世界銀行と市民社会 インスペクション・パネルの事例を通じて

段 家誠教授が、11月21日(金)台湾・台南市の国立成功大学で「世界銀行と市民社会 インスペクション・パネルの事例を通じて」と題して招待講演を行いました。
講演では、世界銀行の歴史に加え、歴代主要総裁や著名チーフエコノミスト、ならびに環境と開発問題に関連した重要なプロジェクト事例等が取り上げる一方、日本と台湾の環境保護等に取り組むNGO(非政府組織)の活動と市民社会の役割についても幅広く言及しました。講演会には、国立成功大学の教授をはじめ多くの研究者やNGO関係者が参加するなど、講演を含めて約3時間にわたって、活発な議論と質疑応答がなされ、その関心の高さがうかがえました。なお、段教授は今回の演題に関連した著書「世界銀行とNGOs —ナルマダ・ダム・プロジェクト中止におけるアドボカシーNGOの影響力」(築地書館)を出版されています。
  • 段 家誠教授
  • 招待講演の様子
  • 招待講演の様子