【松ゼミWalker vol.159】 東京都市長会事務局との懇談会(教員 松村嘉久)

 2014年10月16日(木)の13時から14時過ぎまで,東京都市長会事務局の職員3名が,阪南大学南キャンパス開催の松村ゼミへ,聞き取り調査に来られました。
 東京都市長会は,東京都下の各市間の連絡協調,市政の円滑な運営と向上を図り,地方自治の発展に寄与することを目的に,昭和30年に設立された組織です。具体的には,地域の課題解決に向けた調査研究活動や政策提言なども行っていらっしゃいます。
 さて,周知のごとく,2020年東京オリンピックの開催が決定しました。それにともなって,東京大都市圏では,どのようにして日本国の内外からの来訪者をおもてなしするのか,どのようにしてそれを地域の知名度アップや活性化につなげるのか,といった課題の検討が始まっています。
 今回,東京都市長会事務局は,そうした流れの一環として,都心から東京都西部の多摩地域へと,外国人旅行者を呼び込みもてなす方法を探るため,松村ゼミが行ってきた新今宮TICの運営や外国人向けのまち歩きプログラムを参考にしたい,との趣旨から来訪されました。
 事前に事務局からご送付いただいた質問項目に沿って,まずは松村からご説明させていただき,その後は現役ゼミ生らも加わって意見交換を行いました。わずか1時間あまりでしたが,日本のインバウンド観光振興の様々な課題が討議されました。