子なども含め、長澤さんの報告をお伝えします。(森重昌之)

留学先での様子

  • カナダワンダーランドにて

  • ゲルフの街にある公園

  • トロントにて

念願の語学留学

 国際観光学部3年 長澤天桜

 私は8月25日から約6ヶ月間、カナダ・オンタリオ州南西部のゲルフという都市にある、ゲルフ大学に留学することになりました。私は子どもの頃から海外の映画やドラマが大好きで、いつか英語を話せるようになり、映画やドラマで見た場所を訪れてみたいと思うようになりました。高校生になってからも海外での生活や文化に憧れを抱き続け、語学を磨くためにも留学したいと考えていました。
 留学先のゲルフ大学は、東京ドーム100個分という広大な敷地で、たくさんの木々や草花に囲まれ、学生が息抜きするスポーツ施設やフードコート、図書館がある大規模総合大学です。語学留学生である私はEnglish Language Programsを受講しており、英語をメインに文法や会話、聴き取りなど、語学習得の上で必要なスキルを集中して勉強しています。English Language Programsは10のレベルに分けられており、自分のレベルに合わせて学ぶことができます。私のクラスにはトルコ人が1人、ベトナム人が1人、韓国人が1人、そして私を含めた残り8人の日本人がいます。日本人が多いクラスでしたが、皆んな語学を学びたいという強い意志と同じ目標を持った仲間で、お互いに日本語をできるだけ使わずに英語で会話するよう心がけています。ゲルフ大学の語学留学生は、アジアの方が多い印象でした。アジア人が多いので、日本と似た文化もあり、休み時間に会話しながら、お互いの文化を紹介し合っています。
 ゲルフの方々はとても親切で、お互いにリスペクトし合っている印象です。街も自然豊かで、野生のウサギやリス、スカンクなども見ることができ、日本と違った良さがあると思います。食に関してはラーメン屋や寿司屋があり、少々お金はかかりますが、日本食が食べたくなった時に食べることができます。カナダ最大の都市であるトロントまでは自動車で1時間ほどで行くことができ、週末にはトロントに気軽に出かけることもができます。
 ホストファミリーはとても優しいご夫婦で、私の誕生日にバースデーパーティーを開いてくださり、プレゼントや手づくりのケーキをいただきました。カナダ人のご夫婦なので、食事はホットドッグやハンバーガー、ステーキなどが多いです。しかし、自宅にふりかけや炊飯器があるので、日本食が食べたい時には自分でつくることができます。
 大学のアクティビティでは、カナダズワンダーランドというカナダ最大の遊園地に行き、勉強の息抜きをしました。この大学のアクティビティは毎週末に行われ、ナイアガラの滝や他の有名な観光地に連れていっていただけるので、気分転換になります。
 この1ヶ月間でホームシックになったり、スムーズに会話ができず、もどかしい気持ちになったりすることがたくさんありましたが、勉強していく中でどんどん英語が聞き取れるようになったり、思っていることをスムーズに伝えられるようになったり、新しい単語を覚えて実生活で使ってみたりするなど、語学力の向上を自身で感じることができています。残りの留学生活も1日1日を大切にし、充実した留学生活を送れるよう頑張ります。