産学連携先:松原市社会福祉協議会

 光安ゼミでは普段関わる機会が少ない自分達とは異なる世代の方と交流する機会を設けて普段では味わうことのできない体験やどうやった楽しんでいただけるのかを考えながら取り組み、社会に出たときに必要になるコミュニケーション能力を向上させることを大事にしているゼミです。キャリアゼミでは、実際に年齢層の低い方や高い方とふれあう機会を設けイベントを開催し「楽しかった」や「元気をもらえた」などの声をいただけるよう取り組んでいます。
経営情報学部 西浦 昇吾

学生活動状況報告

 元希者カフェに参加させていただき、私達が考案した脳トレーニングのプログラムを実施させていただきました。元希者カフェの中で少しお時間をいただき、緊張もありましたが高齢者の方々と一緒に脳トレを通して交流を深めることができました。イベント当日を迎えたときに私は少し緊張していましたが、いざイベントが始まり高齢者の方々の前に立ち挨拶したときに皆さんが温かく受け入れてくれたので一瞬にして緊張はほぐれスムーズに進行することができてとても良かったです。少し難易度の高いゲームを用意していたのですが、皆さんとても上手で驚きを隠せませんでした。今回のイベントを通じて私は世代が違えど、コミュニケーションを取りながら一緒に取り組むことで楽しく活動することが可能であるということに気づきました。今後も様々な方法で異なる世代の方とコミュニケーションをとっていきたいと思いました。貴重な経験をさせていただき、ありがとうございました。
経営情報学部 西浦 昇吾

ゼミ集合写真

参加者一覧

大庭 空弥、奥村 光、北浦 空悟、北山 遥都、西浦 昇吾、林 緩大、林 颯太、村上 陸、村治 芳浩、矢野 翔大

連携団体担当者からのコメント

松原市社会福祉協議会
三島 昌和 様

 まつばらテラス(輝)で実施している元希者カフェにて、光安ゼミの皆様にレクリエーションをしていただきました。
レクリエーションの時間が始まった当初は、学生の方は少し緊張されている様子でしたが、身振り手振りを交えながら説明、交流をする内に緊張がほぐれて、笑顔が見受けられていました。
複数のグループに分かれてレクリエーションを実施した時には、どのグループでも笑い声が聞かれ、大いに盛り上がっていたと思います。学生と高齢者とが関わることが少なくなっている昨今なので、当日カフェにご参加頂いた方にとって、とても楽しい時間になったと思います。

教員のコメント

経営情報学部
光安 知佳子 先生

 初めての取り組みに2年生は少々戸惑いを見せながら活動のスタートを切りました。彼らはコロナ禍で入学し、新しい学生生活は対面での大学行事は殆んどなく、授業もリモート中心という通常とは異なる学生生活を送っている学生たちでした。
今回のプログラムについての話し合いも軌道に乗るまでが遅く、学生同士もお互いの距離感がつかめず、スタート時は時間がかかっていましたが彼らなりに工夫をしながらコミュニケーションを取ることで徐々に改善し、最終的にはこちらが思っていた以上の力を発揮し、参加者の方から沢山のお褒めの言葉をいただく結果となりました。学生の活動が思うように進んでいない、または壁にぶつかっている場合、ついつい口を出したくなりますが、状況に応じて、教員側も忍耐強く見守ることが彼らの成長に繋がることを実感しました。
今後の彼らの取り組みに期待します。