2016.11.29

ニューカッスル大学在学研究報告

ニューカッスル大学在学研究報告 前田利之

連載講座「インターネットと経営」は、高度に情報化された社会やビジネスに関して、経営学部教員の専門をもとに様々な観点での話題を提供することになっています。前田利之先生は、現在、英国のニューカッスル大学で在学研究に取り組んでおられますので、その滞在記の話題を提供いただきました。
30万人くらいのこじんまりした町です。ただ、大学誘致を積極的にしているようで、Newcastle University の他にも Northumbria University, Newcastle College 等いくつか大学があり、英国としてはかなり若者が街中に多く、活気があるように感じます。

前田は大学のなかの Open Lab という研究所を拠点としています。この研究所は人間とコンピュータとの接点 (Human Computer Interaction) を専門としているところで、所長の Patrick L. Olivier 教授のもと100人規模で研究を進めています。前田はたまたま Patrick とは20年以上の付き合いということで受け入れてもらいました。前田は現在のテーマとしては、講師のDr. Robert Comber と、その担当大学院生の Alexander Wilson と共同で、ツイッターの分析からニューカッスル市の都市計画への提言を抽出するプロジェクトを進めようとしています。いわゆるビッグデータ解析の応用ですが、いろいろ難しいところもあり、日々頑張っています。

なお、先日研究所内でこれまでの研究内容を短く講演したものがYou Tube に上がっていますので興味ある方はご覧ください。