阪南大学国際観光学部和泉ゼミは「地域・観光の創造(地域資源や人的ネットワークなどを活用しながら、地域づくりや観光振興のための新たなデザインプランを思考・提案し、地域の方々と共創的に実践する)」を研究テーマとしています。
 現在、近畿日本鉄道では、このたびの百舌鳥・古市古墳群の世界文化遺産登録決定を受けて、羽曳野市・藤井寺市と連携し、近鉄エリアキャンペーン「こふんまち 羽曳野・藤井寺」と題して、古市古墳群の所在するエリアの魅力を発信するキャンペーンを展開しています。その一環として、観光特急「青の交響曲」で行く「ワイン3種飲み比べ列車」(2019年11月1日)・「日本酒、梅酒、ワイン3種飲み比べ列車」(2019年11月29日)の2本の世界遺産登録記念ツアーが計画されていますが、今回、前者のツアーが実施されました。
 このツアー(特定部分)の企画・実施に和泉ゼミ3回生が携わる機会をいただき、「ジャズ演奏」・「古墳などのご当地クイズ」・「アロマづくり体験」などのプログラムを提供させていただきました。今回、「青の交響曲」には、8名(うち2名はジャズ演奏担当の2回ゼミ生と4回ゼミ生)の学生が乗車しました。学生は、少し緊張しながらもお客さまひとりひとりと向き合いながら、一生懸命に自分の役割をこなしていました。お客さまからあたたかい言葉をかけていただいたり、笑顔に接したりしながら、やりがいや自信を得ていたような気がします。
 とても貴重な実践的な学びを経験させていただきました。近畿日本鉄道のみなさん、ありがとうございました。
近鉄南大阪線をはしる観光特急「青の交響曲」
今回、森下恭生・岡田すみれ・窪田朱花・小林叶恵・坂口日菜・西川実乃里の6名が、3回ゼミ生を代表して乗車しました。
車内で最終の打ち合わせ。
電車の車内放送。もちろん、はじめての経験です。
ジャズ演奏をしてくれたのは、4回ゼミ生の高田有規子(トロンボーン:♫ Sing, Sing, Sing)2回ゼミ生の宮﨑千弥(フルート:♫ Fly Me to the Moon)です。とても素敵な音色でした。 手前味噌で恐縮ですが、我ながらタレント揃いのゼミです。
抽選会で当選されたお客さまへワインを進呈に。
美味しいワインも手伝って、ご当地クイズで車内は大盛りあがり!
世界遺産関連問題ということで埴輪のクイズを提供。羽曳野市世界文化遺産推進室の河内一浩さんには古市古墳群のお話をしていただきました。また、お客さまには実際に埴輪の破片に触れていただきましたが、はじめて触れる埴輪に感動してらっしゃいました。
クイズ正解者には、藤井寺市の「朝日堂琮源」さまからご提供いただいた古墳ういろを!「かわいい」・「おいしそう」とお客さまも大喜び!その様子を目にした学生も大喜び!「朝日堂琮源」さま、ありがとうございました。
アロマづくり体験も楽しんでいただけたようです。
最後は大阪阿部野橋駅のホームでお見送り。