李ゼミのキャリアゼミは「競争力のある観光事業の発展による地域貢献~体験型宿泊プランの提案~」テーマとして、活動しています。 学生のコメントを以下のとおり紹介します。

国際観光学部 李ゼミ3年生
内藤あすか

 李ゼミ3年生は、10月27日、実地調査を行うべくホテルエルシエント大阪を訪れた。まず、訪問前にホテルエルシエント大阪について事前に調査したところ、ホテルエルシエントは、大阪以外に京都にも同じチェーンホテルがあり、コンセプトはどちらも「泊まればもっと、その『まち』を好きになる」となっていた。
 実際に訪れてみると、そのコンセプト通りその「まち」を意識した食事、お土産などが用意されていた。また、フロアごとに大阪を感じさせるアートを壁に施してコンセプトに沿った工夫がなされていた。客室ではSDGsを意識して、プラスチックなどの削減のため客室にはアメニティを置かず、フロント近くに置き、必要な分だけお客様にとってもらうというシステムであった。また、バリアフリーに特化した部屋もあり、部屋そのものが広く車椅子などを使用する人も快適に過ごせる。お風呂も他の部屋と比べとても広く、緊急用のボタンなども装備されている。さらに、電子レンジも用意されており、わざわざ部屋を出て行かなくても済むように工夫されていた。
 ホテルの付帯施設にはフィットネスや大浴場もある。ホテル内の施設としてのフィットネスルームに加え、ホテル近くのフィットネスジムと提携し、追加料金を払えば宿泊者が利用できるサービスもあり、運動習慣のある人にとっては特に都合が良いと感じた。
 大浴場には複数の種類のシャンプーが置かれていたり、脱衣所にはこだわりのスキンケア用品が置かれていたりと、普段使うことのないものを使うことができるため、楽しめると感じた。また、女性客を意識してミストサウナや照明の工夫もされており女性に寄り添った設備や工夫がなされていた。食事は大阪名物を提供しており、朝食から大阪を感じられるメニューになっていた。これらはビュッフェ形式で、テイクアウトも可能だ。コロナ禍ということも意識し、部屋に持ち帰る事ができるところはとても良いと感じ、お客様の安心に繋がる工夫が感じられた。
 現在の宿泊客の中で、インバウンド客の占める割合は少なく、全体の1%にも満たないと聞いた。しかし、インバウンドにも対応できる強みを感じたので、大阪を満喫してもらえるインバウンドに向けたプランを提案しようと考える。

国際観光学部 李ゼミ2年生
中尾優花

 私たち李ゼミ2年生は、10月28日、ホテル実地研修のため、大阪市曽根崎にあるホテルエルシエント大阪を訪れた。ホテルでは客室や大浴場などの館内施設を一通り見せてもらい、ホテルエルシエント大阪の特徴や強みなど様々なことを教えてもらった。
 私たちは当日、JR大阪駅に集合しホテルエルシエント大阪に向かった。大阪駅周辺には多くの道路が存在しているため、初めて行く場合、経路が分かりにくいのではないかと感じ、ホテルまでのアクセスの説明する際には、注意が必要だと感じた。また、ホテルエルシエント大阪に向かう途中に露天神社に寄った。露天神社は「曽根崎心中」ゆかりの地、また恋人の聖地となっていた。可愛らしい看板や恋みくじがあり印象に残っている。
 ホテルエルシエント大阪に到着後、支配人の吉岡さんが館内の案内やホテルの説明をしてくださった。最初に6種類の客室について説明してもらった。全体的に客室は清潔感があり客室内の設備も過不及なしといった印象だった。またITのシステムを導入し大浴場などの混雑を緩和、エレベーターの入退場をカードで管理、大浴場の女性風呂にはパスワードや自動ドアといった最新システムを駆使し工夫されていることに驚いた。これらのITシステム導入のいきさつについて説明を受け、ホテル側の意図も理解できた。また大浴場では男性側と女性側では光の調合や鏡や椅子の数、シャンプーの数など性別によって変わっており非常に工夫されていると感じた。
 ホテルエルシエント大阪での実地研修を終えての感想は、魅力的な客室の種類が多く、客室をこのホテルの強みとしてアッピールできるのではないかということである。今後、仲間のゼミ生と一緒にホテルエルシエント大阪の魅力、強みを生かせるプラン作りにしたいとより一層強く思った。

国際観光学部 李ゼミ2年生
原 愛美

 10月28日にホテルエルシエント大阪について、客室や施設、ホテルが日々心がけているサービスなどを知るために訪問した。
まず、客室は13階から17階に位置する、スタンダードダブル・セミダブルタイプ、スタンダードツイン・モデレートツインタイプ、スーペリアツイン・デラックスツイン、バリアフリーツインルームを見せていただいた。カップル等のレジャー客やビジネス客向けの客室となっており、室内に設置されたTVで大浴場やレストラン等の混雑状況が顧客自身で把握できるようになっている。客室によっては、風呂とトイレが別々で複数での宿泊でもゆったりと過ごせる室内となっているが、年配者には使用方法が分かりにくいという声もあると聞き、客層によってニーズが異なることも分かった。
 16階からはグレートが高いの客室となる。高層からの眺めもよく3人でも快適に過ごせるため、宿泊稼働率はほぼ100%と高く口コミも評価が高い。17階の最もグレートが高い客室は、車椅子の顧客が旋回できる程の広さであり、シャワー室にそのまま入ることが出来る。レンジが欲しいと行った顧客の要望に応えるため、全室にレンジが設置されている。
 大浴場では、多種多様なシャンプーバーが施されている。男性用でもオムツ替えコーナーがあり家族層にも配慮されており、女性用ではカードキーと暗証番号でドアが開く仕様でセキュリティ性が高い。化粧室にも女性客に配慮した美容アイテムを設置している。隣にある1人専用ジム部屋ではルームランナーが設置されている。
 その他、ホテルエルシエント大阪では、プラスチック削減の取組みとして1階にアメニティコーナーを設置し顧客が使う分だけとって貰うようにしている。しかし、余分に取る人が多いのが現状である。そこで私は対策として木製を使用すればSDGsの役割が果たせるのではないかと考えた。
 ホテルエルシエント大阪の強みとしてはスタッフの接客対応を上げている。例えば車椅子利用顧客や身体に障害のある顧客に対して適切な対応ができるよう、スタッフ全員にはユニバーサルマナー検定3級の資格取得が必須となっている。そして、顧客の目線に合わせ、聴く力を身につけることを心がけている。このようにホテルエルシエント大阪では快適な設備に加え、心が籠ったスタッフのサービスで運営が成り立っていることが分かった。