2010.2.18

松村ゼミの魅力を伝える学生達

阪南大学 国際コミュニケーション学部 国際観光学科 教授 松村嘉久

大阪の名所として再発見された新世界。串かつ屋が立ち並び、昭和レトロを懐かしむ観光客で賑わう。新世界から環状線を越えた南側は、日雇い労働者の街・あいりん地区(通称釜ヶ崎)だ。バブル崩壊で活気を失ったこの街に、最近、外国人観光客が集まり始めている。その仕掛け人が、松村教授。
釜ヶ崎には、一泊千円から三千円という安さが魅力の簡易宿泊所が密集する。そうした簡易宿泊所の何軒かが、松村教授のアドバイスのもと、外国人のバックパッカー(低予算で長期間の旅を楽しむ旅行者)に狙いを定め、インターネットなどで宣伝を始めた。
結果、外国人宿泊客はわずか3年で約1万人から約4万人にまで増加。JR新今宮駅で乗り降りする外国人も珍しくない。釜ヶ崎ならではの資源を活かしたサクセスモデルとして注目されている。

松村ゼミ

専門は観光地理学。自身も相当の旅好きということから、フィールドワークを重視する学びが特徴。まちの歴史や特色に気づく面白さを伝えるため、視界に入って「見えている」ことと「見る」ことの違いを体験的に指導している。

松村先生と私達の出会いは

2年生 丸市将平さん

1年生の時に、大谷先生の授業で国際観光論っていう授業があるんですが、そこに松村先生が来られて、「俺のゼミこんなんやってんねんけど、一緒にせーへん?」って誘われたのがきっかけでした。

2年生 石橋涼子さん

先生との出会いは、2年生の時の基礎演習で、3年生や4年生がやっているようなフィールドワークなどをドンドン私たちに投げかけてくれて外へ出て調査する楽しみを教えて頂きました。

2年生 佐藤有さん

松村先生とは1年生の4月から入門ゼミで一緒です。私は愛知県出身なのですが、大阪に来て一ヶ月で松村ゼミの大阪市西成区のあいりん地区や浪速区の新世界などへフィールドワークに行き、自分の生活範囲がとても狭いことを思い知らされました。

3年生 松岡慶祐さん

観光地理学の授業で松村先生と出会い、フィールドワークの面白さを知りそこから松村ゼミというかファンです。

丸市さん 佐藤さん 石橋さん 松岡さん 4人への質問

松村先生のされている研究についてどう思う? 変わっていると思う?

変わっているというか、大学に入学する前に抱いていた「大学教授」のイメージは、正直なところプライドが高く、話しにくいと思っていましたが、こんな壁を作らない先生もいるのかと思いました。あと、かなり個性的ですね(笑)

松村ゼミの学生が紹介する、「松村ゼミ」ってこんなゼミだよ

・先生との距離が近い
・1年生から4年生まで、松村ゼミはファミリーのように仲良くなれます!
・大阪の街のフィールドワークを中心にやっています。大阪出身の人でも、大阪にこんな所があったんだ…って思うはず!絶対に!
・先生の研究は、今の大阪を知ってそれを観光の視点から未来へ繋げていくものです。
だからフィールドワークが多いのですが、遠足って感じでとても楽しいです。