国際観光学部 国際観光学科 和泉 大樹

 阪南大学国際観光学部和泉研究室は「地域・観光の創造(地域資源や人的ネットワークなどを活用しながら、地域づくりや観光振興のための新たなデザインプランを思考・提案し、地域の方々と共創的に実践する)」を研究テーマとしています。
 2022年7月より、国際観光学部和泉研究室2回生は、八尾市政策推進課とともに、観光・文化財課の協力のもと、八尾市における市内外からの観光者の増加の一助となること、ひいては、地域経済の活性化へのきっかけづくりを目的とする「八尾市における地域魅力の見える化の促進」に取り組んでいます。具体的には、フィールドワーク(現地調査)を重ねながら八尾市にみられる人を惹きつけるさまざまな魅力(地域魅力)を整理・再発見し、その魅力が最大限に伝わる発信コンテンツ(VRコンテンツ・ストーリー性のある動画など)を制作し、効果的な方法で発信することで地域魅力の見える化を促進させ、観光者に選ばれる地域を目指し、八尾市における賑わいの創出に貢献したいと考えています。
 2022年9月8日、まずは八尾市を知ることを目的に第1回目となるフィールドワークを行いました。当日は、八尾市観光ボランティアガイドの会の田中さん・小林さんのご案内により、久宝寺寺内町を中心に八尾のまちなみを実見しました。また、観光案内所にも立ち寄り、渡辺所長よりお話しを伺いました。
 2022年9月12日、前回に引き続き、八尾市を知ることを目的に第2回目となるフィールドワークを行いましたが、この日は八尾市の大きさをイメージするために、八尾市の観光振興を考える際の縦軸(南北軸)である「Osaka Metro谷町線八尾南駅(南端)—JR八尾駅(中間)—近鉄八尾駅(北端)」の距離感を掴むことも目的としました。当日は、八尾南駅前でレンタサイクルを借りて、八尾空港、安中新田会所跡旧植田家住宅などを実見しながら、市域を北上しました。なお、グループミッションとして「美味しそうなテイクアウト可能な商品をグループごとに見つけてゼミLINEにアップせよ」・「各グループ、ヒント写真を参考にこの場所に集合せよ(安中新田会所跡旧植田家住宅が集合場所。この施設名称は告げずに周辺のヒント写真のみLINEで送付)」という2つのミッションを課しました。快晴で気温も高い1日でしたが、水分補給とコロナ対策をきちんとしながら、グループごとにミッションをこなしていました。
 お世話になったみなさん、ありがとうございました。今回のフィールドワークを今後の活動につなげていきたいと考えています。

第1回フィールドワーク(2022.09.08)

第2回フィールドワーク(2022.09.12)

ミッション「美味しそうなテイクアウト可能な商品をグループごとに見つけてゼミLINEにアップせよ」

※撮影時のみ、マスクを外しています。