2021.3.30

2020年度産学官連携プロジェクト報告会実施②

「関電アメニックス・ホテルエルシェント京都×阪南大学李ゼミ」報告会

 2021年3月11日16時より、「関電アメニックス・ホテルエルシェント京都」×「阪南大学李ゼミ」との産学連携プロジェクト2020年度報告会がZOOMを利用して、京都のホテルと阪南大学南キャンパスとの2元中継で実施された。

阪南大学 李貞順先生の挨拶

 一昨年より貴社「エルシエント京都」と産学連携の取り組みを行っています。おかげをもちまして、初年度は夏休みを利用した二日間のインターンシップやホテル見学を行うなど、ホテルの運営現場を学び、年度末には学生自らが企画した宿泊プランを提案するなど、学生にとっても貴社にとっても多くの学びを得られたのではないかと思っています。
 しかし、今年度はコロナ禍の影響で現場での体験はできなかったものの、学生たちは、この一年間学内でのゼミ活動において「エルシエント京都」の宿泊プランについて取組みました。貴社に出向いての対面での報告会ではないのは残念ですが、ZOOMでの2元中継報告会を実施させていただきます。

宿泊プランの提案

発表タイトル①「美活応援プランエルシエント京都×YAMAN」
阪南大学国際観光学部李ゼミ3回生 山口、酒井

発表タイトル②「エルシエント京都を対象とした大学生向け宿泊プラン」
阪南大学国際観光学部李ゼミ3回生 吉岡、廣瀬

発表タイトル③「ホテルエルシエント 京都宿泊プランの提案:-ターゲット:40代男性、一人旅 コンセプト:フォトコテスト-」
阪南大学国際観光学部李ゼミ3回生:尾坂、渡辺

発表タイトル④「ホテル企業におけるSDGsの取り組み」
阪南大学国際観光学部李ゼミ2回生:山本京香

『関電アメニックス・ホテルエルシェント京都』コメント(水谷氏、村田氏)

 まず、皆様さまの発表で全体によかった点として感じたのは、構成がシンプルにまとまっていた点です。大きくは①ホテル概要②ターゲット③コンセプト④プラン内容に分けてありましたが、次への伏線をしっかり回収する流れになっており、「なぜ、エルシエント京都が打ち出すプランなのか?」「なぜ、そのプランはエルシエント京都のお客さまに需要があるのか?」と、需要と供給が理解しやすいと感じました。また、他社さまが取り組まれている内容を具体的にあげ、ホテルにあるリソースが生み出せる取り組みを紹介してくれた点が、私どもがこれから取り組むイメージを湧かせやすかったです。
 また、当日質問させていただきましたように、エルシエント京都のターゲット層にアプローチしながら、別視点でエルシエント京都の顧客層でないターゲットにもアピールできるような提案があれば、より関心を抱かせるプランになったと思います。周囲の環境や仲間を大いに頼って、皆さまの柔軟で想像力に富んだ発想をしてみてください。
我々も今まで以上に現代を考え、そして未来を想像し、アイデアを生み出していきたいと思います。
 社会に出ると本当に学びを得る機会が減ってしまいます。また誰かに教えてもらえることも少なくなり、自身で疑問質問を投げかけないと答えを見つけることができない場面も多くあります。今ある貴重な一瞬を大切にしていただき、今後の皆さまのご活躍をお祈り申し上げます。
            
ホテルエルシエント京都
水谷・村田