2016年度:前半 国際観光学部和泉研究室研究活動報告「大阪府岬町における観光地域づくり研究②」
「神奈川県鎌倉市におけるフィールドワーク」&「ツーリズムEXPOジャパン2016」へ

 国際観光学部和泉研究室2回生ゼミは、大阪府岬町で観光地域づくり研究に取り組んでいます。岬町は大阪都心部からそれ程遠い訳ではなく、海を観光資源の1つとして活用する可能性を秘めた地域です。今回、その参考になればという事で、東京都心部からそれ程遠い訳ではなく、海を観光資源の1つとして活用されている神奈川県鎌倉市においてフィールドワークを実施しました。また、東京ビッグサイトにおいて開催されている世界最大級の旅の祭典である「ツーリズムEXPOジャパン2016」へも学習に行ってきました。

9月21日(火)

 この日は、事前に立案した計画に基づき各グループ(2回生ゼミ17名を3グループに分けて研究活動を展開しています)ごとにフィールドワークを実施しました。教員は翌日から合流の予定でしたが、各グループ、自主的にゼミ活動を展開していました。

9月22日(水)

 あいにくの雨模様でしたが、江の島においてフィールドワークを実施しました。片瀬漁港を見学後、江の島を目指して大橋を渡り始めた頃、雨風が強くなり、傘をさしていたにもかかわらず、みんなでびしょ濡れになりました。お腹が空いたのと濡れて寒かった事で口数がやや少なくなりましたが、昼食のシラスかき揚げ丼などでお腹が膨れると心身とも少し落ち着き、いつもの賑やかで明るいゼミに戻りました。午後からは雨も止み、ヨットハーバー、江島神社、鎌倉大仏などを回りました。さて、ゼミ生はどのような事を思考したのでしょうか。今回のフィールドワークについては、後期ゼミ授業の中でまとめて(良いと感じた点と気になった点をまとめる)グループで発表するという課題を課しています。

9月23日(木)

 東京ビッグサイトで開催されている世界最大級の旅の祭典である「ツーリズムEXPOジャパン2016」を見学しました(国際観光学部大谷ゼミ・森重ゼミも)。日本だけでなく、世界各国の旅行業・観光振興の現状や方向性など、楽しみながら多くの事を学ぶことができました。
 以上のようなフィールドワークを実施しましたが、自分たちの学びを深めただけでなく、自主性をもって自分たちの学びをマネジメントし、ゼミというチームとして、より一層の一体感が生じたのではないかと思っています。そして、何よりも「学ぶことが楽しい」(いつもゼミで言っている合言葉ですが)と感じてくれたのではないかと考えています。
 今後、どのように一人一人が、このゼミが、成長していくのかが楽しみです。教員として全身で関わっていかねばと気を引き締めるところです。