2017.3.31

2016年度:後半 国際観光学部和泉研究室研究活動報告「大阪府岬町における観光地域づくり研究」

2016年度:後半
国際観光学部和泉研究室研究活動報告「大阪府岬町における観光地域づくり研究」

 国際観光学部和泉研究室は「地域・観光の創造(地域資源や人的ネットワークなどを活用しながら、地域づくりや観光振興のための新たなデザインプランを思考・提案し、地域の方々と共創的に実践する)」を研究テーマとしています。平成28年度、2回生ゼミ17名は、大阪府岬町をフィールドの1つに研究活動を展開しています。この取り組みは、岬町役場・岬町観光協会との連携事業で、平成29年度を終了年度と予定する2ヶ年の事業です。今回は平成28年度後半の研究活動について報告させていただきます。

2016年11月6日 第3回フィールドワーク(岬町)

 岬町には、大阪府下で唯一自然の海岸線が残り、また、様々なマリンスポーツが楽しめます。このようなことからも、学生は岬町の魅力の1つは「海」ではないかと考えています。そこで、今回は岬町の「海」について深く知ろうということになり、ビーチコーミングに参加することになりました。ビーチコーミングとは、海岸などに打ち上げられた漂着物を収集・観察したりするものです。また、漂着物を加工して楽しむこともあります。今回のビーチコーミングでは、元大阪府立水産試験場の先生から多くの事を学ばせていただきました。また、漁港では地元の漁師さんが作ってくださった「ハモの味噌汁」を美味しくいただきました。終了後、学生からは「岬町はこのような学習型のコンテンツも観光者へ開いていくことが可能な地域なのではないか」という意見もあがりました。

2016年12月21日 中間発表会(阪南大学)

 岬町から4名、ハルカス大学から1名の方々に来学いただき、ご意見を頂戴しました。
 各グループ、この時に頂いた意見を参考に最終のブラッシュアップ作業に取りかかり、3月の発表本番への準備を進めました。

2017年3月13日 観光地域づくりデザイン提案発表会(ハルカス大学)

ハルカス大学において観光地域づくりデザインの提案を行いました。
 また、提案後の意見交換会において、地域の方々と活発な議論、意見交換をすることができ、大変、有意義な時間となりました。
 なお、各グループの提案内容は、以下の通りです。

学生プレゼンテーション① 「#スローロハスIN岬」井上佑太・仲川知花・矢野杏佳・岩本優花
岬町がこんな感じで過ごせる地になったら良いなあ♡という想いから、1泊2日の行程
というスタイルでプレゼン提案をします。サンセットウォーキング♡、ヨガ♡、etc。

学生プレゼンテーション② 「WELCOME TO MISAKI」小手田奨太・古川亜美・松田祥佳・氏原麻祐
「星空」と「カフェ」に着目。比較研究で訪れた「鎌倉」にも、お洒落なカフェがたく
さんあり、若者で賑わっていました。「カフェマップ」も良いかもです。

学生プレゼンテーション③ 「大阪の最南端を最先端へ」坂根晃揮・小谷尚之・清水桃子・新留由来・山本広
大阪の最南端で「グランピング」という宿泊トレンドの最先端を追求!
岬町は大阪府で唯一、グランピングが成立する自然環境を有していると考えます。

学生プレゼンテーション④ 「岬町予想図」定本健太郎・寺地広将・中埜彩子・渡部沙也加
「流しそうめん」・「鉄道の活用」などを考えました。前者は「広がる竹林」、後者は
「使用していない駅の空き地」などを見て創造しました。有効活用!

 以上が岬町における1年目の研究活動のプロセスです。2回生というゼミが始まる初年度であるにも関わらず、ゼミ時間外や休日にグループで集まるなど、自分たちで自分たちのグループをマネジメントしながら、デザインをまとめてくれたと考えていますが、観光地域づくりは始まったばかり。これからが本番です。
 2年目である平成29年度については、提案させて頂いた観光地域づくりデザインをベースとしてアクションにつなげていきたいと考えています。同時に地域のステークホルダーとも連関を生じさせ、地域の方々のディスカッションの機会を増加させながら、「観光」を共通項とする新たなコミュニティーの形成を目指し、観光地域づくりのきっかけとなるムーブメントを創発させたいと考えています。