阪南大学国際観光学部和泉ゼミは「地域・観光の創造(地域資源や人的ネットワークなどを活用しながら、地域づくりや観光振興のための新たなデザインプランを思考・提案し、地域の方々と共創的に実践する)」を研究テーマとしています。2015年度から兵庫県養父市大屋地区において、豊富な地域資源を観光資源として活用する観光地域づくりデザインを思考・実践し、コミュニティーベースの経済振興を生成しながら、地域基盤の強化や活性化を目指すという取り組みを養父市商工会と産学連携という形態で共創的に展開しています。
 2019年度は、これまでの取り組みを踏まえて、地域の魅力や事業者をつなぎながら、養父市大屋地区に一定時間滞在するモデルプランの作成に取り組んでいます。取り組みは、4回ゼミ生17名を4つのグループに分けて展開していますが、12月12日、養父市商工会会議室においてモデルプランの提案発表会を開催しました。当日は、全但バス・新日本旅行企画・ルクス株式会社・一円電車あけのべ・養父市役所・養父市商工会など、関係するみなさまに提案を聞いていただきました。
 発表会の最後に学生から2年半活動させていただいた御礼の挨拶をさせていただいたところ、地域の方々からも御礼を頂戴するという嬉しいサプライズもありました。また、来年度以降も連携活動を継続して欲しいと考えているというお言葉も頂戴しました。これまでの活動を評価していただけた結果であると考えれば、こんなに嬉しいことはありません。
 地域のみなさま、ありがとうございました。