2019.7.31

2019年度:国際観光学部和泉ゼミ研究活動報告「兵庫県養父市における観光地域づくり研究②(大屋地区で滞在するモデルプランの作成・正垣木材株式会社の商品PR動画の完成)」

 阪南大学国際観光学部和泉ゼミは「地域・観光の創造(地域資源や人的ネットワークなどを活用しながら、地域づくりや観光振興のための新たなデザインプランを思考・提案し、地域の方々と共創的に実践する)」を研究テーマとしています。2015年度から兵庫県養父市大屋地区において、豊富な地域資源を観光資源として活用する観光地域づくりデザインを思考・実践し、コミュニティーベースの経済振興を生成しながら、地域基盤の強化や活性化を目指すという取り組みを養父市商工会と産学連携という形態で共創的に展開しています。
 2019年度は、これまでの取り組みを踏まえて、地域の魅力や事業者をつなぎながら、養父市大屋地区に一定時間滞在するモデルプランの作成に取り組んでいます。取り組みは、4回ゼミ生17名を4つのグループに分けて展開していますが、7月18日・19日に実施したフィールドワークにおいて、その中間報告会を開催し、モデルプラン作成の進捗をグループごとに発表しました。発表を聞いてくださった、但馬の地で外国人誘致を主たる目的として積極的な展開をされている(株)新日本旅行企画の今井さん、養父市商工会の内田さん・北村さん・福井さんから多くのご教示・ご指導をいただきました。今後のプランの修正やブラッシュアップにつなげていきたいと考えています。
 また、「昭和26年の創業以来、兵庫県北部の但馬地方に本社をおき、今も昔も木材という大切な資源に愛情を込めて木のぬくもりを様々なかたちで伝え、人とまちを元気にする」(1))ことを理念とする正垣木材株式会社の開発した商品で、但馬地方に自生する「くろもじ」の香り・成分が配合されたコスメ「森水 SHINSUI」のPR動画が完成しましたので、納品に伺いました。
モデルプランの中間報告会
  • 正垣木材株式会社の商品PR動画の納品