2008.11.22

松ゼミWalker vol.1 第23回日本観光研究学会全国大会へ参加

第23回日本観光研究学会全国大会へ参加!?

11月22日(土)〜11月24日(月)に長野県上田市にある長野大学で行われた第23回日本観光研究学会全国大会に、松村嘉久教授と次期ゼミ生(現2回生)5人の合わせて6人で参加しました。ちょうど3連休ということもあり、プチゼミ旅行気分で長野観光も楽しんできました。というより・・・観光がメインでした。

1日目(11月22日・土曜日)

 朝10時鶴橋発の近鉄名阪特急でいざ長野へ!! 長野までの過酷な移動の旅が始まっている事なんかお構いなしで、電車の中では長野への思いを馳せながら、旅行計画を練りました。名古屋に着いたのは12時過ぎで、昼食は名古屋名物・みそカツで有名な「矢場とん」。確かにヤバかった。味噌ってすごいね。
 お腹いっぱいになったところで、いざ長野に向けて14時発の高速バスに乗車。約3時間後ようやく長野県松本市に到着! 下車時の第一声は「さっぶッッ!!」(当時3℃)。へろへろの体に寒さが突き刺さりました。夕食は長野らしいものを食べようと松本駅に隣接する商用施設にあったそば屋へ。信州そばや野沢菜を食べ、ようやく長野へ来たという実感を持ちました。
 が、まだ目的地ではありません。ここから再び電車に乗り約1時間半かけて目的地の上田市へ。 
 長野の電車は扉を手動で開けます。もちろん走行時は閉まっているわけですが、駅に着くと手で扉を開いて電車から乗り降りするのです。電車の暖気を逃さないための寒冷地ならではのアイディアに感激しました。
 気がつけば20時半、ホテルのチェックインを済ませ、上田駅周辺のフィールドワーク。めちゃくちゃ寒かったですが、やっぱり初めての土地を散策する時の高揚感は寒さにも勝ります。その後、居酒屋に入り軽くつまみを食べて旅の初日を振り返り、雑談しながら次の日からの旅の計画を練りました。 雑談の途中、ある二名が騒ぎ出したはずみで襖戸を外してしまい、倒れてくるというハプニングが発生!! 他のメンバーはもとより、隣の席の見ず知らずの人まもでが必死で襖戸を支えてくれるなか、当の本人たちは…大爆笑。。。
 このハプニングが初日の思い出を全部奪ってしまう感じで一日は終わりました。

2日目(11月23日・日曜日)

 起床後パン・スープ等の軽食を済ませ、いざ学会発表の行われる長野大学へ。長野大学へは上田電鉄という上田から別所温泉へ向かうローカル線に乗ります。別に鉄道マニアなわけではないですが、今回の旅でローカル線はもとより電車に乗るのが楽しかったです。移動はしんどいですが、ひたすら風景を眺め、空気を楽しむことも旅の醍醐味であることを改めて実感しました。
 上田電鉄の電車に乗り込み出発を待っていると、なんと偶然にも吉兼秀夫教授(阪南大学)が同じ車両に乗り込んできました! 僕たちはともかく想定外の遭遇に吉兼教授は驚き、二日酔いであることを語ってくれました。
 20分ほどで大学前駅に到着。ここも風情のある駅舎でした。10分ほど歩き、いよいよ会場の長野大学に到着。
 日本の観光研究の最先端が見れるとあって、僕たちも意気揚々と思い思いの会場で興味のある研究発表を聞きました。約一時間後、松村先生の発表の行われる会場へ。前田弘教授(阪南大学)が現れるというサプライズもあり、いよいよ松村先生の発表!! 
 発表テーマは、「外国人個人自由旅行者の実態報告〜釜ヶ崎の簡易宿所でのアンケートと聞き取り調査から〜(松村嘉久・濱中勝司)」。共同発表者の濱中さんは、松村ゼミのOBで社会人入学して卒業時に総代に選ばれた方。学会の前後に初孫が誕生する予定だったので、残念ながら長野には来れず…。
 さて、松村先生の発表は、普段の口調と何一つ変わることなく、やっぱりどこへいっても変わらないんだ、という感心のようなものを抱かされる発表でした。発表の受けもよく、聴衆の関心も非常に高かったと思います。
 発表を終え会場を後にして、次なる目的地は上諏訪、諏訪湖のほとりにある温泉地です。 実は帰りの松本発・名古屋行きのバスが取れず、前日から帰る方法を検討していました。で、とりあえず長野の南のほうへ行けばなんとかなるという感じで意見がまとまり、この日の朝に上諏訪の温泉旅館を予約したのです。
 様々な研究発表の感想や学会の雰囲気などについて思い思いに語りながら、いよいよ4時間の電車移動が始まります。電車の中では寝たり、食べたり、バカやったり、寝たり、食べたり。。。 車窓からの景色はいつ見てもきれいで、特に姨捨から見る景色は格別でした!さらに諏訪湖の畔にやってくると、幸運なことに天気の良い時にしか見えない富士山が遠くの方に見えました!!
 上諏訪駅に着いたのは17時頃、当然クタクタですが、新しい土地に来たらまずは街歩きが鉄則の松村ゼミなので温泉街と諏訪湖畔を30分ほどかけて散策。さすがに寒さがピークに来たのでラーメン屋に入りご当地ラーメン(?)の諏訪味噌ラーメンなるものを食べました。この旅で味噌ばっかりな気がするのは自分だけでしょうか?
 いったん旅館に帰り温泉に入ってからもう一度街歩きへという計画でしたが、温泉に入って体も温まれば外に出たくなくなり散策は中止。 プチゼミ旅行最後の夜ということで部屋にピザやお菓子などを持ち込み、雑談や来年のゼミ話で盛り上がり、2日目というメインの一日は幕を閉じました。
  • 二両編成ワンマンの上田電鉄

  • 少し迷惑そうな吉兼先生

  • 松村先生の発表風景

  • 姨捨からの絶景

  • 上諏訪のラーメン屋にて

  • 上諏訪の宿にて

3日目(11月24日・月曜日)

 朝8時起床後、旅館で朝食をとり間欠泉を見に湖畔へ。間欠泉は定期的に熱湯が地下から噴き出す現象で、上諏訪温泉の間欠泉は日本一高く噴出することで有名です。間欠泉の周りにはすでに人だかりができており、しばらくすると轟音とともに約10メートルほど熱湯が噴き上がり、それと共に歓声も湧き上がりました!!
 間欠泉の興奮も冷めやらぬうちにもう一度湖畔と温泉街の散策へ。 湖畔には足湯や足つぼマッサージなど温泉街ならではの施設がありました。そんななかR子(一日目に襖戸を外しちゃった子)がカモを追って湖に近づきそのまま…ドボン。出会いの神でなく笑いの神が降臨した彼女は、その日1日、諏訪湖の臭いを漂わせていました。三日間で最大の爆笑ポイントでした。
 温泉の雰囲気と池ポチャハプニングを楽しんだところで、一行は諏訪大社へ。温泉街からタクシーで30分ほどで到着。全国にある諏訪神社の本社であり、7年ごとに行われる御柱祭りで有名な神社です。日本最古の神社の一つということもあり、独特な雰囲気と神秘的な雰囲気がとても印象的でした。
 温泉街へ戻ると出発までの間、旅館近くの土産物屋で長野最後のショッピング。そしていよいよ上諏訪駅を出発して帰路につきます。電車の中ではまだ池ポチャの話で持ちきりでした。
 途中の岡谷駅での乗り換えの際もハプニング発生!! 電車を降りる時に一人がUNOを落してしまいカードが散らばりました。 それをみんなで必死に拾いギリギリのところで電車を降り、ひと安心していると、「あッ!! キャリ〜〜!! 」という声が。キャリーバッグを電車の網棚に忘れた子が…(R子ではない)。キャリーバッグとともに電車はゆ〜っくりと長野方面へ…。後々爆笑ネタとなりましたがその時は全員が結構焦りました。後日キャリーは無事に帰ってきました。
 乗り換えも含め約二時間後に伊那市に到着。すぐにバスターミナルから高速バスで名古屋に向かいました。電車も含めバスの中では全員グッタリで、名古屋へ着くや否や近鉄名阪特急で大阪へ。特急は快適なので、駅弁を食べながら今回の旅を振り返ったり、新たな旅の計画や、この旅を通して知ったお互いの新たな一面で話が盛り上がったりと、旅の最後を飾る良い時間となりました。
 大阪へ近づく程に元気がなくなっていく旅好きの6人。皆と別れて家に帰り今回の旅をしみじみと思い返していると、諏訪湖に落ちたR子から「地下鉄に荷物を置き忘れた。」とメール。
 一見するとしっかり者だが実は天然か!? 三日間笑いをとり続けたR子に天然疑惑が芽生えた旅でもありました。
  • 噴き出す間欠泉

  • 笑いの神が降臨し諏訪湖に落ちたR子

  • 諏訪大社の参道にて

  • 御柱の前にて

  • もう一本の御柱

  • 諏訪大社前にて

編者からの一言

 今回の旅を通して次期ゼミ生同士の親睦を深めることができただけでなく、旅の魅力を改めて実感することができました。そして自分自身本当に心の底から旅が好きだって思ったし、それを学べる喜びも感じることが出来ました。
 手間をかけずに安く上げることこそが松ゼミでの旅ですが、時間や空気を感じるにはまさに最高です!! 松ゼミWalkerの第1回ということで張り切りすぎました。長々した文章で失礼しました。

松村先生からの一言

 信州上田は遠かった。旅は途上を楽しむもの。諏訪湖に落ちようが,荷物を置き忘れようが,無事に帰れさえすれば,全ては楽しい思い出になります。学会発表も好評だったので,良しとしましょう。