岡田浦漁港活性化プロジェクト ーPRポスターの作成ー

活動テーマ:岡田浦漁港活性化プロジェクト
産学連携先:岡田浦漁業協同組合


 国際観光学部和泉研究室は大阪府泉南市を研究活動のフィールドの1つとしています。
 岡田浦漁港は、近年、アナゴの養殖に力を入れていることがメディアなどにより取り上げられ、その名前が少しずつ知られてきています。また、地引網体験、漁船に乗り関空へ着陸する飛行機を至近距離にて見学する関空クルージング、海鮮バーベキュー、競りなどで賑わいを見せる朝市など、観光者などの集客にも積極的に取り組んでいる漁港です。
 私たちは、岡田浦漁港の観光者増加を思考・実践するという内容で活動を展開しています。年度当初は「昨年度に提案を行った漁港で開催するイベントデザインをブラッシュアップして実践する」、「漁港のPRポスターを作成する」という2つの内容での活動を予定していましたが、活動を進めていく中で今年度に関しては「漁港のPRポスター」に集中した内容で実施することとしました。また、就職活動や卒業論文などで時間を取られる私たち4回生に2回生も加わり、サポートしてくれることになりました。現在、フィールドワークなどで感じた岡田浦漁港の魅力が伝わるようなポスターの作成に取り組んでいます。
 なお、この活動は本学キャリアゼミの制度による補助を受けています。

国際観光学部 4年生 湯栗 未名実

学生活動状況報告

 国際観光学部和泉研究室は、「地域・観光の創造(地域資源や人的ネットワークなどを活用しながら、地域づくりや観光振興のための新たなデザインプランを思考・提案し、地域の方々と共創的に実践する)」を研究テーマとしています。私たち2回ゼミ生と4回生ゼミは、平成27年度から兵庫県養父市大屋地区において、豊富な地域資源を観光資源として活用する観光地域づくりデザインを思考・実践し、コミュニティーベースの経済振興を生成しながら、地域基盤の強化や活性化を目指すという取り組みを養父市商工会との産学連携という形態で共創的に展開させています。この活動と平行する形で平成28年度に岡田浦漁港でイベントデザインを提案し、今年度、岡田浦漁港をPRするためのポスターの作成に取り組んでいます。
 養父市では「地域」という視点で活動していますが、岡田浦漁港は1つの事業者ですので、経営的観点など、養父市の活動とは異なる視点が必要であると考えていましたが、活動を進めていく中で、「地域における漁港」、「地域に愛される漁港」という方向性が必要なのではないかと考えるようになりました。まずは漁港を地域に開いていくという方向性で活動していきたいと考えています。

国際観光学部 4年生 冨田 いずみ

参加学生一覧

池上 小百合、川脇 里菜、立花 満理奈、藤田 彰吾、宮田 保乃香、湯栗 未名実、町野 早彩、荒川 恵梨香、板金 優依、井上 直子、鶉野 昴、田上 未采、中澤 光、中野 莉菜、前羽 駿亮、道井 美希、光谷 彩、稲垣 紗菜、岩田 悠佑、清水 遼、山下 美羽、高田 有規子、小田原 由依、甲斐 雅人、川野 瑞歩、窪 悠里、田中 晃太、大門 沙紀、富田 いずみ、中野 美紅、野崎 伶奈、ボウ ティ、松岡 愛、門前 周

ゼミ集合写真