2016年度:前半
国際観光学部AOクラス(1回生の入門ゼミ)の活動報告「大阪府八尾市における銭湯を活かした観光地域づくり」

 平成28(2016)年度の国際観光学部AOクラス(1回生の大学入門ゼミ)は、2クラスの設定がなされており、前期授業については各担当教員(中山・和泉)が各々のクラスで授業を展開していました。後期授業から、これらは1クラスとなって「大阪府八尾市における銭湯を活かした観光地域づくり」をテーマに学ぶことになります。その準備として、8月9日(火)に「銭湯について理解を深めること」、「フィールドワークそのものについて理解を深めること」などを目的とするフィールドワークを実施しました。この「大阪府八尾市における銭湯を活かした観光地域づくり」というテーマは、昨年度の1回生後期の授業である観光実習導入(和泉担当クラス)で取り上げたテーマですが、今年度も継続して実施するもので、来年1月に各グループが大阪府公衆浴場業生活衛生同業組合八尾支部の方々への「銭湯を活かした観光地域づくりのプランの提案」を最終目的とするプログラムです。
 今回のフィールドワークでは、まず、大阪府公衆浴場業生活衛生同業組合八尾支部の中島彰男支部長に八尾市内の銭湯事情などについて説明していただいた後、支部長がご自身で営まれている豊温泉の他、近隣に所在する幸福温泉、日の出温泉、久宝寺新温泉の4ヶ所の銭湯をご案内いただきました。
 また、観光協会を訪問して資料をいただいたり、地域の和菓子屋さんで美味しい和菓子を頂いたり、久宝寺寺内町を散策するなど、フィールドワークは盛りだくさんでした。
 中島支部長からは「実際に取り組むことが可能な現実的なプランを期待しています」とのお言葉を頂戴しましたが、学生は良い意味で少しプレッシャーを感じているようでした。このプレッシャーを自分たちのやる気に変えて欲しいと思っています。
 1回生なのでフィールドワークを経験するのが初めてという学生ばかりでしたが、上級生のリードもあって有意義に終了することができました。今後、1回生はグループごとに八尾市の銭湯や周辺の地域資源について考察を深め、「銭湯を活かした観光地域づくりのプラン」をデザインし、提案していくことになります。
  • 八尾市観光協会訪問。マップ資料などをいただきました。

  • 8月9日。この日は猛暑でしたが、頑張りました。

  • 銭湯にあまり馴染みのない学生もいましたが、熱心に見学していました。

  • 銭湯について様々なお話を聞くことが出来ました。

  • みなさん、ありがとうございました。