2014.11.12

日本の棚田100選「下赤阪の棚田」に設置予定の案内板製作に取り組んでいます

日本の棚田100選「下赤阪の棚田」に設置予定の案内板製作に取り組んでいます

 国際観光学部和泉研究室では大阪府千早赤阪村に所在する「下赤阪の棚田」に設置する案内板の製作に取り組んでいます。「下赤阪の棚田」は日本の棚田100選に選定されており、四季を通じて多くの観光客が訪れる村の観光スポットです。下赤阪棚田の会ではこの場所への案内板の設置を検討されており、研究室にデザインなどの企画のお話がありました。そこで2回生の4名が中心となりこのプロジェクトに協力することとなり、フィールドワークやディスカッションを経て以下のようなデザイン案を提案しました。フィールドワークした結果、現地でゴミが持ち帰えられずそのまま放置されている光景などを目の当たりにしました。そこで、棚田保全を訴える内容で、且つ、地域の方々も間接的にでも良いので何か関係してもらえるような内容が良いのではないかという結論になりました。デザインは研究指導の際に頻繁に使用する「attachment(愛着)」を表現できるものにしました。地域の方々に愛着をもってもらえるように、また、その案内板を見た観光者に「地域の方々が大切にしているんだなあ」と思ってもらえるようなデザインを考案し、棚田の会へ提案しました。デザイン案の一例は下記のとおりです。
 なお、このプロジェクトの経過については、「下赤阪の棚田Welcome Sign作製事業」と命名され、千早赤阪村観光協会のフェイスブックにアップされています。
  • 日本の棚田100選「下赤阪の棚田」

  • ゴミがそのままに。残念なことです。

  • 村役場の方からお話を伺いました

  • 村役場の方と一緒にフィールドワーク

提案したプランの1例  ※写真は例として提示したものであり、村生まれの赤ちゃんではありません。
・「輝く未来」を「村で生まれた赤ちゃん」で表現しました。
・地域を巻き込むために、村広報などで赤ちゃんの写真を公募してはどうかと考えました。