2021.12.17

河南町(大阪府南河内郡)における観光地域づくり研究① 「第1回目のフィールドワークを行いました」

 阪南大学国際観光学部和泉ゼミは「地域・観光の創造(地域資源や人的ネットワークなどを活用しながら、地域づくりや観光振興のための新たなデザインプランを思考・提案し、地域の方々と共創的に実践する)」を研究テーマとしています。
 和泉ゼミでは、河南町(大阪府南河内郡)において、日本遺産「「葛城修験」-里人とともに守り伝える修験道はじまりの地」の構成資産である平石峠経塚・高貴寺経塚をはじめ、町内に点在する歴史資源を活用した観光地域づくりを河南町役場、地域住民のみなさんとともに共創的に展開する取り組みをスタートさせました。
 今年度は、デジタル観光ツアーアプリ「SpotTour」による町内散策道の作成および公開についての取り組みを進めており、2021年12月15日、第1回目となるフィールドワークを行いました。当日は、日本遺産の構成資産の所在する「高貴寺」、双円墳という全国的にも珍しい形状の古墳である「史跡金山古墳」、西行法師終焉の地として知られ、また、周辺が桜の名所としても名高い「弘川寺」、新鮮な野菜や地域素材を使用した加工品などが豊富に並ぶ「道の駅かなん」などを見学させていただきました。また、文化財の担当部署である河南町役場生涯まなぶ課の森課長さん、安達さん、久保さん、観光振興の担当部署である農林商工観光課の池添課長さんにご同行、ご説明をいただきました。ありがとうございました。
 なお、この取り組みは、今年度からスタートしたもので、現時点では3年間継続して取り組む予定としており、現2回ゼミ生14名がこの研究活動の一部を担当します。
 地域のみなさん、今後ともよろしくお願いいたします。
  • 華やいで大阪・南河内観光キャンペーン協議会のパンフレットを転載

南河内地域では観光ツアーアプリ「SpotTour」を活用した取り組みが進められています。