街歩きツアーは準備が大変!!

5月21日(金),下見で奈良へ

 外国人向けの街歩きツアー,2010年の新ネタのひとつが,この5月30日(日)に行う「Let's enjoy the ancient capital NARA during the season of new green leaves!!(新緑の古都・奈良を楽しもう)」です。
 毎回,街歩きの実施前に必ずゼミ生みんなで下見に出かけて,現場を確認し,どのポイントでどんな説明をするのがいいかを決めます。今回の奈良の下見兼フィールドワークは,当初余裕を持って5月7日(金)に計画されていたのですが,松村先生が大学での会議のためキャンセルされ,その後も松村先生の予定があかないため,とうとう街歩き実施の前週,5月21日(金)にまで延期されました。
 金曜日は本来南キャンパスでのゼミ日ですが,この日は11時にJR奈良駅改札に集合しました。平城遷都1300年祭,新装されたJR奈良駅は,たくさんの観光客で混雑していました。駅ナカ立地の観光案内所は,電車が到着するたびに大勢の観光客が詰め寄せ,2名おられたスタッフは本当に忙しく対応されていました。私たちの新今宮TICは宿泊地,忙しいといってものんびりとしたものです。大勢の乗降客で混雑する駅の案内所,個別対応は現実問題として難しい状況でした。

興福寺から奈良町へ…,飛火野で弁当を食べる

 この日のフィールドワークに参加した学生は,松村ゼミの3・4年生の総勢21名。なかでも,最もはしゃいでいたのが引率の松村先生。大阪生まれ大阪育ちのコテコテのイメージが強いのですが,実は小中高を奈良県で卒業されたそうで,青春時代の思い出は全て奈良にあるとのこと。奈良公園界隈は高校の頃,よく授業をさぼってデートされていたらしく,細い路地から裏道・抜け道など,とにかくやたらと詳しい。
 JR奈良駅から興福寺へ向かい,猿沢池から奈良町へ入りました。奈良町を軽く散策して,もちいど商店街で弁当を買い,裏道を抜け浮見堂を経て,静かな木陰のある飛火野方面へ。みんなで弁当を食べました。この日はとても天気がよく暑い日でしたが,日陰に入ると風が心地よく,まぶしい新緑と森の香りでリフレッシュできました。

春日大社から南大門を経て東大寺へ

 その後は春日大社へ。就職活動中のゼミ生の多くがおみくじをひき,そのうち2名が見事に「凶」をひき当てました。気にしない,気にしない!! でも気になる…。世界文化遺産「古都奈良の文化財」(1998年登録)を構成する春日大社は,さすがに趣のある神社でした。
 春日大社から奈良公園を通り東大寺へ向いました。東大寺の参道は季節がら修学旅行生でごったがえしていました。地図や資料を手にして歩く修学旅行生を見て,「すごいやん,フィールドワークしてるやん」と感心しました。南大門のあうん像の存在感はやはりすごく,何よりも無料で見学できるのがいい。ここは外せない…。東大寺は拝観料がかかるし,ここまで歩いてきて疲れているし…,街歩き当時は東大寺のなかに入るかどうか微妙なところです。
 東大寺から近鉄奈良駅まで歩き,そこで15時過ぎにフィールドワークはいったん解散。この日は7代目ゼミ長・佐藤有の誕生日,天王寺の居酒屋でフィールドワーク反省会兼誕生日会が企画がされていました。19時に再集合した天王寺の居酒屋では…。サプライズありで,とても盛り上がりました。

時間無いけど大丈夫か?! まあ何なとなるか!!

 今回は下見が遅れたこともあり,街歩きでの英語解説を十分に練る時間がありません。私たち8代目ゼミ生の実質的な街歩きデビュー戦ですが,松村先生によると,「奈良はブツの力が強いから,現場に行ったら,まあ何とかなるやろう!?」とのこと。当日のコースや見どころ,8代目ゼミ生たちによる英語解説の分担も,この下見を踏まえて決めました。
 いつもと同じ手書きの参加者募集ポスターも,新今宮TIC運営の合間に仕上げ,23日(日)に新今宮界隈の8軒のゲストハウスのロビーに張り出しました。チラシや申込用紙の配布も,ぼちぼち始まります。
 着地型街歩きツアーの参加者募集は,本当に直前の1週間,特にツアー実施日の前日と当日早朝が鍵になります。土曜・日曜日は新今宮TICを運営しているので,毎回毎回,その合間をぬって,各ゲストハウスを回り外国人に声をかけ参加を呼びかけます。ただ,6月は外国人旅行者が少ない時期だそうで,参加者もそう多くはないと予想しています。
 今回の奈良街歩きツアー,新ネタなのに十分に練る時間がなかった…。松村先生や先輩方は「大丈夫!! 何とかなるから!!」とおっしゃいますが…,とにかくみんなで力を合わせて頑張りましょう。

松村先生からの一言

 奈良は京都と比べればコンパクトな観光都市ですが,それでも1日で回るのは大変です。世界遺産「古都奈良の文化財」は東大寺・興福寺・春日大社・春日山原始林・元興寺・薬師寺・唐招提寺・平城京跡の8カ所で構成されますが,このうち今回は最初の3カ所と奈良町界隈を歩く予定です。
 新今宮からJR奈良駅までは大和路快速で実に35分540円で到着します。その途中には法隆寺(1993年世界文化遺産登録)もあります。
 京都観光は新今宮からの日帰りはキツイし,新今宮から通うのもキツイ。ところが,奈良ならば大きなストレスなく日帰りで通える。
 新今宮に泊り奈良観光へ通うスタイルが定着すれば,外国人旅行者の新今宮での宿泊日数は確実にのび,新今宮の国際ゲストハウス地域化を促進する好材料になります。今回の奈良街歩きツアーで外国人参加者の反応を確かめて,奈良の案内所や観光関連組織へ働きかけ,将来に向けての連携を深めて行きましょう。
 新今宮TIC,外国人旅行者が少ない時期に入ってきたので,利用者はボチボチといったところですが,この春入学した国際観光学部の1年生たちが,続々と見学に来てくれています。とにかく,見学に来て,スタッフとしての経験を積んで,新今宮TICのやりがいを発見してください。

新今宮TIC前をよく通られる「ちんどん通信」の林社長ご一行と

  • 5月15日(土):谷河里香・柴田紗希(スタッフ参加)・清迫由衣・鈴木瑛未花(見学参加)

  • 5月16日(日):伊吹有美・河村瑞生・松永眞奈美・村上恵美・山田瑞穂(見学参加)

  • 5月22日(土):谷村恵理(スタッフ参加)・金美香・渡(見学参加)

  • 見学者が来たら私・松村が新今宮界隈を案内するようにしています。ゲストハウスの部屋を見学して,ジャンジャン町を歩き,通天閣界隈の賑わいと危うさを見て回ります。2時間ほどの贅沢なプチフィールドワークです。