泉南市でまちづくり・観光振興プランの提案・実践に取り組んでいます②

 国際観光学部和泉研究室3回生は、今年度、大阪府泉南市における観光まちづくりに関するプランの提案と観光事業の実施に取り組んでいます。
 12月8日(月)は、来週の本番に備え、大阪府の文化・芸術行政を総括する部署である大阪府魅力創造局文化課の方々、水都大阪などをはじめ、多くのまちづくり事業を展開する組織である大阪府立江之子島文化芸術創造センターの方々にプレゼンテーションをご覧いただき、多くのご教示を頂戴しました。
 12月15日(月)は、泉南市埋蔵文化財センターにおいて泉南市における地域づくりデザインプランの提案(公開プレゼンテーション)をおこないました。泉南市役所・泉南市教育委員会・泉南市観光協会・大阪府文化課・地域住民の方々など、我々を含めて50名近い参加がありました。
 ここでは「未だ見ぬ泉南の魅力〜小さなタコ壷からの大きな可能性〜」と題し、泉南市の中世のタコ壷づくりのムラが発見されている遺跡である戎畑遺跡に着目し、タコ壷づくり体験を泉南市埋蔵文化財センターやイオンモールなどで子ども向けに実施し、体験している2〜3時間の間、パパとママはゆっくりショッピングを楽しむ、また、つくったタコ壷は展示したり、実際にそれを用いてタコ壷漁を体験し、食するという内容の提案と、「港と市場のある風景〜「せんなん」にぎわい再発見〜」と題し、昭和10年頃までおこなわれていた「信達市場」を再現させ、岡田浦漁港の海産物、地域の特産物・野菜の販売やバザーなどをおこない、岡田浦漁港や樽井地区から信達地区まで、昔の街道を使用して海産物を当時(明治〜昭和初期)の装束で行列をなして運搬するという2つの提案をおこないました。
 以上のような、和泉研究室で提案したデザインプランは修正などをおこない、複数年かけて実施する方向で考えていただけることとなりました。
 今後も実践に向けて思考を継続させたいと考えています。
来週の本番に備えて、専門家の前でプレゼンの練習
大阪府魅力創造局文化課・大阪府立江之子島文化芸術創造センターのみなさん等の前で

  • 公開プレゼンテーション 生涯学習課長にご挨拶いただきました

  • 公開プレゼンテーション 多くの方々に聞いていただきました

  • 公開プレゼンテーション終了後の意見交換会