阪南大学国際観光学部和泉ゼミは「地域・観光の創造(地域資源や人的ネットワークなどを活用しながら、地域づくりや観光振興のための新たなデザインプランを思考・提案し、地域の方々と共創的に実践する)」を研究テーマとしています。
 和泉ゼミでは、河南町(大阪府南河内郡)において、日本遺産「「葛城修験」-里人とともに守り伝える修験道はじまりの地」の構成文化財である平石峠経塚・高貴寺香華畑経塚をはじめ、町内に点在する歴史資源を活用した観光地域づくりを河南町役場(生涯まなぶ課)、と共創的に展開する取り組みを2021年度から3年間の予定でスタートさせました。
 2023年2月24日、デジタル観光ツアーアプリ「SpotTour」による散策道の創造・公開のための準備として、アプリのポイント箇所となる「近つ飛鳥博物館」・「寛弘寺古墳」のフィールドワークを行いました。当日はあいにくの雨模様でしたが、各々のポイントを丁寧に実見調査しました。
 023年3月31日、阪南大学南キャンパスにおいて活動報告会を開催し、「近つ飛鳥博物館」・「寛弘寺古墳公園」に関するアプリ内の説明文章や使用する写真などを提案し、ご意見を伺いました。
 今後、この取り組みに地域のみなさんにもご参加していただきたいと考えています。