私たち李ゼミ3年生は、8月24日から27日までの4日間、韓国を訪問しました。訪問内容は、清州大学校との交流とソウル観光です。清州大学校との交流では、日頃にそれぞれの大学で勉強している内容を発表し、お互いの内容について、意見交換を行いました。また、合同活動として、日韓の学生が三つのグループに分かれ、清州市内の観光資源を見て歩き、日本人インバウンドを誘致するための方案について、議論しその内容をまとめて発表を行いました。以下では、4日間の清州大学校との交流内容と感想を述べます。

国際観光学部国際観光学科 李ゼミ3年
 松本 千咲菜

 私たち李ゼミは、8月24日から27日まで3泊4日にわたり、期待とワクワクに胸を膨らませて韓国へ訪れました。この旅は新しい場所で新しい人との交流ができる一歩であり、とても貴重な体験をすることが出来ました。2泊は清州で過ごし1泊はソウルで過ごしました。私自身韓国へ行くのが初めてでドキドキでした。まず、韓国に着くと韓国ドラマのような町なみであった事に嬉しさを感じました。
 1日目には、清州大学の皆さんとの交流があり、最初は緊張していましたが、清州大学校の学生たちが、たくさん話をしてくれたため仲良くなることが出来ました。最初の自己紹介の時や食事の時に、私たちはシャイなため自分から話に行くことも、行動することもできませんでした。しかし、韓国の方々は積極的で自分のことをたくさん話す人が多く、自分もそうなれるようにシャイな部分を克服したいと思いました。
 また、私たちが4月ごろから続けてきたホテルエルシエント大阪を対象とした企画案を韓国の学生たちの前で発表すると、私たちのチームは記念日とアフタヌーンティーが合わさった企画で考え方が狭くなっていましたが、韓国の若者の間で流行っていることや記念日の祝い方などの意見をもらい、大変役に立つアイデアを得ることが出来ました。
 2日目は、朝からたばこの倉庫を利用した美術館の見学をしたり、清州の有名なストリート街を歩きました。韓国の有名な観光地ソウルや釜山などは日本のテレビやSNSなどで情報が溢れているため行かなくてもその町をしれるが、清州に行くまでに下調べをすると山や美術館などの情報が多く、どんな町か想像するのが難しかったですが、実際に歩くと、想像よりも韓国ぽさが、出ている所だと私は感じ、韓国ドラマが好きな人や、有名な観光地に飽きた人などにおすすめしたい町だと私は考えました。
 また、1日目と2日目で行ったフィールドワークを基にどのようにしたら日本人インバウンドが増えるか、そのためにどのようなツアーが企画できるかにについて、清州大学校の学生たちと一緒に考え、議論しました。私たちは感じたことや、思ったことを伝えることしかできなく、発表の方向性や資料まとめは清州大学校の学生たちに手伝ってもらいました。私自身の力不足を痛感しました。夜遅くまで作業をする中で「眠たかったら寝ていいよ」などと私たちに優しく接してくれたり、沢山話しかけてくれてとても気配りを感じました。
 3日目は、2日目にまとめた内容を班ごとに発表しました。他の班とは、感じたり思った部分が同じだったり、より細かいところまで気づいている班もあり、様々な考え方を知ることが出来ました。交流する期間が3日というとても短い時間であったため、清州大学校の学生と離れるのをさみしく感じましたが、清州を離れてもインスタグラムなどでのつながりがあり、韓国に滞在している時や現時点でもメッセージでのやり取りをするなど、仲良くすごしています。最初は話せるか不安だったけど、沢山交流が出来て良かったと思っています。
 最後には清州からソウルの仁寺洞へ向かいました。仁寺洞は清州とは違い、町に人が多く、とても賑やかな街でした。また、仁寺洞のホテルから30分程度歩くと明洞がありました。有名な観光地のため外国人観光客が多く、日本語が出来る人が多くいました。仁寺洞や明洞では夜遅くまで人通りが多くすごく賑わっていました。日本では遅くても22時頃にはお店を閉めているところがほとんどのため、夜になると人通りがなく、静かですが、韓国は観光客でどこのお店もいっぱいで新鮮でした。
 3泊4日の交流旅行は、新鮮な街並みとおいしいご飯や楽しい思い出で充実したものでした。明洞や仁寺洞の賑やかな街並みや、清州の歴史的な場所を巡り、韓国独特の文化に触れることが出来ました。特に食事はどれもおいしく印象的で、サムギョプサルやサムゲタン、韓国本場の餃子など有名な料理を堪能しました。現地の人との交流がたくさんでき、伝統的なチマチョゴリの体験もすごく楽しかったです。韓国の人はものすごく歓迎をしてくれて、とても親切でした。今回経験したことを心に刻み、韓国の美しい風景やおいしい食事、暖かいこころを多くの人に伝えるとともに、私自身も再び韓国に訪れようと思いました。とても心に残る旅行になりました。

国際観光学部国際観光学科 李ゼミ3年
 坂東 愛美

私たち李ゼミは、8月24日から8月27日にかけて、大韓民国の清州市と仁寺洞を訪れました。訪れた目的は、私達がそれぞれのチームで作成したホテルエルシエント大阪を対象とした宿泊プラン企画案の発表と清州大学の学生たちとの交流会です。
まず、8月24日は清州に到着後すぐに国立清州博物館に訪れました。この博物館は4つの展示室があり、旧石器時代から朝鮮時代に発見された石器や土器などが展示されていました。
現地の方の、説明や日本語のパンフレットが配布されるなど、海外から訪れた人への配慮があり、また日本の博物館とは違い、展示物の説明などが多く書かれている事が無かったため、視覚で楽しめる博物館であったと感じます。博物館見学後には、清州大学に到着した後、交流会が始まり、各大学の研究内容に関する発表会を行いました。
 李ゼミのチームの発表に対し、咄嗟に清州大学の方からの質問や意見を言ってもらい、清州大学の方の積極性に感心しました。1日目の交流会を終え、夕食を食べた後には日韓合同チームを作り、私たちのチームでは、チェジュ島をコンセプトにしたカフェを訪れました。
8月25日は、朝早くから宿泊したホテルの近くの美術館を訪れました。この美術館では、館内の展示物についての口頭での説明がなく、書かれていた説明も日本語が無かったため、どのような展示物であるか分かりにくかったです。その後は、昼食を食べた後ソンアン通りをチームで見学した。ただ観光するのではなく、観光しながらソンアン通りの特色ある観光コースをそれぞれのチームで考え、そのコースを8月26日の報告会で発表すると言う目的がありました。チームで市内の街歩きを終えた後、韓国の伝統的なチマチョゴリの体験を行いました。チマチョゴリは、女性用と男性用では少し違っていて、男性用では帽子があり、女性用では、丈の長いスカートがついていました。また、チマチョゴリを着用して、挨拶の礼儀作法も教わりました。伝統的な衣装の体験は、体験する機会はほとんどないため現地での体験は、日本人にとっても関心が強いものであると感じました。
 チマチョゴリ体験を終えた後には、清州大学へ戻り、発表資料の準備を行いました。韓国語と日本語を使って、交流することの難しさはあったが、翻訳アプリを使用することで、意見交換は行うことができたため、8月24日から25日に訪れた所を振り返り、良かった点や残念だった点をまとめ、私たちのチームで発表する内容が固まりました。
宿泊先に戻った後も発表準備を進めました。同じチームの清州大学の学生は、私たちの意見を一生懸命に聞き入れ、出したアイデアに賞賛するなど、スムーズに発表準備が進んで行きました。
 8月26日には、私たちのホテルエルシエント大阪の宿泊プランの発表や日韓合同の各チームの発表を行いました。私たちが考えた、「韓国女子必見!韓流プラン」では、清州大学の女子学生が実際に「利用してみたい」などの意見があり、とても嬉しかったです。しかし、このプランについてくる特典については、韓国と日本では、かなりの流行の差が感じられたと意見もありました。
 4日間で私は、清州市では、普段行うことが出来ないような新鮮な体験ができました。
中でも、伝統的な衣装の体験や街を歩くことだけでも、深く印象に残ることであったと感じました。清州大学生のように、他人の意見を賞賛し、聞き入れる姿勢は、普段のゼミで、積極的に取り入れるべきであると強く感じました。賞賛されることで、意見を多く出すことができるからだと私は感じました。後期からのゼミ活動で、あわら温泉の活動を行う際には、他人の意見を聞き入れ、共感したところは具体的に話し合うなどしていきたいと考えます。