2025年に日本国際博覧会が大阪の地で開催される予定です。国際博覧会はまいかい様々なテーマで開催されていますが、開催後の跡地利用もまた重要な課題です。SDGsに準拠したまちづくり、現今の新型コロナウイルス感染症をふまえたソーシャルディスタンスなどの取り組みが、跡地利用において重視されていくことでしょう。
 そこで国際観光学部の堀内が担当する専門演習1(3年次ゼミ)では、2020年10月23日に吹田市の万博記念公園と、隣接するEXPOCITYを訪れ、障害のある人が使いやすいかどうか、アルコール消毒などの対策がとられているか、混み具合はどのような程度かなどの調査を行いました。あいにく当日の午前中は雨だったため、ふだんとは客の様子は違っていたかもしれませんし、なにより雨天の中を歩き回るのは大変でした。ですが、施設の様子などについては把握できたと思います。
 現在、海外旅行が制限されほとんど不可能な状態です。また自由に海外旅行ができるようになったとき、上海やミラノなど、他の国でおこなわれた博覧会跡地の様子も確認して欲しいと思っています。今回の調査の成果については、学会などの場で発表する予定です。