2009.3.19

松ゼミWalker vol.18 松村ゼミの5代目卒業生が巣立った

卒業おめでとう(松村嘉久)

ゼミ生たちとの付き合いは一生や !!

 2009年3月19日,阪南大学の卒業式が行われた。五代目の松村ゼミ生は12名,全員が無事卒業証書を手にしました。
 松村ゼミは初代が8名(男6名・女2名),二代目が7名(男2名・女5名),三代目が15名(男8名・女7名),四代目が18名(男7名・女11名),今年卒業の五代目が12名(男1名・女11名)で,ちょうど60名(男24名・女36名)になっりました。
 対外経済貿易大学から来た交換留学生の李爽と伊嵐,内蒙古から来た交換留学生の王心新,松村ゼミの一員として大活躍した張小珂も加えると,松村ゼミの遺伝子を受け継ぐ者は64名に達っします。ちなみに,現役の3・4回生にあたる六代目は6名(男3名・女3名),七代目は18名(男3名・女15名)です。
 年によってゼミ生の数が多かったり少なかったりするが,ゼミ生たちのつながりは深く思い出も多い。なぜなら,松村ゼミでは学年をこえて時にはOBやOGも加わり,頻繁にフィールドワークを行い,海外にもゼミ旅行に出かけ,同じ宿に泊まり語り合うからです。普通の講義を受けている学生とは違い,ゼミ生との付き合いは一生や,と私は思っています。

贈る言葉 !?

 五代目ゼミ生はまじめで優秀で,各々が各々なりに大学生活やゼミ活動を楽しんでいました。
 ゼミ活動に特に熱心で日々の地道なフィールドワークにいつも積極的に参加したのは,鈴木涼太・中井理香子・野々村知佳の3名で思い出も多く深い。ここ一番のゼミ旅行に必ず参加した堀田祐子は,体育会アーチェリー部でも活躍してくれました。周藤真子・工藤利江子はカナダ,島田智佳子はオーストラリア,高石寛子は韓国に1年間留学した経験を持ち,いずれも語学能力が高かった。工藤と島田は2・3回生の時に成績優秀で表彰され,観光案内所の運営でも活躍した。権美子は日本語・中国語・韓国語・英語の四ヶ国語を使いこなす才女であり,劉凌はしっかりと自分の歩む道を見定め堅実な生き方を選択する人であった。西川菜摘と杉元彩も,人使いの荒い松村ゼミでよく頑張ったと思います。
 鈴木・周藤・島田・杉元とは1年生の入門ゼミからずっと一緒だったはず…。伊勢志摩の答志島への夏のゼミ旅行は,毎年恒例の行事になりつつあるが,五代目ゼミ生たちは全員が一度は参加したかと思います。特に08年夏の答志島でのスイカ割りは面白かった。中国・タイへのゼミ旅行は,鈴木・堀田・権・西川が参加した。権さんが通訳として活躍した旅行でもあった。

記念すべき卒業生 ?!

 卒業式の後,南キャンパスに帰って,私から卒業証書をゼミ生たちに手渡しました。西川菜摘の卒業証書の右上には,「阪南大国観第1000号」と書かれていた。国際観光学科開学以来,記念すべき1000人目の卒業生でした。
 国際観光学科で所定の単位を取得すると,学士(国際観光学)という学位が授与される。例えば,学士(文学)や学士(経済学)などは毎年たくさん社会に出てくるが,学士(国際観光学)は珍しく,間違いなく貴重な存在です。
 かつての松村ゼミ生たちも同じ卒業証書を手にして,各方面でしっかりと根を張り活躍しています。さて,五代目ゼミ生は12名のうち10名の就職先が決まっている。今年は観光関連の業界が多い。ホテル2名,関空での地上業務2名,鉄道会社1名,旅行社1名。一般的な事務職に就職した者も,外国語の能力の発揮やフィールドワークでの経験を期待される職場と聞いている。
 松村ゼミでの経験を活かして,皆も自分の生きる道を悩み考えながら歩んで欲しい。私が初めてまともに就職したのは35歳の頃,それまではいわゆるフリーターだった。でもただ日々の生活を送るだけのフリーターではなかった。
 20歳代で大事なことは,しっかりと自分の生き方を考えて,それを実現させるための努力を惜しまず,苦労を重ねることです。つまずいたり,回り道しても,それを全てプラスに変えるバイタリティを持ちましょう。

最後はやっぱり紀月で…

 五代目ゼミ生との最後の懇親会は,阪和線杉本町駅近くの「紀月」で鍋を囲んだ。紀月は毎週木曜日のゼミの日に弁当を配達してくれたお店で,私が学生時代からとてもお世話になり,五代目ゼミ生たちも何度も通ったお店である。お店へ食べに行くというよりも,親戚のおばちゃんの家でごちそうになるといった感覚のところ。
 紀月のお母さんのアドバイスや励ましで,私は何度も助けてもらったと感謝している。ファーストフード全盛の現代,お店のお客や店主らとの対話のなかから,明日への活力が生まれるようなところは少なくなった。新世界の私の隠れ家でも同じであるが,いいお店とは,そこにいて時間を過ごすことで,楽しい仲間ができ元気になり,明日も頑張ろうと思うようになるようなところです。紀月や隠れ家によく通った鈴木・中井・野々村や,歴代の熱心なゼミ生らは,この私の感覚をわかってくれると思う。
 紀月には初代ゼミ生の中原義博氏も,遠く島根県松江市から駆けつけてくれた。ちなみに,彼も松村ゼミ時代,この店に何度も来たことがあり,久しぶりの紀月を楽しんでいた。

再び,今日までそして明日から

 紀月でさんざん飲んで食べた後,阿倍野橋のHOOP裏にあるBar「ボナセーラ」に皆で二次会に行った。ボナセーラは都会の喧噪を忘れられるお洒落なお店で,大阪市内をフィールドワークした帰りにゼミ生たちとよく寄る店でもある。ここで,四代目ゼミ生の堤愛美と上村愛美,松村ゼミ伝説のW愛美が仕事帰りに合流。
 ここ数年の卒業式の夜は,毎年朝までゼミ生たちと飲み明かしてきた。しかし今年の卒業式は,その翌日に友人の結婚式があったので,22時過ぎ頃には,島根から来た中原氏とW愛美を連れて,五代目たちには「ほな,またなあ」と言い残し,新世界の隠れ家へと逃げた。
 卒業式は社会へ出るけじめの儀式であり,とても大事ではある。しかしながら,それで我々の関係性が断ち切られるわけではない。おそらく,たぶん近いうちに,五代目ゼミ生たちと飲む機会があることでしょう。卒業式の日は,大学へ返す学生証を並べて写真を撮るのが恒例になっている。改めてその写真を見ると,4年間での変化は大きい。この写真からは,何もわからず入学してきたゼミ生たちが,確実に成長したことを確認できる。来年の卒業式後の懇親会は,是非ともOB・OGとして参加して,さらに成長した姿を後輩たちに見せてください。