阪南大学国際観光学部和泉研究室は「地域・観光の創造(地域資源や人的ネットワークなどを活用しながら、地域づくりや観光振興のための新たなデザインプランを思考・提案し、地域の方々と共創的に実践する)」を研究テーマとしています。和泉研究室は、平成28年度より、大阪府岬町をフィールドの1つに研究活動を展開しています。この取り組みは、岬町役場・岬町観光協会との連携事業で、平成30年度は、引き続き地域の方々とのディスカッションの機会を増加させながら、「観光」を共通項とする新たなつながりの形成を意識し、実践的な取り組みを共創的に展開させたいと考えています。
 和泉研究室2回生は、昨年、2018年12月14日・15日(1泊2日)の行程で岬町において淡輪地域の歴史資源を対象としたフィールドワークを実施しました。2019年2月21日に実施した今回のフィールドワークは、歴史資源以外の岬町の資源を理解・把握することを目的としたもので、岬町観光協会の方々の同行のもと、「青木松風庵の工場見学」、「岬町海釣り公園とっとパーク小島」、「深日洲本ライナー見学」、「まちづくり交流館」、「せんなん里海公園」、「大阪府青少年海洋センター」、「マリンロッジ海風館」などをまわりながら説明を受け、多くを学ばせていただきました。また、ランチは岬町へ移住されたご夫婦が営まれている大人気のベーグル販売・カフェのお店の「ouchipan」でベーグルのランチをいただきました。地域のみなさん、ありがとうございました。今回のフィールドワークをしっかりと今後の活動に活かしていきたいと考えています。