【松ゼミWalker vol.212】 交換留学生らとの交流まち歩きと西成ジャズの応援 (教員 松村嘉久)

交換留学生らと大阪ミナミのまち歩き

 2016年8月31日(水),秋学期から阪南大学で学ぶ交換留学生と松村ゼミ有志で,交流を深めるため,まち歩きとたこ焼きパーティを行いました。参加した交換留学生は,国立高雄餐旅大学からの4名,広東外語外貿大学からの2名,内蒙古大学からの2名の計8名。松村ゼミからは途中合流組も含めて,4年生が3名,3年生が1名,2年生が7名と私の計12名が参加。総勢20名で残暑厳しいなか,日本語と大阪弁を公用語として交流を楽しみました。
 集合はあべのハルカスの阪南大学サテライトに14時,地下鉄御堂筋線で天王寺駅からなんば駅へ向かい,徒歩で千日前から道頓堀を抜け法善寺へ。道頓堀から法善寺へは,道頓堀「今井」横の狭い路地からアプローチしました。
 法善寺からは日本橋の国立文楽劇場へ向かい,文楽人形の展示室でしばらく休憩。暑い日のまち歩きは,冷房のきいたオープンスペースを上手く取り込み,ゆっくり休憩しながら行くのがコツです。文楽劇場からは,黒門市場,日本橋のオタクロード,でんでんタウンと歩き,新世界へ入りました。新世界では通天閣のまわりを散策して,Tower Knives Osakaにて堺の包丁の切れ味を体験しました。

 Tower Knives Osakaを出て,時計を見ると17時くらい。残暑の厳しい一日だったので,交換留学生らもゼミ生もかなり疲れていました。そこで少し予定を早めて,新今宮の太子交差点西南のKamaパブへ向かい,たこ焼きパーティを楽しみました。店長のご好意から,たこ焼きは焼き放題,食べ放題,ネギもかけ放題で,19時半過ぎまで一緒に過ごしました。
 まち歩き,たこ焼きパーティと,日本人学生と会話しながらの半日でしたが,大阪ミナミを見るのが初めての学生もいたし,日本で初めてたこ焼きを食べる学生もいました。参加したゼミ生には,積極的に声をかけて,交換留学生たちとコミュニケーションするよう,指導しました。
 留学生活を楽しく有意義に過ごすため,何よりも大切なのは,早く現地の環境に慣れて,いい友達を作ることです。阪南大学での交換留学生活が楽しく有意義になるよう,今後とも交換留学生たちとの交流を深めていきたいと思います。

第4回「西成ジャズオールスターズ夢の祭典」の応援

 2016年10月9日(日)10日(祝日)の日程で,第4回「西成ジャズオールスターズ夢の祭典」が,伝説の居酒屋「難波屋」で行われました。第1回目からこの夢の祭典と関わり続けている松村ゼミは,総力を挙げて,このイベントを応援しました。おかげさまで二日とも大入り満員の盛況でした。「アルバイトでは絶対に味わえない充実感や達成感や一体感があるから」とゼミ生に応援を求めたところ,みんな快く,空いた時間を西成ジャズの応援のため,提供してくれました。ミュージシャンたちからは感謝され,常連の西成ジャズファンや来場者からは褒められ,仲間たちからはねぎらわれる,自分が働くことで「自分のはた(そば)の人が楽になる」。この感覚を学生のうちにぜひ経験しておくべきだと私は思います。