【松ゼミWalker vol.207】 平野郷杭全神社の夏祭りはやっぱり鉄板です(教員 松村嘉久)

 2016年7月13日(水),毎年恒例,大阪市平野区の平野郷杭全神社の夏祭りを,新今宮滞在の外国人客も誘い,ゼミ生らと見学に行きました。13日(水)は平日にも関わらず,平野郷の9町会のだんじりが,夕方18時過ぎから,続々と杭全神社へ宮入する,平野郷が最も賑やかで輝く1日です。
 7月初旬,現在の2年生に相当する松村ゼミ15代目のメンバーが固まったので,その歓迎会も兼ねて,2年生を中心として,3・4年生の有志が仕切り,1年生にも参加を呼びかけ,平野郷へ行くことになりました。杭全神社の夏祭りは,面白いこと間違いなしの鉄板で,外国人参加者ともゆっくり会話をしながら歩けるので,国際観光学部学生のためのゼミ歓迎会には最適です。
 参加した外国人客は,フランス人男性2名,オランダ人男性1名,香港人男性1名,ベルギー人女性1名の計5名でした。オランダ人男性は2mを超える長身,とても目立っていました。ゼミ生の参加者は多く,1年生が9名,2年生が18名,3年生が4名,4年生が11名。これに松村とゼミOBの濱中勝司さんが加わったので,総勢49名となりました。もしかしたら,誰か数え忘れているかもしれないくらい,大勢のゼミ生らが授業終わりで現地へ集まりました。

 この日の4限目は2年生のゼミだったので,教室ではなく現地での実習に切り替えました。新今宮での外国人参加者の勧誘は,3・4年生の有志が担当。これに2年生有志も同行。今回はホテル東洋のみで,前日12日夕方と当日13日直前に勧誘しただけで5名も集まりました。
 当日,勧誘に行っている間,松村は別行動。地域の事情をまだあまり分かっていない2年生有志10数名を率いて,16時から17時過ぎまで,あいりん地域の現状を案内して回りました。あいりん地域のフィールドワークは,10名くらいを連れて歩くのが理想です。
 外国人参加者らと新今宮を出発したのが17時30分。事前の打ち合わせ通り,現地集合組とは,18時少し前に,地下鉄谷町線平野駅で落ち合えました。平野郷では,18時過ぎから20時過ぎまでの2時間余り,各町会のだんじりが次から次へと宮入する風景を,たっぷりと見学。20時半頃,現地解散。引き続きだんじりの宮入を見学したい人,杭全神社参道の夜店を楽しみたい人などは居残り,その他は各自で帰途へつきました。