2023.5.18

イベントを通じて、自分が成長できた点と改善点

産学連携先:NPO法人やんちゃまファミリーwith

このゼミは、実際の経験を通じて社会人に必要となる社会人基礎力の向上を目指したゼミです。3年生と4年生に本格的にゼミ活動が始まり、この2年間を通じて高齢者や未就学児や小学生やその親など幅広い年齢層との交流を行います。自分から積極的に関われば関わるほど、ゼミの活動は楽しくなり、さらに自分の成長も感じられると体感しました。人と関わるのが好きな人ももちろん、ちょっと苦手意識を持っている人でも一歩勇気を出してこのゼミに入ることで、より良い大学生活を送れます。
経営情報学部 佃 綾音

学生活動状況報告

 私は今回、未就学児、小学生とその親を対象としたイベント運営に携わりました。このイベントの開催が決定した時、子供に少しの苦手意識を持っていた私は不安が大きくありました。それでもやるなら楽しんで欲しいと言う思いでイベントの準備段階から一生懸命に取り組みました。いざ、イベント本番となった時人の入りはどのくらいなのか、本当に楽しんでくれるのか不安もありましたが、子供が1人また1人と増えていくうちに積極的に自分から声がけを行えるようになりました。子供は素直でこちらが怖がって近づかないと近づいてくれないけれど、自分から近づくことができれば子供も少しずつ心を開いてくれるようになりました。最後のお菓子釣りの時には、子供たちが自ら私これ釣ったーっと次々に私のところに見せに来てくれてすごく嬉しかったです。それでも1、2時間程度では心を開いてくれない子もいました。それは仕方がないけれど、その子を放置するのではなく、もっと積極的に声をかけに行けばよかったと後悔があります。子供が孤立してしまうとその親も孤立してしまうので、全員が一緒になれる空気作りを積極的に大学生がするべきだと思いました。でも、全体を通して私なりにできることをしっかりとやれた気がするので満足感や達成感をすごく感じる良いイベントでした。本当に参加できてとても楽しかったです。
経営情報学部 佃 綾音

ゼミ集合写真

参加者一覧

安藤 虹耶、糸井 拓人、岩根 莉央、奥田 航至、川北 竜矢、康 起甫、古角 蓮汰、榊原 慎吾、佃 綾音、中川 莉久、中嶋 幸志郎、永恵 晴輝、長嶺 幸聖、西村 優力、朴 勇貴、前谷 成好、三浦 大優、山田 健太

連携団体担当者からのコメント

NPO法人やんちゃまファミリーwith
田崎 由佳 様

今年はワク♡ドキフェスティバルに共同主催として関わらせて頂きました。当初40組の親子を募集しようとの話でしたが、コロナ禍や近隣の複合施設のプレオープンに伴い14組の申し込みになりました。結果的にちょうどいい人数だったと思います。正面玄関から少し離れた場所での開催に学生さん達が道案内に立ってくれて迷う事なく体育館に辿り着けたり、司会もとても上手に進行されていたり、どのプログラムもなかなか凝っていて親子さんも学生さんも笑顔いっぱいのフェスティバルだったと思います!

教員のコメント

経営情報学部
光安 知佳子 先生

今回2回目となる「ワク♡ドキフェスティバル」はコロナ禍の影響もありながらも昨年に引き続き、対面での実施を行うことができました。コロナ禍の実施は、単にイベントを楽しんでいただけること以外にも感染症対策の工夫についても考える必要があります。通常の実施に加えて当日を迎えるまでに参加者が安心して参加していただけるよう学生達は頭を悩ませながら、さまざまなイベントを参考に話し合い意見を出し合っていました。通常よりも困難な状況の中での取り組みは、今後の彼らにとって、必ず意味のある取り組みとなることでしょう。今回の経験を活かし、今後の活動に期待したいと思います。